ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

「名探偵ポワロ」とあこがれの職業

2005年11月29日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
TVドラマ「名探偵ポワロ」(アニメじゃない♪)の大ファンです。

もともと私はアガサ・クリスティーの、あまりいい読者ではありません。
ポワロも昔、何作か読んだことある程度で、正直、原作を読んでも、ピーター・ユスチノフがやったポワロを見ても、ポワロのどこが魅力なのかさっぱりわかりませんでした。
それが、デビッド・スーシェの実に人間的なポワロを見て初めて得心がいきました。熊倉一雄さんの吹き替えも絶妙。
さらに、1920年~30年代の町並みや、建物、インテリア、ファッションがすばらしい。ポワロの住んでいる「ホワイトへブンマンション」もドラマのデータベースによれば実在している模様。イギリスに行く機会があれば、行ってみたい場所が増えました。
原作のファンには怒られるかもしれませんが、私にとってのポワロはこれしかありません。

じゃあ、「あこがれの職業」って探偵?とお思いでしょうが、
Non,non,ママゼッル、
ちがいま~す。

それは、ポワロにもよく出てくる「お話し相手」。
ほら、お金持ちの奥様が連れてるでしょう、使用人なんだろうけど召使いではなくて、食事なんかも一緒にしている若い女性(時には同年輩の女性の場合もある)。人に紹介するときは「話し相手の誰々」って紹介しています。
あれって、いいよねー。
普段は奥様の話し相手をしたり、身の回りの用事をしたりしていますが、ちゃんと一部屋もらえて、豪華な海外旅行なんかにも連れて行ってもらえて、しかもお給料がもらえる!

まあ、たいていの場合、奥様は高飛車で「お話し相手」を邪険に扱ったりするわけですが、そのくらい我慢します。
誰か私を「お話し相手」に雇ってくれないかなー。
話題豊富で、飽きさせませんから、って・・・無理!
「古きよき時代」のお話ですね。

うろ覚えですが、「レベッカ」の主人公もはじめ「お話し相手」じゃなかったっけ。それとも家庭教師?

古王国記Ⅰサブリエル(ネタばれあり)

2005年11月28日 | 本あれこれ
ブログを始めてから、「読まなきゃ」本リストが長くなるばかりでうれしいような困ったような。
その中から、kaliさんお薦めの

古王国記Ⅰ「サブリエル・冥界の扉」 ガース・ニクス著 主婦の友社

を読んでみました。

いろんな意味でユニークな作品でした。
まず、科学技術文明の国アンセルスティエールと、魔術が栄え死霊が徘徊する古王国という二つの国が、壁によって隔てられているという、その世界観がユニーク。
主人公が18歳の、少女というより若い女性であることもユニーク。
「チャーター魔術」とか「フリーマジック」などの、魔法のありようもユニーク。
なにより「冥界」の描写がユニーク。

アンセルスティエールの寄宿学校で育てられた主人公のサブリエルが、魔術師であった父の行方を捜して古王国に、そして冥界に分け入っていくというストーリー。
古王国や冥界の情景は目に浮かぶようにリアルだし、主人公が妙齢の美女で、魔法あり、戦いあり、ロマンスありとくれば「映画化」の三文字が頭に浮かびましたが、即座に否定!
だって、全編、血と死体とゾンビだらけなんだもん。

でも読む分には、このダークさも魅力のうちです。
あ、それから忘れちゃいけないモゲット!

早く続きを借りてこなくちゃ。

姉歯建築士とコンプライアンス

2005年11月22日 | 世間話
マンション耐震計算偽造問題、どんどん広がっていますね。
震度5強で倒壊の危険、って、冗談じゃないです。
その当事者の姉歯秀次一級建築士がテレビのインタビューに応じているのをみて不思議な気持ちになりました。

「問題が大きすぎてどうしたらいいのかわかりません」
って、まるで他人事みたい。
さらに不思議なのが、なぜ偽造しなければならなかったのか、必然性がないこと。普通こういうことは人間の「欲」が原因に決まっています。
ところが姉歯さんは、
「建築費を安くあげられると、注文がたくさん来た」
とは言っていますが
「お金に困っていたんですか?」と聞かれると
「別に」。

結局誰の得にもならなかった不思議。

ここからは想像に過ぎませんが、この人は人にNOと言えない、を通り越して、誰にでもいい顔をしてしまう超イエスマンなんじゃないでしょうか。
建築会社に
「先生、もう少し安くあげられませんかねえ」
といわれると、たとえ安全性を犠牲にしても
「仕方がないなあ、じゃあ何とかしてみましょう」
とその場しのぎのいい顔を見せてしまう・・・という。

黙って隠れていてもいいのに、テレビのインタビューに応じて、余計なことを言ってしまうのも、
「せっかく来てくれてるのに、答えなきゃ悪い」
という善意からではないでしょうか。
この人を見ていると、いま風の、逆風も挫折も知らないまま大人になってしまったエリートの一典型のような気がします。
「どんな悪事も、最初は善意から始まっている」
と言ったのは誰でしたっけ?

それから、設計を審査する民間機関の「Eホームズ」ですか、あそこの人が記者会見で、姉歯さんのことを、はき捨てるように
「あんな人物」
と呼んでいましたが、あんたにそれを言う権利はない。だって、あんな人物があんなことをしないように、お金をもらって審査してるんでしょ。
「この日本で、まさかそんなヤツはおらんやろう」という先入観が、審査を甘くしたとしか思えません。
姉歯さん一人の問題ではなくて、
「この日本で、まさか」
というようなことが起こる世の中なのです。

企業の不正が次々と明るみに出てうるさく言われるようになった「コンプライアンス」。普通「法令遵守」と訳しますが、これだと「法令さえ守ればいい」というふうにも聞こえます。
で、もっと拡大して「社会通念に反することはするな」。
さらに拡大して「みっともないことするな」。

以上は夫の受け売りですが、そうだとすると遠くは江川卓の「空白の一日」事件とか、近くはホリエモンや三木谷社長の買収劇なんかも、問題アリですかね。

P.S.
妹に
「姉歯建築士ってあやしいよねー」と言ったら、
「うん、絶対かつらだよねー」。
それかい!



「みんなのうた」のこと

2005年11月21日 | 世間話
お二人からコメントを振られてしまったからには(?)、「みんなのうた」について語らないわけには行かないでしょう。

実は、幼少のみぎり、第一回放送から見ているファンです。
長年の間には、よく見ていた時期、ほとんど見ていなかった時期、いろいろありましたが、ずーっと見続けてきました。
そんなの自分だけかと思っていたら、世の中にはいるんですねー「みんなのうた」好きが。

みんなのうた缶

ねむりたりさんのこのサイトを見つけて「みんなのうた」熱が再発してしまいました。すごい労作です。

このサイトをみると、特に「みんなのうた」ファンというわけではない人も含め、いろんな歌がいろんなシーンでいろんな人の心に触れてきたということがわかって、ちょっと感動してしまいます。

私の思い出の歌といえば、「メトロポリタンミュージアム」(「クローディアの秘密」ですね!)、「まっくら森のうた」(最近絵本が出た)、「秋物語」(「幸福の王子」?)、「そっくりハウス」(「人形の家」?)などなど、やっぱり不思議系が多いかな。

最近のヒットは諌山実生「月のワルツ」。
湯川れい子さん作詞作曲の曲も素敵ですが、いしづかあつこさんのアニメに引き込まれました。
現代の「不思議の国のアリス」でしょうか、なんとも幻想的で何度見ても飽きません。
カラオケでもうたってみたけど、難しかった~。

若手アーティストの発表の場にもなっている「みんなのうた」、ずっと(NHKがなくなっても?)続いてほしいです。

チョーさんこと長島雄一

2005年11月17日 | 世間話
声優の長島雄一さんといえば、「クレヨンしんちゃん」の銀之助じいちゃん、「犬夜叉」の邪見、そして何といっても「ロードオブザリング」吹き替え版のゴラムの声でおなじみだと思いますが…

私にとっての長島雄一さんは、NHK教育の社会科番組「探検ぼくの町」のチョーさんです。
今調べてみたら8年も続いたんですね。小学生時代に教室でごらんになった方も多いんじゃないでしょうか。小学生の間では、多分知らない人はいない隠れた有名人でした。
もちろん私も小学生時代に…って、すいません、ウソです

ま、それはともかく。
チョーさん、面白かったです。
毎年、いろんな町に住み込んで働きながらその町のことを1年間かけて調べる、という設定なのですが、チョーさん以外の町の人はみんな本物の住人の素人でセリフ棒読み。それがなんとも味があって…。
毎回最後にチョーさんが描く絵地図もすごく上手でしたね。
プロフィールによれば、国語科と書道科の教員免許も持っていらっしゃるようです。

たまたま最終回も見てしまったのですが、最後に住み込み先?のおじさんに「ご苦労様」とビールをすすめられてウマそうに一杯。
「この番組やってて、初めて本物のビール飲んだ」
と感激していました。

今、コンスタントにチョーさんの声がきけるのは、幼児番組「いないいないばあ」のワンワンの声。これも長いですね~。
これに関して、気になる噂を聞きました。
あの、ワンワンの着ぐるみの中身もチョーさん本人なんだって!
まさか、それはないと思うけど…。

教育テレビの番組って、飽きられないように結構工夫してるし、実はとんでもなくぶっ飛んだ番組もあって、教育テレビウォッチャーはやめられません。

忘れられないのが「正義を守るハブラシ剣」の「ワイワイどんぶり」(今でも主題歌が歌える)のナンセンスさ。
今もやってる「ざわざわ森のガンコちゃん」は「恐竜家族」みたい。いつも前向きなガンコちゃんがいいです。
連続ドラマ「虹色定期便」シリーズは、あれ「道徳」の教材なのかな。過去のシリーズでは、森次・ウルトラセブン・晃次が悪い宇宙人の役という設定のもありました。ぶっ飛んでるといえば「中学生日記」もなかなかです。

皆さんの、思い出の教育番組は何ですか?

ブックマークさせていただきました!

2005年11月15日 | ブログについて
いつもお邪魔しているブログを、ブックマークさせていただきました。
もし、ご迷惑でしたらお知らせください。

といっても、マンガ、アニメ、物語系が多いので皆様おなじみさんばかりかも。

その中で、ちょっと毛色が違うのが、りここさんのサイト「Rico & Coco」。
ご存知でない方はぜひ見て、そして驚いてください。

「ネットランナー」という雑誌の「常習者サイト」で銅賞をとったブログですが、まあ、とにかくすごいです。お弁当もすごいけどりここさん自身も面白い方ですね~。あんなにたくさんのコメントにお返事を書くだけでも大変でしょうに。

拙ブログ10月3日の記事もあわせてご覧ください。
(URLでリンクしようとしたのですが、上手くいきませんでした。で、こんな無様なことに。研究します。)

紀宮様オタク伝説

2005年11月15日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
今日は、紀宮様と黒田さんの結婚式だそうです(「臣籍降下」って奴ですか)。
ワイドショーなんかはこれ一色になるんだろうな。
いつも思うんだけど、皇室って、とっても高価な「国民のおもちゃ」ですね。
中野翠だったか、「紀宮様の手の振り方が一番自然でいい」と言っていました。
そりゃそうでしょう、美智子様や雅子様と違って、生まれついてのプリンセスなんだから。

帝国ホテルでの披露宴に呼ばれた一般人(都庁の上司とか)は、お祝いをどのくらい包んだらいいのか困っているそうです。
夫に聞いたら「最低10万じゃないの」。
「高い」と思ったけど、まあ、めったに見られないものを見られるんだからそのくらい仕方ないか。
私が心配することでもありませんが。

それにつけても気になるのは根強い「紀宮様オタク伝説」。
アニメファンだとか、プロレスファンだとか、私も過去に何度か聞きました。
いわく、コミケに宮内庁職員が同人誌を買いに来た、とか、自分でつけたリングネームを持っている、とか。
数ヶ月前にはあの皇室寄り雑誌「文芸春秋」の記事にもなっていましたが、完全に否定する内容ではなく、限りなくクロに近い灰色?の印象でした。
単なる都市伝説では片付けられないものがあるようです。

多分、あの年頃の普通程度のアニメファン(「ジブリの新作なら、見に行かなくちゃ」くらい)でも、いろいろ騒がれちゃうんでしょうね。

広飲み屋、じゃなくて浩宮、今の皇太子が小学生のころ、「夕日新聞」という壁新聞を自分で作って皇居内の壁に貼りだしたということが「ほほえましい話」的に報道されたことがあって、私は同じ子供として「こんなことまで報道されて、気の毒だなあ」と思ったことを覚えています。
こういうことに慣れていく、ということが「帝王学」なのでしょう。
本当に女性天皇にするつもりなら、愛子様の帝王学も早く始めたほうがいいと思います。そうしないと、年頃になって「天皇なんてなりたくない!」って言い出すかも…。

で、紀宮様。
そういえば黒田さんという方もなんとなくオタクっぽいし、その辺で話が合ったのかも
これからは「黒田清子」としてオタクライフを存分にお楽しみください…って、コラコラ(笑)。

P.S.
夜のNHKニュースで、紀宮のご学友が、「学生時代に好きだったアニメのヒロインを模したウェディングドレスをお召しになって」と言っていました。
よく見てなかったのですが、そのとき「カリオストロの城」のクラリスみたいな絵が出ていました。
クラリスのドレスはハイネックでパフスリーブだったので、紀宮様のとはちがうような気がしますが、細身のシルエットはにてるかも。

やっぱりオタクだ~。

クラムボンは笑ったよ

2005年11月11日 | 本あれこれ
子供が国語の授業で、ちょうど「やまなし」(宮沢賢治)のところをやっています。

「クラスで『クラムボン』って何か話し合ったんだけど、お母さんは何だと思う?」
ときかれました。
好きなお話なのですが、深く考えたことがなかったので、久しぶりに再読。

カプカプ笑うんですよね?
そして死んだんですよね?

うーん、カニのお母さん?

お母さん、というのはここにお母さんガニが出てこないのがなんだか不自然な気したから、なんですが。
子供のクラスでは「光」なんていう意見もでたそうです。
謎だ。定説とかあるのでしょうか?

そういえば「やまなし」はアニメ化されているのかな?寡聞にして知りません。
ストーリーのない、散文詩のような作品だから自主制作向きかも。

宮沢賢治のアニメ化といえば、ますむらひろし版の「銀河鉄道の夜」が思い浮かびます。
細野晴臣の音楽がすばらしくて、猫のジョバンニとカンパネルラも違和感なくって全体的には好きなのですが、惜しむらくは人間のキャラクターが…なんというか、「あだち充くずれ」

オープロダクションの「セロ弾きのゴーシュ」は小品ながら完成度高し。
監督・脚本は高畑勲。音楽・間宮芳生。
間宮芳生の「インドの虎狩り」が聞けるのもポイントです。

アニメではありませんが「風の又三郎」も戦前戦後に何度か映画化されているようです。

宮澤賢治の作品って、人の心の根源的な何かに訴えてくるんですよね。
一見明るい作品にも、どこかに「死」の影が漂っているような。
「やまなし」も例外ではありません。
子供たちも何か感じ取っているでしょうか。

ひええーっ田礼二郎!

2005年11月10日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
昨日、夕刊を開いて
「ひええーっ」と叫んでしまいました。

諸星大二郎の「妖怪ハンター」が映画化。
それも「生命の木」。
それも稗田礼二郎役がアベカン。

この原作、というか諸星大二郎、好きなんだよねー。
中でも「妖怪ハンター」と「暗黒神話」は大好き。
これは、評判がどうでも見るっきゃないでしょう。

映画「奇談」のホームページはこちら

あの衝撃のラストシーンはどうするのかなあ。
阿部寛の稗田礼二郎はどう考えても「トリック」の上田とダブりそうだなあ。

それにしても、諸星大二郎。
COMの投稿作品でデビュー作の「ジュン子・恐喝」から30年以上たつのに、絵が全然変わらない(上手くならない)のはスゴイを通り越して奇跡です!


「鋼の錬金術師」のこと

2005年11月07日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
昨日突然に、パソコンがマウスにもキーボードにも反応しなくなってあせりました。
MSのサポートセンターに電話して、いろいろやってみた結果ソフトではなくコンピュータ自体に問題があることが判明。
今度はメーカーに電話したら「電源を抜いて30秒後にまた入れてください」。
あっさり直りました。
ディスプレイに問題が生じたので「放電」させたのだと。
放電。
やっぱりパソコンはブラックボックスです。

で、ハガレンです。
息子が貸してくれたマンガの中では久々のヒット。
「ゲットバッカーズ」や「デスノート」は「ちょっと…」だった母も、これは読めました。だいたい絵がヤラシクないし…

と思っていたら驚きました。
作者の「荒川弘(ひろむ)」さんって女性なんですね!

すごく納得しました。
ヤラシクない、のはいいのですが、うんと色っぽくなければならないはずの「色欲」のラストさんまでが、ぜんぜん色っぽくない。
他の女性キャラもあっさり、さっぱりして「萌え~っ」感が希薄。なんか健全なんです。
でも機械を描くのがうまいし、自画像は「牛」だし、まったく女性だとは気がつかなかった!

ストーリーは非常にシリアスなテーマを扱っています。
ただ、個人的には、そのシリアスな話の中でくりひろげられる軍隊内コメディーの多さに違和感を感じます。
あの絵柄とギャグによって、シリアスな、描き様によっては陰惨な話が救われているという一面もありますが、実際、作者が本当に描きたかったのはこっちなんじゃないかと思うくらい多いです。
少しだけギャグを入れるならメリハリが出るのに、絶対ギャグ入れちゃいけないところ(例えばエドが父親と会うシーン)にも入れちゃうし。

テレビアニメは見ていないのですが(そのせいで映画は全然わからんかった)、聞くところによると、シリアス路線だったとか。
いずれにせよ世界観がユニークで、エドとアルの旅にどう決着をつけるのか注目しています。

それにしても「ガンガン」のマンガに小学館漫画賞とは意外でした。
「ガンガン」といえば、昔載っていた「GOGOぷりん帝国」が好きだったなあ。
あの「クラスに一人はいるマンガの上手い小学生」のような絵柄、怪人たちの情けなーいギャグ。
誰も知らないだろうと思って検索してみたら、結構マニアなファンがいて驚きました。
すみません、それだけです・・・。


小学校で読み聞かせ

2005年11月05日 | 本あれこれ
子供の小学校の読み聞かせサークルに入っています。

水曜日の朝の授業前にある「朝の読書」の時間に、1年生から6年生までと個別支援学級の教室に行って絵本や本を読みます。
読む側はお母さんがほとんどで、自分の子供より大きい子は扱いに困るらしく?低学年の希望が多いので、私は5、6年生専門。

今週は5年生で岩波少年文庫から「聊斎志異」を。
梨売りの百姓が道士にいっぱい食わされる有名な話「種梨」など3話を読みました。

読む本も読み方も自由ですが、私がよく読むのは
 芥川龍之介「魔術」
 小泉八雲「雪女」
など。15分では「杜子春」も「耳なし芳一」も長すぎてよめないのがつらい。
昔話は学年を問わず、日本の物も外国の物も反応がいいですね。さすがに長年伝えられてきただけあります。

お気づきと思いますが、私が重視しているのは起承転結のはっきりした、巧みなストーリーテリング。「物語の面白さ」を伝えることに徹しております。
って、思いっきり自分の趣味じゃん!

今、ぜひ読みたいのが「猿の手」。こわーいお話で子供たちを震え上がらせたい!短いバージョンでいいのがないかなあ。

今、このサークルにはお母さんが30人くらいとおじいちゃんが3人参加しています。
おばあちゃんは忙しすぎるのかな。

コスプレ?

2005年11月04日 | おでかけ記録
おかげさまで何とか帰ってくることができました。

でもこれまでのファイルなど全部消えてパー。
いったいどうしてリナックスに変えようなんて思いついたんだか(それもバックアップとらずに)、と思うけど、消えてしまったものは仕方ないのでこれ以上言うのはやめます。

仕事の途中じゃなくてよかった!

今年のハロウィンも無事終了。
こわーいお面をかぶった人がお菓子を手渡してくれるおうちもあったりして、一緒に行った小さい子はびびっていました。(あとで「ぜんぜん怖くなかった!」とか言ってかわい~い!)

一番ウケたのは、あかりがこうこうとついていて家の中が丸見えの某豪邸。友達だか親戚だかが集まって食事をしているのですが、なぜか全員、看護婦さんのコスプレ。

思わず、豪邸の中ってこうなっているのか、とのぞいてしまいました。
あ、でももしかしたらコスプレじゃなくて、あれはお医者さんのお宅で看護婦さんのパーティーだったのかも…。

まさかね!