ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

大晦日だというのに・・・

2005年12月31日 | 世間話
♪チャンチャカチャンチャン、チャチャンカチャン

「年末年始にDVDを撮ろうと思っていたら、レコーダーが壊れましたー」
チックショオオオッ!!

と、小梅太夫風に叫ばずにはいられないことが起きました

しかもしかも、ハードディスクに入ってる分も全部消えちゃったのです。
やってくれるじゃありませんか、よりによってこの時期に。
消えてしまったものはしょうがないけど(ホントはすごく悔しい)、新年のいろいろが録画できないのはイタイです。

まあ、それはそれでおいといて
大晦日、いかがお過ごしですか。
私は大掃除ならぬ小掃除(普通の家の普段の掃除程度)をして、黒豆を煮ているところです。午後は、お煮しめを作って買ってきたおせち料理と詰め合わせます。

自分で作るのは、この黒豆とお煮しめだけなのですが、特に黒豆にはこだわりが・・・。
「一晩水につけた黒豆を沸騰した煮汁にいれて、表面の一箇所がゆらゆらするくらいの火加減で、6、7時間煮る」だけなのですが、煮上がりはピカピカふっくら。薄味でやわらかくて結構おいしいんですよ。
生協で注文した中華おせち1万円もあるので、内輪の新年会としては十分でしょう。

そうだ、お花なんかも真似事ですが、生けなければ。
ブログやってる場合じゃないですね

みなさま、今年はブログ初心者のラッコ庵にお付き合いいただき、ありがとうございました。来年も(いろいろな意味で)よろしくお願いします。

「ラッコ庵日乗」は皆様のご協力で成り立っているブログです。

こんな本を読んだ:「博士の愛した数式」他

2005年12月29日 | 本あれこれ
今月読んだ本のご紹介です。

「博士の愛した数式」小川洋子著
普通なら私の絶対読まないタイプの本ですが、数学好き?の妹が貸してくれたので読みました。
映画も公開されているので、大体のストーリーはご存知の方が多いかと思いますが、事故の後遺症で80分しか記憶がもたない「博士」と、家政婦親子の交流をたんたんと描いた、「アルジャーノンに花束を」日本版のような、透明な悲しみに満ちたお話です。
永遠に変わらないものの象徴としての「数学」に対して、変わりゆくものの象徴?としての阪神タイガースのエピソードが、物語にユーモアと哀しみを添えています。

「金春屋ゴメス」西條奈加著
ファンタジーノベル大賞受賞のSF。
「近未来の日本国の中に、治外法権、鎖国制度の『江戸国』がある」という、もともとのアイデアがすべて、の作品なのに、江戸国のディテールが何とも薄っぺらいのが残念。登場人物もどこかの時代小説から借りてきたようなのばかり。
第一、タイトルにもなっている「金春屋ゴメス」の人物像が意味不明です。
作者には「ファンタジーはリアリティのある描き方をしてこそ表現できるものだ」という、かのピーター・ジャクソン監督のお言葉を贈りたい。
もっと中身の濃い「江戸国」の物語を読みたいです。

「なんて素敵にジャパネスク」氷室冴子著
ここにも書きましたが、主人公の名前と娘の名前が同じなので、「読んでみたら」と友人が貸してくれました(「ここから採ったの?」と聞いた人とは別人)。
おお、面白いじゃないですか!?
平安朝痛快冒険活劇、という感じでどんどん読めちゃう。
これはマンガになっても面白かったでしょうね。
平安時代の貴族の生活や用語についてもさりげなく解説してくれるし、古典文学の入門編として受験生にも有難い本です。

実は、これをアップするにあたり、アマゾンのアソシエイトIDというものを取って画像をリンクしようとしたのですが、どうしても上手くいきませんでした。
「HTMLコードをコピーし」まではいいのですが、「Webサイトのコードに貼り付ける」って?
編集画面にそのまま貼り付けると、下のプレビューにはちゃんと画像が出るのですが、ブログに反映されません。
どなたかgooblogのかた、教えていただけませんでしょうか?
(すみません、他に聞く人がいないもので・・・。永遠の初心者より。)

教えて!お宅のお雑煮

2005年12月28日 | 世間話
クリスマスが終わればすぐお正月。
お正月といえばお雑煮。
以前、ちょっと興味があったので、まわりの人に家のお雑煮について聞いたところ、すごくバラエティに富んでいてビックリしたことがありました。

そこでなるもにあさんの「教えて!シリーズ」に習って、お雑煮について伺います(スケールが小さくてすみません・・・)。

題して、
教えて!お宅のお雑煮

出身地、汁の種類(味噌、しょうゆ)、はいっているもの、お餅の種類(丸餅、切り餅、焼く、煮る)、お雑煮にまつわるエピソード(たとえば「一日は夫の実家風、二日目は妻の実家風」)など教えてください。

ちなみに、我が家はおつゆはしょうゆ味で、具は大根、にんじん、ごぼう、里芋、小松菜、なると、しいたけなど盛りだくさん。お餅は切り餅で、焼いてから入れます。
私は両親が九州出身、夫が宮城県出身ですが、具はほとんど同じでした。ただ、実家は具を大きく切るのに、夫のほうは細切りにするという違いがありました。
今はすぐ煮えるほうがいいので細切りにしています。

それからびっくりしたのは、夫の方では、お雑煮と並行してお汁粉も食べることです。お汁粉というより「ゆるいこしあんをからめたお餅」というほうが近いかな。多分お正月が、ありったけのご馳走を食べるハレの日だったころの名残りと思われます。
思えば、結婚して初めてのお正月はカルチャーショックの連続だったな~。

以前の調査?では、丸餅と切り餅の境界線はだいたい岐阜県の関が原のあたり。
うどんの関西風と関東風の境界もこの辺だと聞きました。
さすが関が原、いろんな意味で「天下分け目」になっていたんですね。
(豆知識:「関が原」の「関」とは昔ここにあった「不破の関」のこと。ここより西を関西、東を関東といった。とすると名古屋は関東ってことか・・・)。

私が憧れているのは、四国?のどこやらにあるというあん入りのお餅が入った味噌味のお雑煮。一度でいいから食べてみたいなあ。

中華街パンダ事件

2005年12月27日 | 世間話
パンダです。

歩くんです。

首を振るんです。

目が緑色に点滅するんです。


え~、
これは何かといいますと、息子へのクリスマスプレゼントです。
いい年した息子に何だ?とお思いでしょうが、ヤツはとにかく脱力系キャラ好き。
これも前に写真で見て気に入っていたようなので、中華街に行ったとき購入しておきました。

で、内輪のクリスマスパーティーでお披露目したのですが・・・なんと!
スイッチを入れたら、チャイニーズな音楽とともに歩き出したのはいいが、ほんの数歩で止まってしまったのです!
あとはモーターの音だけはするものの、まったく動かず。

「きっと一発芸だったんじゃないの?」
と、なぐさめましたが、その一発芸さえよそ見をしていて見ていなかった息子はあきらめきれない様子。
翌日自分で店にとりかえに行きました(近くです)。

私は、高い物ではないし、もうレシートもないし、中華街だし(ごめんなさい!)ダメだろう、と半ばあきらめていたのですが、意外なことにすぐに交換してくれたそうです。
なんでも、何個かにひとつは不良品が混ざっているらしく、時々あることらしい。店の人は「近くの方で交換に来てくれればいいんですが、遠方の観光客が買っていって、郵送で交換を頼まれると大変です」と話していたとか。
お詫びというわけかパンダのマグネットまでもらいました。

横浜中華街南門シルクロードの、その名も「ぱんだや」さんです。
店の前のテーブルで、ペットボトルにつながれたこのパンダが、断末魔の悲鳴にもにた音楽とともにグルグル回っているのですぐわかります。

なんともチャイニーズなパンダ事件の顛末でした。

好きな海外テレビ番組

2005年12月26日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
いつも生きのいい話題を投げかけてくださる、なるもにあさんのブログ。こちら
今度のお題は「教えて!あなたの好きな海外テレビ番組」です。

思いつくままにあげてみます。
一番古い記憶は「名犬ラッシー」とか「宇宙家族ロビンソン」ですが、よく憶えていません。意識して見たのは・・・

「スパイ大作戦」:
子供にとっては「深夜」の時間帯に、一人で起きてみていました。すごい仕掛けにいつもビックリ。
ジム役のピーター・グレイブスより変装の名人役のマーチン・ランドーが好きでした。シナモン役のバーバラ・ベインは、「アメリカではこんなのが美人なのかな~」といつも不思議でした。

「アンクルから来た男 ナポレオン・ソロ」:
デビッド・マッカラム演じるイリヤ・クリヤキンに萌え~でした(笑)。矢島正明さん、野沢那智さんの吹き替えも軽妙でよかった。

「謎の円盤UFO]
中学時代になぜかはまったイギリス製SFドラマ。
「サンダーバード」や「スペース1999」と同じプロダクションで、予定調和っぽくないところがよかったのかな。女性のコスチュームもいかにもなSF調で。
ストレイカー司令官役のエド・ビショップにファンレターを出したのは私です(不発弾)。

今、調べたところ、フォスター大佐役のマイケル・ビリントン(「プリズナーNO.6」にも出演)と、エド・ビショップはともに今年の6月に亡くなっていることがわかりました。ご冥福をお祈りします。

「刑事コロンボ」:
説明するまでもない名作推理ドラマです。
聞く所によると、アメリカでより日本で人気があったとか。さえない主人公、ってアメリカではあまりうけないのかな?でも面白かった!若い頃のスピルバーグなんかも監督しています。

「名探偵ポワロ」:
前にもここに書きましたが、大好き!
デビッド・スーシェ(と熊倉一雄さん)の名演技もさることながら、背景の街や建物などのこだわりぶりもすばらしい。
何度でも見たくて、一大決心をしてDVDボックス買いました。

番外編
「モンティパイソン」:
これを国営放送でやるイギリスって、懐が深いというか何というか~。「イギリス」というものが少しわかったような気にさせてくれた番組。
東京12チャンネル(今のテレビ東京)で、深夜にみた時には、無名のタモリが前座?を勤めていました。その意味でも印象深い作品。

今のことはすぐ忘れるのに、昔の俳優さんの名前を覚えているのはフシギだなあ(思い違いがあったらごめんなさい)。
そういえば「テレビジョンエイジ」とか「スターログ」なんていう雑誌を買って愛読してたっけ。今もどこかにあるはずです。

受験生の楽しみ!?

2005年12月25日 | 世間話
高3の甥は、一応進学校に通う受験生。
古典で「源氏物語」をやっているとき、友達が言ったそうだ。

「若紫、萌え~」

おいおい、と思ったけど、よく考えてみると、これこそ正しい「源氏物語」の読み方なのかも。
古典の名作も、リアルタイムでは「キャー、源氏の君すてき~!」「私は頭の中将がすきだわ~」というノリで読まれていたに違いないのです。
「女子供のもの」と思われていた物語を、中にはこっそり読んで「若紫萌え~」って、叫んでいた男もいなかったとも限らない、と思うラッコ庵でした

<画像は、娘が作ったお菓子の家です。>

ウェンツ瑛士と「天才てれびくん」

2005年12月22日 | 世間話
紅白の話の続きです。

ウェンツ瑛士って、CDデビューしたばかりなのに何故紅白に出るの?と不思議にお思いのあなた!
それは、彼がNHK教育の子供番組「天才てれびくん」のレギュラー「てれび戦士」だったからです。きっとNHKへの貢献度が評価されたのでしょう。

生き馬の目を抜くテレビ界で「顔はいいけど頭はちょっと・・・」というポジションを見事獲得したウェンツ君。
彼に続けというのでしょうか?
最近クイズ番組でよく見かける、正体不明の日本語ペラペラの外国人やハーフのタレント、あれは大抵てれび戦士出身と思って間違いありません。

外国人ではありませんが、タレントの大沢あかね(大沢オヤブンの孫)とか、山口美沙(「伊東家」のみさちゃん)もてれび戦士出身。
こうしてみると、「天才てれびくん」は、結構タレントを輩出していますね。
売れる前のお笑い芸人もよく出ているし。

え、何故そんなによく知ってるかって?
我が家はずーっと子供がいるからです。
といっても二人なんですが、年がすごく離れているので子育て期間が長い長い・・・。

なぜ、みのもんた?

2005年12月21日 | 世間話
元来コンサバティブな我が家では、大晦日は「紅白」を見て「ゆく年くる年」を見て、「除夜の鐘」ならぬ「除夜の汽笛」(横浜だから)を聞いて、おそばを食べて寝る、ということになっております。
最近は、夫と息子が別室で格闘技を見たりすることもありますが、やっぱ王道は「紅白」でしょう。
実は普段、歌番組をほとんど見ないため、テレビで見るのはこれが最初で最後という歌手も多いのですが、それなりに「今年はこんなのが流行ったのか~」「だれだれって、こんな顔してるのか~」と確認する年中行事です。

だけど、今年はどうしようかなー。

なぜ、みのもんた?
私の周りだけでも「みのもんたなら見ない」って人がたくさんいます。
多分その声を受けて、あわてて山本耕史と仲間由紀江を追加したんでしょうね。

NHKの上層部って何にもわかっていないんだな、と思いました。
「まっすぐ真剣」なら局アナで勝負しなさい。

もらってみたいプレゼント

2005年12月20日 | 本あれこれ
クリスマスです。

クリスマスといえば「飛ぶ教室」ですね~。
私の持っている「飛ぶ教室」は、講談社の少年少女名作全集の一冊で昭和40年(!)発行の高橋健二訳のものです。小学生のとき、まったく予備知識なく読んで大好きになった本です。

そしてそして、ちょっと自慢なのですが、挿絵がなんと「あの」寺島龍一さんなんです~。
たまたまではありますが、その後の私の人生に大きな影響を与えた「アーサーランサム全集」と「指輪物語」に挿絵(ランサム全集は船の絵)を提供しておられる寺島さんとここで出会っていたことに後で気づいたときは、大袈裟でなく運命的なものを感じました。

このペン画の挿絵がまた、すばらしいのです。
シンプルでありながら温かみとユーモアがあってこのお話にぴったりで。
箱絵はカラーで雪合戦の場面、口絵は劇の場面とべク先生と禁煙先生の再会の場面。私にとっての「飛ぶ教室」は、高橋健二さんの訳と寺島さんの絵と分かちがたく結びついています。

印象的な場面はたくさんありますが、あえてひとつ選ぶとすれば、いろんな感動的シーンを押しのけて、子供の頃大好きだった「マルチンが家に帰って、両親から送られたクリスマスプレゼントをあける場面」を挙げたい。

「すばらしいものがはいっていました。お母さんの手で縫った、新しい寝巻。毛の靴下が2足。チョコレートをきせた、蜜入りのお菓子の包み。南洋のことをかいた面白そうな本。スケッチブック。それから何よりすてきだったのは、ボール箱いりの最上等の色鉛筆でした。」

寄宿舎の生活に役に立ちそうなもの、おなかを満たすお菓子、心を満たす本、絵の上手な息子の喜びそうなもの・・・貧しい両親が、一生懸命考えて愛情のありったけを詰め込んだのがわかるプレゼントです。
私もこういう、心と体に効きそうなプレゼントをもらってみたい!

<もらうだけかい?!
すみません、自分が子供にあげるのは、いつもねだられたおもちゃとかゲームばかり。本当に心に残るプレゼントは考えるのも用意するのもエネルギーがいりますからね。

6年生の娘は、この本を、今年やっと読み終えることができて(以前、ハハが薦めた時は挫折した)、国語の授業で「好きな本」として発表したそうです。
そのとき先生に「すごい本だね(ボロボロで)」といわれたとか
なんたって、先生が生まれる前の本だもんね。

カリスマの証明

2005年12月20日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
息子の監督就任で、宮崎さんがカリスマであることが改めて証明されましたね。

まあ、私の中で宮崎さん(&ジブリ)は、一作ごとに「どうでもいい」ものになってきていたのでほっとけばいいのですが・・・。
でも、まったく監督の経験のない人が、ミヤザキの名前と「ゲド戦記」の威光で、(少なくとも一作は)成功が約束されている、というのはなんか釈然としません。

でもやっぱり見にはいくだろうなあ。
どうか、息子氏が「普通の人にもわかる物語」をつむぐ才能のある人でありますように。
原作はあえて読み直さずに見に行きます。

猫つながり

2005年12月19日 | おでかけ記録
猫つながりで思い出したご近所のうわさですが。

観光客でにぎわう山手本通りから、ちょっと入ったところ。
山手カトリック教会の裏手に山手公園というひっそりとした公園があります。
日本テニス発祥の地として、テニスコートやテニス記念館などもある由緒ある公園ですが、ここにちょっと高級そうな黒猫が多数生息しているのだそうです。

これは、バブルの頃この前の豪邸に住んでいた千昌夫の置き土産。引っ越すときに猫と犬を捨てて行ったんだって!
犬(ボルゾイ犬だそうです)は近所の獣医さんが引き取りましたが、猫は住み着いて繁殖しているらしいです。

「この辺の人はみんな知ってるわよ」
とは、この近所に住む友人の話でした。
そのときにはそれどころじゃなかったのでしょうが、千昌夫は動物を捨てるな~!

みんなのうた「グラスホッパー物語」

2005年12月18日 | 世間話
「みんなのうた」の今月の歌「グラスホッパー物語」、もうご覧になりましたか?
あのノッポさんこと高見映さんが、自ら作詞した歌を歌い、踊り、語りまであるという、ノッポさん一人舞台の5分曲です。

なんとも味のある伊藤<ニャッキ>有壱のアニメーション(合成)と、「チムチムチェリー」風のメロディーがあいまって、ノスタルジックな雰囲気。
「バッタのおじいさんが若かりし日の冒険を孫バッタたちに語る」という内容で、古いアニメファン(誰?)なら、フライシャー兄弟の「バッタ君町へ行く」を思い出さずにはいられないでしょう。

今月のもう一曲「クロ」も、おーなり由子さんの絵がしみじみとして、猫好きの人は泣けちゃうかも。

「おしらせ」と「しあわせ」のあいだ

2005年12月16日 | 世間話
です。
ブックマークでもご紹介している超絶お弁当ブログ「Rico&Coco」の、りここさんのお弁当が今週の「週刊文春」のグラビアページを飾っています。
しかもりここさんの顔写真つき(カラーでないのが残念!)。
りここさんたら「カリスマお弁当主婦」だったんですね
私はこの中では片山センセイが好きかな。そっくりです。
おかずも相変わらずおいしそう!
ぜひご覧ください。

タイトルは、知り合いのアメリカ人主婦(在日経験長し)の会話から。
「(日本語の)『おしらせ』と『しあわせ』って似てるからよく間違えちゃうのよね」
「そうそう」
そうなのか!?

電波系

2005年12月15日 | 世間話
「そういえばこんなもの、もらったんだけど」
と夫が大型の茶封筒を差し出しました。
朝の通勤時、駅に行く路上で見知らぬおばさんが、
「読んでください」
と配っていたんだそうです。

あけてびっくり。
「家の前を通る高校生が、私の悪口を言っている」
「家にビデオカメラが取り付けられていて、みんなが私のことを知っている」
などなど、微にいり細にいり具体例が書かれているワープロ文書でした。

キタ~っ!
これって典型的な、ホンモノの「電波系」じゃん。
夫が「電波系って何?」と聞くので説明してしまいましたよ。

これまでネット上ではそれらしき人を見かけたことがありましたが、こんな近所にねえ。
だって、「私がテレビを見ながらお刺身を食べていると、テレビの中の人が『お刺身おいしそうだね』という」とか書いてあるんですよ。
以前テレビ番組に投書したことがあって、それが原因だと考えているらしく「みのもんた」さん宛ての抗議文も同封されていました。
テレビ局ってこういうのがたくさん来るんでしょうね。ほえ~

もちろんテレビ局だけでなく、警察や、高校、教育委員会、人権相談センターなどなどにも再三訴えている模様。それでも相手にされないので、路上で配るという非常手段にでたようです。自分の住所氏名まで明記して。
これはあきらかに病気でしょう?病院を紹介するとか何とかできないのでしょうか。

「私は普通の人間だから、普通の生活をしたいだけなのに」と繰り返し訴えているのが、なんともいえません。

今日の姉歯さん

2005年12月15日 | 世間話
国会証人喚問で、姉歯さんが
「私が申し上げる立場ではありませんが、民間審査機関はもっと厳しくチェックして欲しい」
というようなことを言っていました。

いいなあ。
もっと言ってやって。
もう失うものはないのだから。<そこ、深読みして反応しないように。

その後の報道から、建築士の中でも構造計算をする人は、一段低く見られていることがわかってきました。
昨日の証人喚問でも設計会社の社長?が見くだし気味に「構造計算屋」と呼んでいたし。
いろいろあったんですね、姉歯さん。