「韓流☆ダイアリー」ブログ!

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   感想を綴っています・・・

韓国映画「バーニング 劇場版」、ユ・アイン主演作品

2019-11-05 | 韓国映画、は行

韓国映画「バーニング 劇場版」、2018年作品。
あらすじと感想。
本作は日本が世界に誇る小説家、村上春樹の「納屋を焼く」を
原作とした韓国映画。
ユ・アインが小説家を目指しアルバイトを転々として生きる
主人公ジョンスを演じています。
幼なじみの女性ヘミからアフリカで知り合った正体不明の男ベンを
紹介されたことによって、今までの平凡な生活が一変。
はじめはごく普通の日常生活が描かれていて退屈な映画でしたが
ベンが現れたことにより、流れが刺激的になってきます。
ある日、ベンはヘミと一緒にジョンスが住んでいる田舎町に
やってきます。この田舎町は北朝鮮との国境に近いところにあり
ヘミが「あそこが北朝鮮よ」と指をさしてベンに教えてあげる
シーンが印象的でした。
そして、ベンはジョンスに自分の秘密を打ち明けます。
「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」と・・・
ジョンスは自由に暮らすお金持ちのベンに対し恐ろしい
予感を感じます。
ジョンスはヘミが好きですが告白するような勇気もなく
ベンに彼女を取られた感じでベンを気に入らないのです。
でも、それでもヘミを未練タラタラに見ています。
本作のユ・アインはダサいほどの平凡な青年で、小説家に
なりたいと言うものの、夢だけを追って想像を膨らませて
いるような人物に見えます。
これは今の若者が感じている将来に希望が持てない心の怒りを
どこに向けたらいいのか描き出しているのでしょう。
それに比べ、ベンは家に友達を呼び外車に乗るような知的で
ミステリアスなお金持ちですが、ちょっとしゃくにさわるような
感じの男です。
そんな時、突然ヘミが失踪します・・・
ジョンスはベンを疑ってしまうのですが証拠はありません。
嘘と真実と現実という想像の中でのストーリー展開に
なりますが謎が謎を呼ぶ究極のラストシーンは衝撃的でした!


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