韓国ドラマ「馬医」、あらすじと感想！イ・サンウ初の時代劇に挑戦！

身分の低い馬医から朝鮮第18代王の主治医にまで上り詰めた実在の人物
ペク・クァンヒョンがこのドラマの主人公です。
監督のイ・ビョンフンがドラマで医術を扱うのは「ホジュン」、「チャングム」
に次いで3度目になります。

名門両班の子でありながら、として育ったクァンヒョン（チョ・スンウ）。
陰謀に巻き込まれ無念の死を遂げた父カン・ドジュンの子供だと知られたら彼も
殺される運命にありました。
そんなクァンヒョンを救ったのは父カン・ドジュンを慕うのソックで、
女なら命だけは助けてもらえるため、自分の娘ジニョンとクァンヒョンをすり替え
一命を取り留めます。成長したクァンヒョン（チョ・スンウ）は優秀な馬医となり、
スッキ王女（キム・ソウン）が可愛がる猫の病を治したことから宮中の馬などを
管理する官庁の馬医となり優れたハリの医術が首医コ・ジュマン（イ・スンジェ）
の目に留まり、人々からの信頼も厚いクァンヒョン（チョ・スンウ）は運命に
導かれるように実父と同じ医官への道を歩みだすのです。

そしてそこで一緒に働く仕事熱心な医女ジニョン（イ・ヨウォン）に
惹かれていきます。
また医女ジニョン（イ・ヨウォン）もすり替えられたことを知らずに内医院医官
ミョンファンに引き取られ弟ソンハ（イ・サンウ）と一緒に育ちます。

5話の終りからチョ・スンウさんとイ・ヨウォンさんが、8話からイ・サンウさん
が登場！
青い韓服で爽やかに登場されたイ・サンウさんですが、姉のジニョン（イ・ヨウォン）
を好きなことがバレバレなのが可愛いサンウさんです。
青い韓服も素敵ですがピンク色の韓服も甘くソフトなサンウさんにピッタリ
お似合いで、彼女に対する弱気な愛が切なく自分の心を抑え一人の姉を守っていく
姿と自分の父親の悪事を理解できないで葛藤する姿は見ていてつらいものが
あります。
悲しくやるせないサンウ様です・・・

「僕は昔からずっとジニョンと結婚すると思っていたのに、ジニョンにその気が
　なかったなんて知らなかった・・・　でも、無理に結婚する気はないから、
よく考えてください」と　そして
「僕と関係なくてもクァンヒョンを好きになったらダメだよ。結局、二人とも
　傷つくだけだから」
　つらい愛を選ぶ大切な人へのやさしい思いやりなんでしょうね・・・

そしてジニョンへの愛が伝わらないソンハ（イ・サンウ）はジニョンとソンハが
実の兄妹ではないことを知ったクァンヒョン（チョ・スンウ）に「ジニョンが
両班の娘であることを忘れないでほしい。　
お互いに心に傷を負ってほしくないから・・・」とジニョンを気遣うように
クァンヒョンに伝えます。
きっと、二人が結ばれないと思っているソンハ（イ・サンウ）なのでしょうねぇ。
そんな時、ソンハの父親がジニョンとソンハの結婚式を勝手に決めてしまいます。
そして、とうとうクァンヒョン（チョ・スンウ）が自分の出生の秘密を医女の
インジュから聞かされるのです・・・　愛するジニョンの秘密も・・・

愛しいジニョン（イ・ヨウォン）の顔を見るのも苦しいクァンヒョン
（チョ・スンウ）でしたがそれでも離れることはできないのです・・・
またジニョンも育ててくれた父親の今までの悪事を知って嘆き悲しむのです・・・
そして・・・クァンヒョンは「二人で誰も知らない遠いところに行きたい」と
ジニョンに愛の告白をします・・・








周りの人たちに助けられながら王様にも認められたクァンヒョン（チョ・スンウ）
の医術は高く評価され、真剣に勉強した馬医での経験が活かされたようです。
クァンヒョンの師匠コ・ジュマン（イ・スンジェ）は
「世の中にはたくさんの試練と苦難がある。運命とは本当にむごいものだ・・・」
「常に自分の信念を忘れずに進むように・・・」とクァンヒョンに教えます。
一番の理解者でもある良き師匠との出会いがクァンヒョンの人生を大きく変え
医官へと進むべき道を与えたのです！
でも・・・その大きな影響を与えた大切な師匠コ・ジュマン（イ・スンジェ）が
病に倒れることに・・・

放送前から期待された「馬医」は、「ホジュン」、「チャングム」、「イサン」
とつづき、韓国ではマンネリ化を指摘する声が多かったようです。
確かにストーリーは単純で新鮮さに欠けますが、逆の見方をすれば分かりやすい
時代劇だと思いました。

主演のチョ・スンウssiの熱演に加え、物語を盛り上げるお馴染みの名脇役で、
権力の座に上り詰めるミョンファン役のソン・チャンミンssiとクァンヒョンに
期待を寄せる人道派のコ・ジュマンを演じたイ・スンジェssiの演技対決も
このドラマの見どころの１つだと思います。

★デビュー13年目のベテラン俳優チョ・スンウssiがドラマ初出演！
　ミュージカル、舞台、映画と大活躍されているチョ・スンウssiが
　心を動かしたのは大好きなイ・ビョンフン監督の作品であることに
　加えファンからの大きな要望があったようです。
　映画界、演劇界で培った確かな実力はMBC演技大賞で大賞を受賞されました！
　私はチョ・スンウssiの作品は映画「ワニ＆ジュナ」、「GOGO70」、
　「炎のように蝶のように」の3本を観たことがありますが本作「馬医」では
　チョ・スンウssi自身がクァンヒョンに見えるような深い演技が心に残りました。
　






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