「帰ってきたファン・グムボク」魅力的なキム・ジヌ、あらすじと感想

韓国ドラマ「帰ってきたファン・グムボク」、あらすじと感想、最終回
母親の失踪事件をもとに隠された真実を暴いていく娘の奮闘とそれをそばで
常に見守っていく一途な青年の物語であると同時に、愛する女性を探し
出すために自分のすべてを投じる一人の男の物語です。

ウンシル、リヒャン、マルジャのシングルマザーは同じ屋根の下で仲良く
暮らしています。ヒロインのウンシルの娘グンボク（シン・ダウン）は
リヒャンの娘イェリョン（イエリア）とマルジャの息子イヌ（キム・ジヌ）
とともに育ちますが、グンボクとイヌが恋人関係だということが、
気に入らないイェリョンです。
またある日、初恋の相手であるテジュン（チョン・ノミン）と再会した
母ウンシル（チョン・ミソン）は、それをテジュンの妻ミヨン（イ・ヘスク）
に見つかり嫌がらせを受けます。この3人は過去に大きな男女間のトラブルが
あったようで、テジュンの妻ミヨンは過去がバレるのを恐れているようです。
そんな時、グンボクとイェリョンの娘たちが暴行事件に巻き込まれ、
イェリョンが押し倒した子が大怪我を負い病院に運ばれます。
そして母ウンシルに恨みを持っているミヨンは大きな額の示談金が必要な
イェリョンの母リヒョンを買収し、ミヨンの企てにより母ウンシル、リヒャンと
娘のグンボク、イェリョンの4人は母リヒャンの夫がいるという日本に旅行
することになります。（もちろんリヒャンの夫は嘘の人物です）
ところがリヒャンがこのまま日本で暮らそうという言葉に疑問を感じる
ウンシルはとうとうホテルでリヒャンとミヨンの仕組んだ嘘を聞いてしまい
拉致された娘のグンボクを探すためにタクシーに乗りますが、その車を
追ってきたミヨンとリヒャンの車と接触しウンシルの車は崖から転落し
そのまま崖下で炎上します。そしてリヒャン親子は二人だけでアメリカに
逃げていきます。1つ屋根の下で長い間暮らしてきたウンシルとグムボクを
裏切ったリヒョンとイェリョンには、後ろめたさを感じる罪の意識は
ないのでしょうか・・・？？　必ずバチが当たりますよね・・・

9年後、アルバイトをしながら失踪した３人をイヌと共に探し続けている
グムボクは、ある日、車の中で気を失ってしまったミヨンを助け、謝礼金を
受け取るためにミヨンの息子と会うことになります。しかし、その息子は
昔グムボクを助けてくれたムンヒョク（チョン・ウヌ）だったのです。
また失踪したリヒャン母娘は娘のイェリョンがジェシカ・ペクと名前を
変えて二人で黙って帰国し、イェリョンはムンヒョク（チョン・ウヌ）の
TSグループ会社に経営企画チーム長として入社します。そして母の
リヒャンはミヨンの弱みにつけ込んでお金を要求し、今度は立場が逆に
なりますが、お互いに負けられない母親たちのあくの強い愛憎劇は更に
ヒートアップしてスリル満点です。（笑）
また一方、グムボクとイヌはグムボクの失踪した母ウンシルを懸命に探して
いますが、TSグループ会社のミヨンの夫テジュン（チョン・ノミン）も
ウンシルを探しています。

そしてとうとうTSグループ会社で働いていることが見つかったイェリョン
は自分からグムボクの家に行き「お母さんが失踪したことは知らなかった。
私も一緒に協力して探す」と嘘をつき皆を安心させます。
ところが、イヌはイェリョンに会いに行き、「グムボクは騙せても僕は
騙せないぞ。」と忠告します。やっぱり検事になったイヌはカッコ
良かった～それに誰が考えても二人の行動はおかしなことですよね！
そしてイヌは9年前にリヒャンの借金がすべて完済され、最近ペクヒャン繊維
という会社の代表になったことを調べ上げます。
そしてやっと、グムボクもリヒョン母娘の嘘に気が付き、イヌの母マルジャは
「やっとグムボクも目が覚めたのね」と言った言葉に本当に皆でしっかりして
ほしいわぁ～と身に染みて感じました・・・
更にグムボクはTSグループ会社で清掃員として働いていることがイヌに
分かってしまい辞めるように言われますがイェリョンを監視するためにも
TSグループ会社で働くというグムボクにイヌは「結婚しよう」と告白します。
ところがグムボクは今はできないと言ってペアリングを外します・・・
また一方、悪女イェリョンは自分の会社で清掃員として働いているグムボクを
どうしても追い出したくて、汚い手をつかって攻撃してきます。
そしてグムボクと仲が良いTSグループの常務ムンヒョクのグムボクへの愛が
大きいほどグムボクがいじめられるのです。周りからはグムボクがイヌと
ムンヒョクの二股をかけていると噂がたちます。
たしかにグムボクも疑われるようなことをしているので、イヌが可愛そうです。
グムボクはムンヒョクが好きなのかなぁ～？？　と思ってしまうけど？？
私はグムボクの心の中が読めないし理解できない！　こんな献身的で一途な
イヌを苦しめるなんて絶対にいけないことです・・・





ムンヒョクのグムボクに対する愛は周りが反対するほど強くなり「母親は
俺が探してやるから俺を利用しろ。そのあと捨ててもいいから」と告げます。
それでも一緒にいたいムンヒョクに対し、イヌは自分が悪役になって
イェリョンに近づき真実を探ろうとします。二人の男性から愛される
グムボクは幸せですが、私はイヌを振ったグムボクが許せない・・・（笑）
またイェリョンはグムボクとイヌを別れさせ、自分はムンヒョクと結婚
したいのですが、ムンヒョクの母ミヨンはイェリョンがリヒャンの娘だと
分かり、計画的に近づいたと言って激怒します。

またTSグループ会社のネーミング公募で優勝したグムボクはイェリョンの
部署に配属され、イヌもTSグループから引き抜かれ同じ会社で働くことに
なります。イヌはグムボクのためにリヒャン母娘を追い詰めていきます。
それなのに、ムンヒョクとグムボクはお互いに惹かれ合い、二人の結婚を
ムンヒョクの父テジュンが賛成しています・・・
ずっと昔から一途にグムボクを愛しているイヌはどうなるの？？
ここのストーリー展開はイヌに対して失礼だわぁ！ホント！イラッときます。

ところが、リヒャンの家にムンヒョクがテジュンの子供でないDNA鑑定の
封書が届きます・・・これはビックリ！　リヒャン母娘の思うツボ（笑）
そして実の父でないことで脅されている母ミヨンとムンヒョクは仕方なく
イェリョンと結婚することになります。
グムボクの家に結婚の挨拶に来たばかりなのに今度はイェリョンと結婚する
というムンヒョクをイヌは何度も殴ります・・・私はイヌの気持ちがよく
分かりますね～！　愛する人が悲しむ姿は見たくないのでしょう。

また一方、グムボクの母ウンシルは事故現場でギョンス（日本でリヒャンの
夫役）に助けられ、日本で事業を成功して韓国に戻ってきました。
事故の後遺症で記憶がなく自分が誰なのか分かっていません。
またギョンスはミヨンの昔の恋人で実はムンヒョクの実の父親であることが
中盤ごろ分かってきます。
はじめはこのギョンスの企みが分からず、この人は悪役なのかしら？と
感じてしまう部分がありましたが、ウンシルとギョンスの復讐する相手は
ミヨンなので、二人はお互いに助け合いながら手を組んで徐々に
悪女3人を追い詰めていきます。
そしてTSグループ会長のテジュンはやっと記憶のないウンシルを探し
再会します。ウンシルはだんだん記憶が戻ってきますが、娘のグムボクが
自分の娘だと分かると危険な目に遭うと思い、生きていることを
伝えることができません。
いつも遠くから娘の姿を見て「もう少しの辛抱よ。あなたを苦しめた
人間に仕返ししてあげるからそれまで我慢するのよ」とつぶやきます。
そしてウンシルは自分を殺そうとした犯人がミヨンとリヒャンだと
やっと分かります。後半本格的なウンシルの復讐がはじまっていきますが
ムンヒョクの実の父ギョンスも息子がイェリョンと結婚することに
ひどく嘆き悲しみミヨンを恨むようになります。
ウンシルはとうとう記憶のないユ・エランとして、悪女3人の前に姿を
見せ追い詰めていきますが悪女3人もそれに反撃してきます・・・

悪女3人はグムボクと母ウンシルを会わせないように、ひそかに計画を
立てますが、ウンシルの力になっていたTSグループ会長のテジュンは
自分の会社で働いているグムボクがウンシルの娘だったことを知り
母娘の再会を手助けします・・・
やっと夢にみた母娘の再会に思わずもらい泣きするほど嬉しい感動の
体面となりましたが、その後のイヌの母マルジャとの再会も胸が一杯に
なります。
マルジャはリヒャンたちの悪事に対しすぐに警察に行こうと言いますが
ウンシルは今までの私たちの苦しみの仕返しをしてから最後に警察に
行くと言います・・・　
そしてウンシルは自分の飲食店の本店をマルジャに任せます。
今までグムボクを育ててくれた一番信頼できるマルジャは家族同然の
人ですからウンシルもホットしているでしょうねぇ～！
また母ウンシルはグンボムにイヌとやり直しなさいと言います・・・
私もイヌの思いを考えると二人で幸せになってほしいといつも願って
いました・・・こんなイケメンで性格の良いイヌを振るなんて普通は
ありえないでしょう？？とグムボクに強く言いたい私です（笑）
本作は長い長編ドラマでしたが、イケメンのイヌを見ているだけで
心が癒され、最後まで視聴が頑張れたと思います～（笑）





その後、ムンヒョクは母ミヨンとギョンスとの会話を聞いてしまい
自分の実の父がギョンスだと知ります・・・
この時点で結局出生の秘密を知らないのは父テジュンだけです。
いつも感じるのですが、なんでテジュンに事実を誰も話さない
のかなぁ？？まったくイライラするところです・・・（笑）

その後、テジュンは息子のムンヒョクがイェリョンから脅迫されて
結婚したことやウンシル母娘を引き離したことを知り家を出ていく
ように言います。
また一方、グムボクとイヌは失踪前リヒャンの通帳に大金が
振り込まれたことを知り共犯者を探します。

また一方、グムボクと母ウンシルとテジュンの3人がTSグループの
広告撮影を行うという時、イェリョンはそれを阻止しようと天井にある
照明器具を下に落とそうとしますが、それをかばったイヌとムンヒョクの
二人が大怪我を負い病院に運ばれます。
そしてこの事件をきっかけにテジュンは最愛の息子がギョンスの子供
だったことを知り、大きなショックを受けます・・・
でも最後までムンヒョクを大事な子供としてそばに置くテジュン・・・
またそれ以上に衝撃的な真実が発覚します。マルジャがウンシルが
持っていた写真を見て、グムボクがテジュンの子供だったことを
知りますが、これも皆が知ることになりますが、本当の父親である
テジュンだけが知らないのです・・・
まったく・・・イラッとするくらい話を引っ張りすぎ・・・（笑）

そして、とうとうテジュンの母のお祖母様がムンヒョクの事実を知り
ミヨンに家を出ていくように言いますが、ガンとして家を出ていかない
ミヨンの往生際の悪さに腹が立ちますが、やっぱりお祖母様の力は強い！
ミヨンは追い出されます！
その後、テジュンはグムボクが自分の本当の子供だということを知ります。
まだグムボクは知らないので涙の再会はいつになるのかなぁ～？？
またこの時点でギョンス（ムンヒョクの実父）は自分の子供のムンヒョクを
取り戻そうと必死になり、テジュンと敵対するようになります。
そしてテジュンを会長の座から引きずり落そうとしますが、それを
ウンシルがミヨンを脅し助けます。
結局、子供のことで父親である二人が敵対することが、ちょっと悲しく
感じてしまうストーリーでした・・・

そしてテジュンの会長辞任に失敗したギョンス（ムンヒョクの実父）は
ムンヒョクにテジュンには実の子供がいるからお前は捨てられると
告げその子供がグムボクだと教えます。また同じころグムボクも
テジュンの母（お祖母様）が家に訪ねてきて自分の父がテジュンだと
言う話を聞き真実を知ります・・・
テジュンの母（お祖母様）は何も知らずに本当の孫をさんざん
いじめていたことにショックを受け倒れてしまいます・・・
その後、グムボクは母の日本での事故の犯人が、ミヨンとリヒャン
だったと言う真実をやっと知ります・・・

テジュンの母（お祖母様）はミヨンたち（悪女3人）とグムボク母娘たちを
家に呼び、皆の前でミヨンに離婚届を書いて家を出るように言います。
そしてお祖母様は「私はこの二人と一緒に暮らしていくから」と伝えます。
グムボク母娘も復讐をはじめるためにお祖母様の家で暮らすことにします。
でも、やさしいウンシルはお祖母様にムンヒョクだけはここで暮らせる
ようにしてほしいと伝えます。愛するテジュンのことを思ってのことです。

ところが、ここでミヨンの父親チャ会長が現れ、テジュンに「娘を捨てる
なんて絶対に許さん」とすごい剣幕で怒ります。
その後、ミヨンの父親とギョンス（ムンヒョクの実父）が互いに示し合わせ
カン会長のテジュンを失脚させようとします。ムンヒョクを会長にすると
いうギョンスにミヨンの父親は「それなら先にギョンスが会長になればいい」
と言い、そうすればムンヒョクが後継者になり、テジュンの娘である
グムボクが後継者になることはないですから・・・

テジュンもミヨンの父親とギョンス（ムンヒョクの実父）が手を組んで
攻撃してくることは予想しているので、早くムンヒョクに復帰して
親子として会社を助けてほしいと思っています。
その後、ウンシルはリヒャンを味方につけミヨンの情報を得ようとしますが
リヒャンは相変わらず自分の利益を考えて行動しています～（笑）
結局、常にお金に追われ情けないリヒャン母娘ですが、すべて
自分たちが招いた結果ですね！




100話も過ぎ終盤に入りました・・・
ミヨンとミヨンの父親チャ会長の攻撃が続きますが、ウンシルをいじめる
チャ会長が不愉快で気分が悪いギョンス（ムンヒョクの実父）は反感を
おぼえ、これからは一人でカン会長のテジュンを攻撃すると言います。
このギョンス（ムンヒョクの実父）ですが愛するウンシルのライバル
なんですが、自分の本当の息子ムンヒョクを真剣に育ててくれたテジュン
に何でこんなにも嫌悪感を感じるのでしょうか？？不思議・・・
そのムンヒョクも徐々に自分の本当の母ミヨンの悪事が分かってきます。
結局、最後まで事件の真実を知らなかったムンヒョクなんですが・・・
ムンヒョクには何の罪もないのに本作で一番かわいそうで悲運に
見舞われた人物だったと思います。
そのムンヒョク役のチョン・ウヌさんはセブン（SE7EN）の元彼女
パク・ハンビョルさんと交際7か月で昨年別れてしまいましたが、
なんとなくこのお二人はピンとこなかったですねぇ～～
セブン（SE7EN）とパク・ハンビョルさんとの交際が長かっただけに
やっぱりという感じでした・・・
チョン・ウヌさんは今年の3月に入隊しています。

終盤過ぎ、母ウンシルの反撃もはじまり、ミヨンとミヨンの
父親チャ会長の裏帳簿ねつ造で検察に拘束されたテジュンの代わりに
ウンシルが会長になるなど視聴者にとってはスカッと気持ちいい
展開になってきました・・・（笑）
ムンヒョクを会長にしたかったミヨンは悔しさのあまり泣き叫ぶの
ですが、その姿を見て会長になったウンシルは「あなたが悪いのよ。
母親（ミヨン）が、父親（テジュン）を引きずり降ろした後釜に
ムンヒョクが座ると思ったの？父親（テジュン）に濡れ衣を着せた
ことであなたは息子を失ったのよ。」と強い口調で言います。
そして「私は会社などほしくない。私の狙いはあなたとリヒャン
だけよ。今までとは反対に圧力をかけます・・・

また同じころ、イェリョンも撮影現場の事故の件で検察に
拘束されます。グムボクは今度は自分たちにした罪を償ってもらうと
昔のいい人から強い人間に変わっていきます・・・

イェリョンはミヨンのおかげで保釈されますが、終盤ムンヒョクを
はじめ皆がミヨンがリヒャンに10億ウォン渡したことを知るように
なります。このころグムボクも心の整理がつき、イヌからの
プロポーズを受けることにします。
ひたむきにグムボクを愛するイヌにとって承諾してくれただけで
十分だと思いますが、彼女を守るため家族を守るために「僕のところに
戻ってくれて、ありがとう」と今までの熱い思いがこみ上げてくる
イヌの涙に感動しました・・・つらい思いをした分、本当に幸せに
なってほしいと感じるシーンで私も胸が熱くなりました・・・

恋に一途なイヌ役のキム・ジヌさんは私生活でもやさしくよく気が付く
青年のようです。劇中グムボクのことを思い涙を流すシーンがたくさん
ありますが彼自身、実は涙もろいタイプなのかも？！　きっと？！
私はピ（RAIN）のドラマ「僕には愛しすぎる彼女」で悪役を演じていた
キム・ジヌさんが印象的でしたが、イケメンで演技派で魅力的な俳優さん
だと思いました。彼はミュージカル出身の俳優さんですが歌も上手で
いくつかの作品のOSTも歌っています。たしかに声も素敵だと思います。
彼の次回作ドラマ「変わった家族」を今録画中なので視聴が楽しみです。

そして終盤になり、10億ウォンの振り込み、出入国記録、日本のホテル
証拠のUSBと、グムボクの母親ウンシルを殺そうとしたもう一人の犯人が
自分の本当の母親ミヨンだったことをムンヒョクが知ります。
皆が最後まで黙っていたことが彼にとうとう分かってしまうのです・・・
その後、イヌとグムボクが結婚式を挙げ、ムンヒョクの心の中は大きな
衝撃で気力をなくし悲しみに打ちひがれていることでしょう・・・
何も悪くないムンヒョクが本当にかわいそうです・・・

でも、グムボクのウエディングドレス姿はとても綺麗で素敵でした。
もちろん、イヌもカッコよかったです～（笑）
そして、グムボクの父親であるテジュンが気をつかい、グムボクと
母のウンシルにバージンロードを歩かせる姿には胸が熱くなり涙が
止まりませんでした・・・　この時流れる挿入歌も素敵でした・・・

その後、イヌによってミヨンとリヒャンが検察に拘束され、グムボクと
ムンヒョクの仲がギクシャクしますが、まだテジュンの家でグムボクと
一緒に住んでいるムンヒョクは「母（ミヨン）の代わりに僕を恨んで
もらうために一緒に住んでいる」と母（ミヨン）に伝えます・・・
母（ミヨン）にすれば、溺愛する息子がこんな屈辱を受けているのが
耐えられないはずです。早く自分の悪事を認めればいいのに・・・
まったく、あきれる母ですがリヒャンとイェリョン母娘も同じく
「あんた（ウンシル）との関係は終わった！」と言って、最後まで
戦うと自分たちの悪事を認めません。そしてリヒャンが口裏を
合わせたことで担当の判事が故意の犯行ではなく過失と判断し
釈放されるミヨンとリヒャン。　

ところがもう1つのドライブレコーダーという決定的な証拠を
持っていたギョンス（ムンヒョクの実父）のおかげで、また二人は
逮捕され裁判がはじまります。
裁判ではギョンス（ムンヒョクの実父）が証人になり、ウンシル氏の
事故の後始末を頼まれました。事故にあった車の2台からドライブ
レコーダーを回収し、ひん死のウンシル氏を救助しました。と証言
します。そしてそれを裁判所で聞いていたムンヒョクは検事のイヌに
「母は僕のためにあんなことしたんだ。1度だけ助けてくれ。」と
頭を下げますが、イヌは「だからお前も罪を償え、母親が罰せられる
姿を見届けるんだ。」と怖い顔をして言い返します。
ムンヒョクにとっては悪いことをした母なんですが、それでも殺人罪に
することはできないのでしょう・・・だんだんムンヒョクから正義感が
なくなり優柔不断な姿がみじめで見るにしのびないです・・・

最終回、母のリヒャンも逮捕され、娘のイェリョンも債権者から
追われていましたが、結局告訴され警察に連行されます。

ギョンス（ムンヒョクの実父）はテジュンに母ミヨンが犯人だと
分かった今・・・ムンヒョクを開放するように言います。
その方が少しはムンヒョクが楽になるからとギョンスは言います。

そして裁判の結果、殺人および殺人未遂容疑でミヨンは懲役8年、
リヒャンは懲役3年に処されます・・・

そして、テジュンとウンシル、マルジャの弟夫婦二組が合同で
結婚式を挙げることになりました。

同じ日にギョンス（ムンヒョクの実父）は韓国を離れますが、
ムンヒョクは一人になった母ミヨンを待つと・・・

3年後、グムボクには可愛い女の子がいます。
ウンシルは出所したリヒャンに「一緒に暮らしていたころに
戻りましょう」と告げます・・・

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