ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

荒川静香・金!

2006年02月24日 | 世間話
皆さんの「転べ~」の念が功を奏して荒川静香金メダル。
よかったですね~!
日本中が、今こそ見たい聞きたい「日の丸」「君が代」って感じでしたもんね。
JOCもほっとしたことでしょう。

冗談はさておき?コーエンとスルツカヤが転ばなくても、客観的に見て上位3人の中でダントツのいい演技だったと思います。
本人の晴れやかな笑顔が全てを物語っていました。
村主章枝の4位もすごかった。
おめでとう。

ところで「日の丸」「君が代」ですが。

別の意味で「日の丸」「君が代」が注目される季節ですね。
小学校の卒業式はどうなるのかな。
私は「日の丸」は単なる記号だと思っているのでわかりやすくていいと思っていますが、「君が代」はびみょー。
かといって「ご起立願います」と言われて一人立たないだけの根性もないし

「きみがよ」の「き」を「た」に換えて歌う運動、広まらないかな?

こんな本を読んだ・2月

2006年02月23日 | 本あれこれ
「誰か戦前を知らないか」山本夏彦
「百年分を一時間で」山本夏彦

「神は細部に宿りたもう」というのは誰の言葉でしたっけ?
編集者でエッセイストの山本夏彦さん(1915~2002)が、記憶の中の「戦前」を雑談形式で語るのですが、もちろん単なる懐古譚ではなく辛口の文明批評になっています。

明治時代はもう「時代劇」、大正昭和も、政治や経済はいわゆる「歴史」として知ってはいても、庶民の暮しとか感覚いわゆる日常茶飯事の部分がわからなくなっているんだなあ。
「大正デモクラシー」とか「ライスカレー」「女学校」などの切り口から入っていくのですが、どんどん脱線。その脱線も「目からウロコ」のことばかり。
「戦前の女子大は器量の悪い娘が行くところだった」とかね。
あ、こういう風に書くと、
「なるほど、じゃあ美人は共学に行ったんだ」
なんて誤解する人がいたりして・・・(爆)
「職業婦人」という言葉は「良家の子女」と対をなすもので、「家が貧しくて、働かなければ生きていけないかわいそうな人」というニュアンスだった、なんて知ってました?

戦前どころか、私にとってはついこの間の「昭和」だって、どんどんわからなくなっています。
「三丁目の夕日」や「トトロ」の世界は私にとってはリアルだけど、若い人は時代劇と思って十把一絡げに見てるのかなあ。
以前テレビの「ちびまる子ちゃん」で「まる子のお母さんは、若いころ『モガ』だった」というネタがあって目がテンになりました。「モガ」ってあなた・・・。
いわんや明治大正をや。山本さんの気持ちがちょっと想像できました。

これは、続編の「百年分を一時間で」に出てくることですが、
「オリンピックは参加することに意義がある」
という言葉は、クーベルタンが、いくら出てくれと頼んでもオリンピックに出てくれる国がなかったので「参加することに意義があるんだから、出てくださいよ~」と頼みこんだ時の言葉なんですって。
今ですか?当然勝つことに意義があるんです。
メダルメダルって、3位と僅差の4位とでは天国と地獄ほども違う扱いをごらんなさい。

さあ、皆さん、明日は早起きしてトリノのサーシャ・コーエンとスルツカヤに念を送りましょう。
「転べ、転べ、転べ~」

P.S.
今朝、上記のことを、登校前の娘に言ったら、
「それより、日本選手に『がんばれ』って念を送るほうが前向きなんじゃないの?」と言われました。
はい、その通りです。
大人げないハハでごめんね。

元町でアイルランド体験

2006年02月20日 | おでかけ記録
明日から一週間、元町はチャーミングセール(年に2回のバーゲン)です。

年々人気を呼んですごい人出ですが、お店の中の物がそのまま、この期間中だけ1割引になったりするので、欲しいもののある人にはいいかもしれませんね。
私も去年、キタムラでバッグを買いました。

先の話ですが、3月11日には元町で「セント・パトリックスデー」のパレードが行われます。こちら
セント・パトリックはいわずと知れたアイルランドの守護聖人。
セント・パトリックの命日を記念日として、世界各国でアイルランド文化を紹介する催しやパレードが行われるそうです。

元町のは、バグパイプバンド、アイリッシュダンスチーム、米軍楽隊などが出演する模様。野外ダンスパーティーやビールのおふるまいも。
米軍楽隊?
と思ったのですが、結構アイルランド系が多いらしいですね。
横須賀を通ったときもアイリッシュパブの看板をいくつか見かけました。

元町のパレードはまだ行ったことがありませんが、写真でみると街が緑色一色に染まってとてもきれい。
お天気にもよりますが、行ってみようかなあと思っています。

自然食バイキング

2006年02月17日 | 世間話
横浜駅西口・ヨドバシカメラマルチメディア館の地下食堂街にある「はーべすと」に行ってきました。
今はやりの自然食バイキングです。

横浜駅周辺に散らばっていたヨドバシカメラの各店舗が、閉店した三越のビルに入ったのが昨年末。
「広すぎて買いにくい」という意見もあるようですが、元デパートだけあってスペースにゆとりがありエレベーター、トイレなどの設備も整っているし、地下街から直接入れて便利。食堂街も横浜初出店の店が多く充実しています。
一番驚いたのは大阪鶴橋のお好み焼き「風月」が入ったこと。
関西に住んでいたときよく行きました。
(ちなみに、「ツバサクロニクル」の阪神共和国の回にも出てきた!)

「はーべすと」は仕事仲間のMさんのお薦め。
横浜の自然食バイキングで、先に有名になったのはランドマークタワーの「餉餉(けけ)」でしょう。
永谷園がプロデュースした店で、ヘルシーなバイキングとしてマスコミにとりあげられたこともあって、連日の行列でしたが、聞いた話では「本当に普通のお惣菜」「普通すぎてわざわざ食べに行くほどでは」という意見あり。
それに対して「はーべすと」は「ちょっとおしゃれな」「手をかけたお惣菜」なのだそうです(両方に行ってきたMさんの言)。

私が行ったのは平日の1時ごろでしたが、20人ほどの行列。
全く列が動かずどうなることかと思いましたが、20分ほど待ったらどんどん動き出しました。
席について「制限時間70分」と聞いて納得。
お料理が40品?ほど。ご飯、お汁が各3種類、デザートが4,5種類。それを木のお皿に取っていきます。

「素材の持つ栄養、うまみを最大限に引き出し、食の安心安全にこだわった体にやさしいお食事」という謳い文句だけあって、野菜中心の和食が多く、全体に薄味。
「たまねぎのステーキ」「牛蒡と返り干しのから揚げ」「豆乳茶碗蒸し」などおいしかったです。和食だけでなく「ホウレン草のクリームペンネ」のような洋風のものもあり。ただ「ぶり大根」など温かくあるべき料理が冷たかったのがちょっと・・・でした。
デザートは「焼きりんごのヨーグルトソースあえ」「黒ゴマのムース」「サツマイモのフラン」。飲み物もコーヒー、紅茶、玄米茶、100パーセントオレンジジュースがあり、1時間で満腹、「もう食べられない~」となって店を出ました。

これで1480円は安い。
考えてみると品数は多くても肉や魚は少ないので、原材料費が安くて済むのかもしれませんね。

客層は女性のグループがほとんどで、小さな子供連れ、カップルがちらほら。
年配の女性のグループが多いのはこの手の店では珍しいかも。
「母親と娘」という組み合わせも目を引きましたが、うちのような「母親と息子」はさすがにいなかった。

そうなんです、実はたまたま横浜に用があった息子と一緒に行ったんです。何か食べさせてやる、というと必ずついてくる奴なんで・・・。
この子とバイキングに行くと元を何倍も取ってくれるので、すご~く得した気分にはなりますが・・・
「はーべすと」はここと横浜青葉台のほか池袋にもあるらしいので、興味のある方は行ってみてください。

ところで、今度は娘が自由が丘の「スイーツフォレスト」に行きたいと言っています。「お菓子の森」って、なんだか恐ろしい。経験者のアドバイスをお願いします。



いちご大福

2006年02月15日 | 世間話
近所の和菓子店「木むらや」の「いちご大福」を食べました。

「いちご大福」って誰が考えたのか知りませんが、すごい傑作だとおもう。
私も初めてその名を聞いたときには、
「何が悲しゅうて、大福にイチゴを入れなきゃいけないの?イチゴはイチゴ、大福は大福でいいじゃない!?」
と思ったものです。
でも、食べたみたら意外とマッチしていてすっかりファンに。
特に「木むらや」さんのは、一口食べるとまだイチゴに到達しないうちからイチゴの香りがして、あっさりこしあんと甘酸っぱいイチゴとやわらかいお餅の相性も抜群。店頭に「いちご大福」の旗が出るのを待って買いに行くようになりました。
ご主人に聞いたところ、色も甘さも吟味した粒よりの新鮮なイチゴを使っているそうで、納得です

「いちご大福」こそ新顔ですが、今、季節感を感じる食べ物って和菓子くらいではないでしょうか。春の桜餅、初夏の柏餅、夏の水羊羹・・・
柏餅や水羊羹には葉っぱがつきものですが、それがビニールだと興ざめ~。その点でも、木むらやさんは本物の葉っぱを使っていてgoodです。
おじさんとおばさん、2人でやっている小さな店ですが、いつまでも元気でがんばって欲しいものです。

↑を読んで、桜餠の葉っぱは?と思ったアナタ、するどい!
あんを小麦粉を焼いた皮で巻いたものを、さらに塩漬けの桜の葉で巻いてある、東京風の桜餅なら、葉っぱも一緒に食べるので、葉っぱはどこでもさすがに本物です。
あんを道明寺の生地でくるんだ関西風の桜餅なら、ビニールの葉っぱもありえます。
同じ桜餅という名前なのに、こんなに違うのも珍しい気がします。どの辺が境目なのでしょうか?これも関が原とか?ちなみに、私は東京風の方が好きだけど、葉っぱは残します。

いつまでもお若い?

2006年02月14日 | 世間話
数日前、バスに乗っていたら元町の近くの路上でテレビの撮影をやっていました。
車の運転席に乗った男性を撮っているみたいでしたが、走るバスの中から見たうえ、ものすごく厚くドーラン塗っていたので誰だか全然わからなかった。
「あんなに塗りたくるものなんだなあ。お面みたい」
と、思って通り過ぎたのですが・・・

後で考えた見たら、あの長髪・・・。もしかして、
東山紀之?
「くいたん」か・・・!?

普段あまりドラマを見ないのですが、噂では横浜が舞台と聞きました。
今のドラマでは「時効警察」が面白そうだけど見たことないのよね~。
やっとDVDも帰ってきたので(2ヶ月近くかかるって何よ!?)、録画して見てみようかな。

それはともかく、ヒガシって歳のとり方を間違った、と思うのは私だけ?
女優さんは「いつまでもお若いですね」というのがほめ言葉だから、ある意味簡単(?)だけど、男優の場合「いつまでもお若い」だけじゃダメなところが厳しいですね。
ヒロミ・ゴーとか見るたびにトホホな気分になります。

紀子さまご懐妊

2006年02月09日 | 世間話
紀子さまご懐妊の話題の前に・・・

伊福部昭さん、死去
のニュースが飛び込んできました。
伊福部さんといえばゴジラ、ゴジラといえば伊福部さん。
あの音楽なしでゴジラ、ひいては日本の怪獣映画は語れません。
「♪ゴジラゴジラゴジラとメカゴジラ・・・」(勝手に付けた歌詞)

ご冥福をお祈りします。



で、ご懐妊報道ですが。

何というタイミングのよさでしょう。
ご懐妊そのものはタイミングを合わせようとして合わせられるものではないかもしれません(?)が、発表のタイミングは、今国会での皇室典範改正を阻止するための政治的な思惑としか思えません。(普通妊娠7週くらいじゃ、身内以外には話さないんじゃ?)

結婚とか妊娠とかプライベートなことが、新聞のトップ記事になる。
生まれてくる子が男か女かが、家族とは関係のないところで関心の的になる。
皇族は「国民」ではないので、納税などの義務もない代わりに「基本的人権」もないのは仕方のないことかもしれませんが、今の世の中「お気の毒だなあ」というのが同年代の普通の感覚ではないでしょうか?

雅子さまもそう。
恵まれた環境で、のびのびと才能を開花させてこられたであろう雅子さま。
ここへ来て自分のアイデンティティを見失い、かわいいわが子の将来も本人の意思とか適性に関係のないところで決められようとしている。
覚悟が足りなかった、といわれればそれまでですが、いくらエリートだといっても、雅子さまは自分を捨てられない「普通の人」だったんだと思います。

では美智子さまはというと、これはもう時代が違うし、覚悟が違う。
嫁がれてきた時点で、自分を完全に捨てる覚悟を決めてこられたのではないでしょうか。
その後は、想像を絶する忍耐と努力の連続。
加えて、持って生まれた聡明さで試練を乗り越えてこられたのでしょう。
その美智子さまでさえ、一時期ストレスで声が出なくなられるほどの世間のプレッシャーとはどれほどのものなのか・・・

当然、美智子さまは雅子さまの葛藤もよくお分かりだし気遣っておられると思いますが、雅子さまにとって、立派すぎる美智子さまは「そこに存在するだけでプレッシャー」という悪循環に陥ってるように見えます(想像ですが)。

もし今回男の子が生まれて、問題を一世代先送りにできたとしたら雅子さまは楽になられるのでしょうか?
そのとき、皇太子は?
皇太子を批判した秋篠宮は?
そして紀子さまは?
(これがよくわからない。いつもあのにこやかなお顔しかみたことないし。)

いずれにせよ、生物学的な偶然に頼っている「万世一系」に限界が来ているのは確かです。

皇太子ご夫妻は、週刊誌などで「離婚」までささやかれていますが、その時は雅子さまが子供を置いて出ていくの・・・?いっそ、この「家庭」を維持するために、秋篠宮に皇位を譲って一家で皇籍離脱するのはどうでしょう。
そしたら、日本版

王冠をかけた恋
カッコいいかも




こぼれ話

2006年02月07日 | 世間話
受験期間中、まったく手に付かなかった仕事も再開しなくてはいけないのに(締め切り、もうすぐじゃん!)、ブログにいそしむラッコ庵です。
では、しばらくご無沙汰していた間のこぼれ話を・・・。

ハウルの動く城
のアカデミー賞ノミネートの報を聞いて、なーんか居心地の悪い思いをしたのは私だけでしょうか?
その「居心地の悪さ」の理由を考えてみると
「これが宮崎さんの最良の部分ではない」
という自分の認識に行き当たりました。

名声もお金も得て、今なら何でも好きなものを作れるであろう宮崎さん。
まさに宮崎天皇。
その宮さんの作るものが、お金にも周りの理解にも恵まれなかった頃に作ったものより面白くないのはなぜ?
万一、アカデミー賞を受賞してしまったりしたら、この困惑はもっともっと広がるでしょう。世界に「これが宮崎駿だ」と思われたら困るのです。
さらに言えば、私は、宮崎さんの最良の部分はまだ見たことがない、と思っています。
「ゲド戦記」がこの悪循環から抜け出すきっかけになるといいな。

モイラ・シアラ
の訃報が新聞に出ていました。
モイラ・シアラといえば、英国の美貌のバレリーナ。
映画「赤い靴」に主演して名声を得たものの、人気と実力の差に悩んで消えていった悲劇の人・・・
というのは、もちろん山岸凉子「アラベスク」からの受け売りです
マンガの中で、学生の身で映画「アラベスク」に主演したノンナは「第二のモイラ・シアラ」と陰口をたたかれて、いじけるのでしたよね。
あの、モイラ・シアラが・・・。
略歴にも「赤い靴」に主演、としか出てなかったけど、どういう人生だったのでしょうか?

校長先生のお話
最後はまた受験関連で恐縮です

2、3日目に受けた学校は、学校説明会も礼拝の形式で行うようなプロテスタントの女子校。
子供たちの受験を待つ間に、2日とも、控え室(パイプオルガンのある礼拝堂)で保護者向けに校長先生のお話がありました。
1日目は「中越地震で被災した保育園の子供らが、人の温かさに感謝する歌を作った」という新聞記事から「神様のお恵み云々」というお話。
いいお話ではあったのですが、正直言って
「今、なぜこの話?」
「空気読め」
という雰囲気が広がったことも事実(私だけかな?)。
ところが2日目(受験は3日目)。
お話は「皆様も、お嬢様方も、様々に心が揺れ動いておられることでしょう」に始まって「でも、辛いという字に、一画を足せば幸せという字になります」と来た!
「IQサプリかいっ!?」と心の中で突っ込みを入れるまもなく、
「高校受験に失敗して、そのときの辛さをバネに今までがんばってきた」という新聞の投書が読み上げられ、
「今は辛いこともあるでしょうが、その時、付け加える一画は皆様の愛情であって欲しいと思います」と結ばれるに到って、あちこちからすすり泣きの声が!
(実は私もちょっと泣きました)。
みんな追い詰められていたんですね。

今考えると笑い話みたいですが、合格した人の中には「あのお話が心に沁みました」と入信しちゃう人もいるかも。なかなかやるな(?)と思いました。


ところで、受験問題って中堅校程度でもむずかしいですね。
書かせる問題も多くて、たとえば、
「郵政民営化が必要な理由を答えなさい」とか。
「地球温暖化を抑えるためにあなたに出来ることを書きなさい」とか。

ちなみに、二番目の質問に対する口先ブラザーズの答えは
「なるべく息をしない」
でした。
お後がよろしいようで。

恐るべしハハの執着!?

2006年02月05日 | 世間話
今朝起きて初めに思ったことは、
「ああ、今日は受験しなくていいんだ」
ということでした。

今日は、早速入学手続きに行って、制服の採寸もして一安心。
なにもそんなに急がなくてもよさそうなものですが、「(合格は)間違いでした」といわれたら困ると思って・・・

塾のお友達の中には、「絶対この学校に入りたい」という強い意志を持っていて、親が反対しても、別の学校に受かっていても、何度もターゲット校に挑戦する子もいるようですが、うちの場合はもともと「どこでもいい」というスタンスだったので、制服の採寸に行って、
「初めてよく見たけど、結構かわいい制服だったね」
という、有様。

そんな子でも、二日目の夜にはワンワン大泣きしました。
後で聞いたら、

「どこにも受かってなかったら、月曜日、学校に行けない」
「全員合格が塾の目標だったのに、私がダメにするかも・・・」
「イチゴ狩り(塾の卒業遠足)にも行けない」

などと思ったらしいです   

今日も受験している人もいることでしょう。ほんとに!心から!がんばって欲しいです。


ところで合格した学校ですが。
私が(受験前から)給食のことばかり言うので、娘にも「そればっかり」とイヤがられていたのですが、それだけじゃないんですよ。実はもうひとつすごく気に入ったことがあるのです。

それは素敵な図書館があること!

もともと眺めの良い明るい部屋である上に、本棚の高さが目の高さに統一されていて開放的な感じ。一部の本棚や机、椅子は学校創立当時(創立125年!)のクラシックなもので、ソファコーナーもあり、あちこちに人形なども飾られているという妙に和める空間なのです。
また司書の先生が熱心なのでしょう、「指輪物語」とか「新撰組」とか、折々にテーマを決めて展示や本の紹介もやっているようです。

実を言うと、受験の当日も保護者の控え室として図書館が開放されていたのですが、以前にこの図書館を見てすごく気に入っていた私は、
「今ここで図書館を見てもっと好きになってしまったら、不合格だったとき困る」と思って、そこには行かなかったのでした。

・・・ハッ、今、思ったのですが、もしかしたら私のこの執着が、3日までの受験を失敗させたのかも・・・

ご無沙汰しました

2006年02月04日 | 世間話
しばらく更新しなくてすみませんでした。
それというのも・・・

一日から始まった娘の中学入試。
1日目:多分大丈夫だろう、と言われていた第一志望校
2日目:大丈夫、と言われていた第二志望校
3日目:2日目と同じ学校

ことごとく不合格で、茫然自失、ブログを開く余裕もなかったのです。
で、今日受けた学校にやっと合格しました!

ここはいわゆる「押さえ校」だったのですが、負け惜しみでなく雰囲気は3校中一番好きな学校だったので、本当にうれしいです。
家からも一番近く、家庭的な校風で、何より
6年間、完全給食!

横浜市の公立校は中学から給食がないので、これはポイント高いです。

合格が決まるまでの4日間は、一ヶ月にも感じました。
これが自分のことだったら「自分の責任」と割り切れるからそんなに辛くはないのですが、中学受験って、親の意向で受験を決めて、親の言うとおり勉強して、親の言う通りの学校を、親の言う順番に受けるようなもの。
もしどこにも合格しなかったら、と思うと・・・
眠れないし、食べられないし、かなり追い詰められました。

この間、なぜ上手く行かなかったのか散々自問自答しました。
決して無理な所は受けていないのですが、受験順の失敗など、今から考えると思い当たるところがいろいろ。
「もう一回受験できるならもっと上手くやるのに」とも思います。
もちろん、もう2度とイヤですが

そのへん、知りたい人は個人的に聞いてね。
では、これからもよろしく。