自己

なーんかね。まあ人間には自分が一番大事って部分は絶対あって、それについては何も言う気は無いし、動物なら本来そうであるべきだと思うし。

テレビか本で、自分の事を探偵を雇って調べさせるって人が多いって話を聞いた。雇った後も普通の生活をして、その中で自分にはどれだけ友人・知人がいるのか、他人からの評判はどうか等、客観的な視点から自分を知りたいらしい。

良いとも悪いとも言えないけど、そういう人って、そうでもしないと「自分」がどういう人なのわからなくて、もちろん自信なんて持てなくて。調べた結果が＋にも－になるかもわからないのに、どうしても「自分」を知りたいんだなって、病んでるんだなって思う。それが唯一の救いになると思ってるのかな？

１００％自分が分かること何て、今の自分の年齢では分かる訳も無くて、どうしても知りたいとも思わない。もし分かったとしたら、相当つまらなく生きると思う。他人に分かられても同じ。未知の部分とか秘密や隠し事や、誰にも、自分でも分からないから人間て面白いんだと思う。

自分の存在価値、社会的価値、相対的価値、絶対的価値…。そういうことを考えれば考えるほど、知ろうとすればするほど、理想や期待ばっかり大きくなって、答えが仮に出た時に、理想と現実のギャップで悲しくなると思う。

堂本光一さんの番組で、自殺がどうのこうのって討論をやってて、数十秒しか見なかったんだけど。で、このブログに迷い込んで来た人が頭に浮かんだ。その人はあと１３年以内にガス中毒で死ぬらしい。それを止めることも勧めるもしなかったけれど。うーん、なんだろう？他人事ではあったけれど、ここでやりとりをした以上、全くの他人でもないし、その人が死んだニュースを見たら、少しはショックだと思う。あー、本当に自殺しちゃったよって。せめてドナーカードを持っていてって思う。血も角膜も皮膚も色んな臓器も、必要としている人は大勢いるんだから。燃やす何てもったいない。あいこさんから教えてもらった言葉を使わせて頂くと、『もっと生きたい人が大勢居るのに、自殺するなんて贅沢だ』。

本気で死にたいなら、死ぬ勇気があるなら、家族のこと何て、好きな人のこと何て考えないでね。自殺願望のカヲルさん。その辺を考え出したらキリないからね？

まあ、『意味』『価値』『自分』『人間』って、このブログで一番使われた言葉だと思う（『プログレ』以外の言葉で）。考えてみると、ここまで具体的に考えた事って、今まで生きて来てそんなに多くなかった。何だかんだで、自分のためのブログだったんだなって思う。自己の解放と、自己の確認と、自己の主張をしていたんだなと。ちょっとはエゴイスティックでも良いかなって。

『人間何事も、やれば出来る』じゃなくて、『人間何事も、やらないと何にも出来ない』って表現した方が好きだな。やってみないと分からないからね、何事も。やってみて発見することや失うことや、それらは『経験』になって『知識』になると思う。自己を成長させると思う。そんな意味でも、ブログは良かった。１００％良い気分だけって訳では無かったけれど。うん、まあ９割以上は良い気分だったかな。

もう脳ミソ疲れちゃったよ。無理は良くないね、何事も。さー、寝よ。