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イ・ミンホ VS ジュノ、財閥の御曹司役を比較すると

2023-10-02 | 「イ・ミンホ」ドラマ・映画・情報記事



韓国ドラマの大定番『シンデレラストーリー』は、普段眠っている『シンデレラ細胞』が刺激され、憧れるような恋を味わうことが出来る人気ジャンル。
どれも似たようなストーリーと思われがちだが、2013年放送の『相続者たち』と2023年放送の『キング・ザ・ランド』に違いはあるのだろうか。
本記事では、この2作を比較して天秤にかけてみたい。
定番すぎてどれもワンパターンなストーリーと思われがちですが、実はそれぞれに工夫があり、時代によって変化もしてきているようです。
まず、ストーリーを見てみましょう。
『相続者たち』は階級制度のある高校を舞台にした、財閥御曹司とその使用人の娘によるロマンス。
『キング・ザ・ランド』は最高級ホテルを舞台にした、経営者一家の御曹司とホテルスタッフのロマンスです。
どちらもお金持ちの御曹司が、一般人のヒロインに恋をするストーリー。
御曹司はヒロインを居候させたり雇う立場であり、上下関係がある点も似ています。
2つの作品のストーリーには違いも。
『相続者たち』では財閥内の確執や恋のライバルなど、2人の恋を阻む存在が多く、なかなか結ばれることが出来ません。
『キング・ザ・ランド』にも同様の要素はありますが比較的あっさりしていて、2人がゆっくりと心を近づけていく過程に重点が置かれています。
これらには、ドラマ放送時の韓国ドラマのトレンドも反映されているようです。
『相続者たち』が放送時の2013年、韓国ドラマ界ではドロドロ系と言われる愛憎劇や権力争いのストーリーが定番でした。
とにかく邪魔者が多く登場しますが、たくさんの障害を乗り越えた先に結ばれるというカタルシスの魅力を持っています。
一方、『キング・ザ・ランド』が公開されたのは今年、2023年。近年のシンデレラストーリーの流行は話が重すぎず、コメディのようなストレスフリーに楽しめる作品。
同様のテイストで2022年に大ヒットした『社内お見合い(SBS)』などが例に挙げられます。
財閥の御曹司である2作の男性主人公。
共通点は、2人とも超のつくお金持ちでハンサム。誰もが憧れるような完璧な男性ですが、ドラマ冒頭では少し傲慢だったり気難しい一面も。
御曹司ならではの悩みも持っていて、財閥の権力争いに巻き込まれ、異母兄・異母姉に虐げられています。
そんな生い立ちから心に孤独を抱えており、視聴者が放っておけないと思うような弱さも。



似た境遇の2人ですが異なるところも。大きな違いは『相続者たち』のキム・タン(イ・ミンホ扮)は学生、『キング・ザ・ランド』のク・ウォン(ジュノ扮)は経営も手掛ける社会人だという点です。キム・タンは学生ですが、複雑な家庭事情のせいか年齢の割に大人びたところがあります。恋をすると一直線にヒロインに向かい、愛情表現します。
一方、ク・ウォンは年齢は大人ですが経験のない恋に慌て、子どもっぽくチャーミングに思える一面も。悩んだり戸惑ったりしながらヒロインに近づいていきます。
2人とも、別の方向でギャップの魅力を持ったキャラクターと言えるでしょう。
  かしこい韓流・k-pop生活Danmee




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