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韓国ドラマ「LUCA(ルカ)」あらすじと感想、キム・レウォンとクローン人間

2022-09-29 | 韓ドラ や行・ら行


韓国ドラマ「LUCA:The Beginning」あらすじと感想、最終回。
特別な能力を持つ怪物ジオ(キム・レウォン)と、失踪した両親を探す強力班に所属する真の強い女性刑事グルム(イ・ダヒ)が力を合わせ巨大な組織の陰謀に立ち向かうアクションドラマ。
本格的なアクションシーンはもちろん、ジオ(キム・レウォン)とグルム(イ・ダヒ)の切ないラブストーリーの行方からも目が離せないスペクタクル追撃アクションドラマです!
ジオ(キム・レウォン)は「LUCAプロジェクト」によって誕生した超人的な力を持つ男ですが、
ジオが人間でありたいと心から願う思いと切実さはキム・レウォンさんの持つ神秘さに重なり、彼のむなしく疲れきった眼差しは切なさが倍増します。
そのジオ(キム・レウォン)を獣のような本能で追いかけるイ・ソン(キム・ソンオ)との戦いが何度もありますが、息の詰まるようなアクションは毎回ドキドキです。
でもしつこいくらいジオを追いかける悪役のイ・ソン(キム・ソンオ)なんですが、何でここまでと思うほど執拗に捕まえようとする意味が分かりません(笑)
まぁ~生きるために仕方ない事ですが、それでも悪役のイ・ソン(キム・ソンオ)には絶対死んでほしいと思うほど冷酷な追撃者で、本作でのキム・ソンオさんの存在感は大きかったです。
また、ヒロインのグルム(イ・ダヒ)の強烈なアクションシーンもカッコよくて、困難な状況の中でもたくましく積極的に生きていく女性を演じるイ・ダヒさんは驚くほどのカリスマ性を発揮していました。
本作は12話という比較的短いドラマでしたが、ジャンル的に好き嫌いが分かれるドラマだと思いました。私はキム・レウォンファンなので彼の常識の域を超えた姿を見ながら最後までドキドキ感を味わいながら視聴しましたが、今更、クローン人間の遺伝子操作をテーマにしたドラマ作品なんて?と、賛否両論、様々な意見がある作品だったと思います。
また、ラストがシーズン2を予感するようなハッキリしない終わり方で、とても気になりました。でも劇中、主演級の俳優さんが何人か殺されているので、シーズン2はほぼ不可能に近いものがありますね?! でも、韓国ドラマは死んだ人が実は生きていたなんて、嘘っぽいことがあるので、実現もありかも?! とはいえ・・・いまだにシーズン2の情報はありません(笑)

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ジオ(キム・レウォン)は見知らぬ場所で目を覚ましますが、そこには争った跡が残っていて、周りには大勢の男たちが倒れています。
自分の体は傷だらけで、自分が何者か分からないジオ(キム・レウォン)はその場所から必死に逃げ出します。
1年後、その場所から遺体を発見した刑事のグルム(イ・ダヒ)は遺骨が誰なのか国立科学捜査研究院のオ教授を訪れます。
そんな中、刑事のグルム(イ・ダヒ)はチュアン警察の強力班に移動になります。
実は刑事のグルム(イ・ダヒ)は幼いころ失踪した両親の事件を辛抱強く、ずっと追いかけていたのです。
また一方で、記憶を失くしているジオ(キム・レウォン)はひっそりと廃棄物処理業者で働いています。
ある日、ヒューマンティック研究所に仕事で訪れたジオは他のところでは感じない背筋が寒くなるような雰囲気とイヤな匂いを感じるのです。
そして、そこでジオはグルム(イ・ダヒ)と出会います。
遺体を見つけたグルムは事件と関係がありそうなヒューマンティック研究所を訪れ、研究員から話を聞き出しますが、特に証拠を見つけられなかったのです。
その後、ジオ(キム・レウォン)は仕事でトラックを運転していましたが、犯人を追っていたグルム(イ・ダヒ)が別の車にはねられ心肺停止になります。
ところが、ジオは自分が持つ特殊な超人的な力でグルムを救うのです。
そして、ジオ(キム・レウォン)がグルム(イ・ダヒ)を電気ショックの素手で救助している姿がネットで流れ、ジオの友人ウォニ(アン・チャンファン)やヒューマンティック研究所の科学者リュ・ジュングォン(アン・ネサン)などが1年ぶりに現れたジオの姿を確認します。
同じ、「LUCAプロジェクト」の国家情報院の陰の実力者キム・チョルス(パク・ヒョックォン)は、科学者リュ・ジュングォン(アン・ネサン)に、こういう超能力者のジオをもう1つ作りましょうとけしかけ、「LUCAプロジェクト」を成功させて莫大な富を手に入れようと目論むのです。
キム・チョルス(パク・ヒョックォン)は工作員のイ・ソン(キム・ソンオ)にジオを人目に付かぬように連れてくるように指示を出します。
そして、工作員のイ・ソン(キム・ソンオ)はジオ(キム・レウォン)を建物の屋上に追い詰めます。

2話
イ・ソン(キム・ソンオ)は凶器を使ってジオを刺しますが、ジオが超能力を使おうとしたのでジオを屋上から突き落としますが、その時ジオの体から超人的な力が湧き出て、ジオが落下した周りの建物の窓ガラスは割れ、車なども横転するような現象が起こります。
ちょうど、グルム(イ・ダヒ)もジオを追っていたので、その現場に居合わせ、屋上から落下するジオを見ながら一緒に倒れてしまいます。
二人は病院に搬送されますが、ジオは重体で集中治療室に、グルムは軽い脳震盪で救急室で寝ていましたが、幼いころ父親が謎の男の子を連れてきた夢を見ます。その男の子は幼いジオだったのです。
また、グルムを心配したチーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)は彼女を見てホッとしますが、同僚のユチョルからジオの血液型が分からなくて、手術が出来ない状態だと聞かされるのです。更に、最後の目撃者となったグルムは屋上に男がいて、人が落ちたのに何か爆発のようなことが起きたと伝えます。
チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)から、2、3日休めと強く言われたグルムはジオについて調べますが、産まれて10年後に出生届が提出されたことが分かり、届け出された住所を確認するとウィチョン市のウィチョン聖堂となっていました。
そのころ、病院の集中治療室にいるジオが急変しますが、医師の応急処置を受けている時、医療機器が放電して、ジオは劇的に生き返ったのです。
ところが、チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)はジオの血液は人間の血ではないと聞いて混乱します。
また一方で、ヒューマンティック研究所の科学者リュ・ジュングォン(アン・ネサン)と国家情報院のキム・チョルス(パク・ヒョックォン)は、ジオが重体で病院にいることをイ・ソン(キム・ソンオ)から聞き、ジオを早く連れてくるように指示しますが、国家情報院のキム・チョルスたちは連れ去りに失敗し、ジオは病院から逃走します。

3話
工作員のイ・ソン(キム・ソンオ)たちに追われるジオ(キム・レウォン)は、そこにグルム(イ・ダヒ)も加わり乱闘になりますが、なぜがグルムが気になるジオは傷ついた彼女を助け、二人だけで逃げます。
それは、グルムが幼い時、両親がジオを連れてちょっと出かけてくると言いますが、それから両親は家に戻ってこなかったのです。1時間くらいで、すぐに戻ると言ったのに、夜中になっても帰ってこない両親を一人で泣きながら待っていた女の子だったのです。
ところがジオは何1つ記憶がないと言いますがグルムだけは覚えていて、ジオもそれが気になりだから助けたと言います。
グルムはジオにあんたが10歳のころ1日だけ私の家にいたことがあると言い、目から青い光を出していたと・・・ なぜ家に来て、両親とどこに行ったのか?私を一生苦しめていると・・・
その後、二人は過去にジオが暮らしていた施設ウィチョン聖堂のシスターのステラを訪ねます。
シスターのステラは目が見えません。グルムがシスターのステラにジオを覚えていますか?と尋ねると「覚えています、あの子がここに火をつけました、あの子の中に悪魔がいます、おまえは悪魔だ」と激しく責めますが、ジオは違うと怒り、シスターが僕を悪魔にしたんだと言って、ウィチョン聖堂を爆破するのです。
また一方で、工作員のイ・ソンがジオが女性刑事のグルムを守ろうとしたと国家情報院のキム・チョルス(パク・ヒョックォン)に報告するとグルムをすぐに調べますが、なんと父親ハ・ヨンジェはこの研究所の共同設立者で研究員であり、ジオを作り出した当事者だったのです。
そして、ジオと研究資料を盗んで妻と逃げたと言い、グルムをマークするように指示します。

4話
ジオはすごく辛くて死んでしまいたい時がある。
そう思ったときに急に体が熱くなり、目の前が青くなってビリビリと手が光り力が湧いてくるとグルムに話します。
グルムはジオに会いたがっているオ教授のところにジオを連れて行って、ジオが誰なのか調べてもらうためにジオを説得し、検査を受けさせます。
そうすれば、誰が超人的な能力を与えたのか、それとも勝手に生じたのかが分かり、ジオの正体がハッキリ明らかになると説得します。
ところが、検査中に過去の恐ろしかった恐怖が蘇りジオは病室から逃げ出してしまいます。
後を追いかけてきたグルムにジオは「これ以上知りたくない」そして、おまえだけが危険な人物ではなかった、両親を殺したのは私ではない、もう会うのはやめようとグルムを攻撃して消えてしまいます。
また、一人になってしまったジオは子供の頃施設で一緒だった友人ウォニ(アン・チャンファン)を訪ねますが、ウォニは昔ジオの超能力を使って盗みを働いていた悪い奴だったのです。
ジオは自分は誰だ?と聞きますが、施設に来た時から記憶がなかったと言います。
ところが、友人ウォニはジオが自分の家にいるとイ・ソン(キム・ソンオ)に知らせ、ジオを裏切ります。
再びイ・ソン(キム・ソンオ)たちと乱闘がはじまりますが、ジオの超能力が更に進化しているのが分かり、イ・ソンを驚かせます。
更にイ・ソンが乗っていた車を爆発させて、ジオは去っていきます。

5話
もし「ジオが暴走したら、たくさんの死者を出すかもしれない、危険だ」というオ教授は「ジオを絶対に捕まえろ、銃を使ってでも捕まえるんだ」とグルムに念を押します。
そんな時、ジオから電話がありグルムは銃を持って迎えに行きますが、疲れ切って気力を失くしているジオは「本当に一人になった」と言って、グルムを頼って来ました。それを見て何もできないグルムはジオを自分の家に連れて帰ります。
グルムはジオに科学者リュ・ジュングォン(アン・ネサン)があなたの記憶を取り戻す鍵で、あなたに関する全てを知っているらしいと教えます。
そんな中、大規模なサイバーテロが起こり、国立科学捜査研究院のサーバーもハッキングされ、研究資料や論文や更にジオの検査結果まで消えてしまったのです。
すべて裏でヒューマンティック研究所が絡んでいて、設立者ジョンア(チン・ギョン)の野望が明らかになり、ジオのような子供をたくさん作ってすべての富を手に入れようとするのです。
これに対し、キム・チョルス(パク・ヒョックォン)はジオを捕まえて、細胞を複製した後は、
殺すつもりですと伝えます。 続いて、ジオの存在を知っているオ教授を殺すようにイ・ソン(キム・ソンオ)に指示を出します。
心から慕っていたオ教授を亡くしたグルムはジオと同じように本当に一人ぼっちになってしまったのです。
ところが、今度はグルムが国立科学捜査研究院からの帰りに拉致されるのです。
それを知ったジオは友人ウォニのところに行き、イ・ソンに電話しろ、俺を売り飛ばせと言い、俺はもう逃げないと、こちらから攻撃を仕掛けます。
ジオはイ・ソンを呼び出し、グルムを助け、「自分が死なずに生きていたら、おまえのところに行く、記憶を失っても、それでも会いに行く」と約束して、グルムを気絶させてから、去っていきます。



6話
ジオはヒューマンティック研究所の建物に忍び込み、そこでイ・ソンと戦いますが、身体を強化する注射を打ったイ・ソンも、ジオと同じく強くなっていたのです。
イ・ソンの攻撃に負けたジオはヒューマンティック研究所のある部屋で目を覚ましますが、そばにヒューマンティック研究所の所長で科学者のリュ・ジュングォン(アン・ネサン)がいました。
更に、リュ・ジュングォンは「ジオ、私を覚えていないか?私はお前の父だ」と言って、ジオを抱きしめ、「私が唯一愛したのはジオお前だけだ、私の愛は変わらない」と言って涙を流します。そう言われて混乱するジオには父親の記憶すらありません。
更にお前を連れ去ったハ・ヨンジェの娘グルム(イ・ダヒ)に会っただろう?と質問しますが、すぐにハ・ヨンジェを殺したのはジオではないと言います。
ジオと一緒に食事をするリュ・ジュングォン(アン・ネサン)はジオの警戒心を取り除き、次に実験室にジオを移します。
実験の目的は強い電流をジオに送って強い細胞だけ複製して作られた受精卵をジョンアの聖堂の女性信徒たちに与え新しい新人類を誕生させるのがヒューマンティック研究所の目的でした。
完成した後はジオやリュ・ジュングォン(アン・ネサン)や研究員たちをすべて殺すようにジョンアはキム・チョルス(パク・ヒョックォン)に指示します。
そして、苦痛に耐えながらもジオの実験は最後まで終わり、ジオと同じクローン人間の受精卵を完成したリュ・ジュングォン(アン・ネサン)。
ジオは自分の思い違いに気づき、おまえは今日死ぬというリュ・ジュングォンに「自分は死なない、最後まで生きて、お前たちを全員殺す」と怒りをぶつけます。
ところが、リュ・ジュングォン(アン・ネサン)はジオに「生きろ、絶対に生きろ、逃げろ」と言って、最後にジオに強化剤を注射して助けます。
注射で目覚め、全てを知ったジオは怒りと共に大きな破壊力の力でヒューマンティック研究所を爆発します。

7話
また一方で、ジオをかくまっていたことが分かってしまったグルムはチーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)から事情聴取を受けます。
「お前は何者だ?両親を捜しているのか?」と質問されます。
チーム長チェ・ジンファンは自分の辛かった経験から、ご両親も犯人も見送って、今までの長い時間も見送れ・・・そうしないと苦しむぞと忠告します。
ところが、それでも、グルムは続けると・・・
その後、グルムはリュ・ジュングォン(アン・ネサン)を調べはじめます。
そして、一人でヒューマンティック研究所へ行きます。
その時、ジオの大きな破壊力の力で建物が爆発し、ジオの暴走を止めたのはグルムだったのです。ところが、そんな二人の前にまたイ・ソン(キム・ソンオ)が現れ、彼も身体に強化剤の注射を打ったことでジオと同じように強くなっていたのです。
この時、グルムは大怪我をしますが、ジオに「捕まらないで逃げて」と言います。そして、意識を失ったグルムを病院に連れて行くジオ。
ところが、ヒューマンティック研究所の事件の犯人は警察の刑事グルムで、今逃走中だと嘘のニュースが報道され、罠にかかった二人は病院から逃げ出します。
ジオはグルムに「あんたは殺人犯になっている、研究所の人を殺したのはあんただってニュースで流れていた」と教え、二人はジオの友人ウォニの家に行きます。
11人も人を殺したという濡れ衣を着せられたグルムにジオは全部忘れて全部捨てて逃げようと言いますが、グルムは私はいくらこの先がつらい真実でも、しっかり向き合うつもりだと強い意志を見せます。
そして、グルムは一番信頼しているチーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)に電話をかけますが、チーム長チェ・ジンファンはすぐに「グルムから電話があった」とキム・チョルス(パク・ヒョックォン)に電話します・・・ えぇ~この二人グルだったの・・・
グルムはチーム長チェ・ジンファンに裏切られたことを知ります・・・
グルムはまた騙されて罪が増え、警察から追われる身になり、ジオと二人で逃げるのです。

8話
ジオは友人のウォニに教えてもらったソウン牧場にグルムと二人でやってきます。
今までのことを忘れて平穏な日々を過ごし、3ヶ月が経ちました。
グルムはそろそろ帰らないとダメだと言いますが、ジオはそんなグルムを止めます。
ここで一緒に暮らそうと気持ちを伝えますが、グルムの心の中はどうしたらいいのか複雑でした。その後、二人に恋人同士のようなラブラブで幸せな暮らしが続きますが、そんな中、グルムが妊娠します。ジオは自分に似てほしくない、君みたいに可愛かったらそれでいいと言い、グルムはあなたは怪物じゃない、だから子供も絶対に怪物じゃないと言い切るのです。
そして、ジオは友人のウォニに偽の身分証明書を頼みます。
その後、グルムは無事に子供を出産するのです。

また一方で、ヒューマンティック研究所の受精卵実験は胎児があまりに強い力を持ち、母親の身体全体に電気が通るような感覚で気を失うこともあり、代理母が耐えられなくて死んでしまいます。ジオよりも能力がはるかに上だったのです。
その後、意見の対立でキム・チョルス(パク・ヒョックォン)はこの実験から外れ、イ・ソン(キム・ソンオ)にジオを捕まえてくるように指示を出します。
イ・ソンはグルムと産まれた子供を拉致します。

9話
グルムと子供がイ・ソンに拉致されますが、そこへ強力班チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)が子供のおしめや服やおもちゃを持ってやってきます。グルムは警察官がこんなことをして?と言いながら、警察の誰を信じていいのか分からなくなったグルムです。
また、ジオはグルムと子供を連れ去られて、友人ウォニに会い、「グルムに出会い、子供が出来て、初めて生きる希望と勇気も出てきた」と素直な気持ちを打ち明けます。
ジオはイ・ソンと関係がある警察のチーム長チェ・ジンファンを捜して、グルムたちを助けようとしますが、友人ウォニも協力してくれることになります。

また、グルムの父ハ・ヨンジェは病気にならない人間を作ろうと研究に参加しますが、リュ・ジュングォン(アン・ネサン)は人類の進化という名目で危険なジオを作ったのです。
そして、キム・チョルス(パク・ヒョックォン)はグルムの父ハ・ヨンジェがジオを自由にしてあげようと連れ出したことと内部告発したことで殺害したのです。
同じ同僚のチョン室長は、たくさんのミスをしたキム・チョルスに奴隷のように扱っているイ・ソン(キム・ソンオ)たちを退職させて、キム・チョルスに辞職願を出すように言います。
更にチョン室長はジョンアと手を組み、女性二人は怖いくらいの野心をみせます。

また、チーム長チェ・ジンファンはグルムに両親を殺した犯人がジオなのに、なぜジオの居場所を教えないんだと聞きますが、チーム長チェ・ジンファンはグルムの子供の父親がジオだと知って衝撃を受けます。
そこへ窮地に立たされたキム・チョルス(パク・ヒョックォン)がグルムのところにやってきて
ジオはどこにいると言って脅迫します。
その時、キム・チョルスにジオから電話があります。
キム・チョルスはジオをジョンアの別荘に呼び、ジオは家族を助けるために暴走します。
別荘にはイ・ソン(キム・ソンオ)の仲間のユナもいて、ジオはどこにいる、どこにいると叫びますが、ジオとの戦いでユナは血を吐いて倒れ、後から駆け付けたイ・ソンに抱かれながら息を引き取ります。 イ・ソンの怒りは頂点に達し、今度はジノの目の前でウォニを傷つけ「お前の友達だから殺すんだ」と言って、ジオを苦しめます。

10話
「お前の大切な人を全員殺す」と怒り狂うイ・ソン(キム・ソンオ)は「あの女も娘も」と言ってジオと乱闘になります。
すぐにジオはウォニを救うために電気能力を使いますが、ウォニは今度はお前を売らなかったぞと言いながら息を引き取ります。
また一方で、キム・チョルス(パク・ヒョックォン)のところにいたグルムと子供が今度はジョンアと手を組んだチョン室長が奪っていきます。
ユナが死んだことで研究が進まず、仕方なくグルムとジオの子供を利用しようとします。
そして、ジョンアとリュ・ジュングォン(アン・ネサン)はグルムに私たちがジオの父親で母親だと説明し、グルムの子供の検査を要望します。
また、全てを失くしたキム・チョルス(パク・ヒョックォン)はイ・ソン(キム・ソンオ)の身体の力を何倍にもする薬を打ってジオを捕まえ、日本にジオを売る計画を立てます。

また一方、チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)は部下のユチョルに自分の秘密がバレてしまい殺そうとしますが、最後まで悪になれずに後悔する彼にジオが駆けつけ「生かしたいのなら」と言って助けに入ります。部下のユチョルは生き返り、チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)はそっと辞表を出して警察から出ていきます。
また、その後、ジオは教会にグルムを捜しに行きます。
その時、グルムが抱いていた子供に電流が流れ、グルムは子供を落としてしまいます。
部屋に入ってきたジオを見てグルムは狂ったように「出て行って、あっちに行って、なぜ私の両親を殺したの?」と言って泣き叫びます。
ジオは違う、違うと言いますが、今のグルムは頭が混乱していて、ジョンアとリュ・ジュングォン(アン・ネサン)の話の方を信じてしまっているようです。
グルムは「あなたはここで両親と暮らして」と言い、私は子供とここを出ていくと言いますがジオは「待っていろ、私が正しい本当の方向に戻すから」と強い態度を示します。

11話
教会ではジョンアの説教がはじまりますが、ある男性信徒が「嘘をつくな、全財産をすべて捧げたのにいつも同じような言葉ばかりで、あんたのようなインチキ宗教は殺してやる」と叫びながらジョンアに近づいて行きナイフを差し出します。
ところが、その場にいたジオが超能力をつかったために、その男は光と共に吹っ飛びます。
ジオの身体とその周りには電気がバチバチと走り、そんなジオにジョンアはひざまつきます。
同じようにその場にいた信徒たちはジオの存在を神のように崇め熱狂するのです。
それを、目の前で見ていたチーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)も銃を持って、教会に忍び込んでいました。一言、バカげていると・・・

また、同じころ、グルムは子供を背中におぶって、見張りの男たちと戦いながら教会からの脱出を図ります。そこへ、ジオが現れますが、グルムは「捕まえにきたの?助けに来たの?」と問いかけますが、ジオは子供を抱いて「戻ろう、外よりここが一番安全だ」とグルムに言い切るのです。君は何もしなくていい、私が私たちのために何でもするからと慰めます。
そして、リュ・ジュングォン(アン・ネサン)のそばでジオのつらい実験がまた始まります。
そんな中、グルムと一緒にいる子供に異変が起こります。
リュ・ジュングォン(アン・ネサン)は母親が分からないようだ、ジオと同じように記憶を失っているようだと言います・・・
その後、強くなって変身したイ・ソン(キム・ソンオ)がジオを倒しに教会にやってきます。
ジオはグルムと子供を逃がし、一人でイ・ソンと戦いますが、チーム長チェ・ジンファン(キム・サンホ)がグルムを助けに来ます。グルムを助けるために傷を負ったチェ・ジンファンは最後にグルムに両親を殺したのはジオではなくキム・チョルス(パク・ヒョックォン)だと教え、亡くなるのです。

12話(最終回)
ジョンアはジオがチョン室長にグルムを捜してほしいという態度に怒り、グルムを詐欺罪でもう一度刑務所に入れて、おまえの子供は売り飛ばしてやると声を荒げるのです。
ジオはそれがあなたの計画ですか?と怒りを抑えられなかったジオはジョンアの首を絞めてしまいます。 息子が怪物なら母親も怪物だなと示し、目から青い光を出します・・・
リュ・ジュングォン(アン・ネサン)はジオにおまえは誰か一人の子供じゃない、ここ数十年の間に進化を続けたすべての生物の子供だ、罪悪感を持つなと言い、グルムや子どのためにここを守って新しい人類を育てるしかないと忠告しますがジオは自分の望みがあなたの絶望に繋がらなければいいのですが?」とハッキリ答えます。
その後、ジオの細胞から作った子供たちが4週目になりました。リュ・ジュングォン(アン・ネサン)からお前が父親だと言われ、目標は1万人の子供をつくることだとも言われます。

また、グルムは信頼する警察のユチョルにどうしても解決することがあると言って子供を預けます。そして、ユチョルにキム・チョルス(パク・ヒョックォン)の追跡をお願いし、二人は再会して計画を立てるのです。
そして、ある建物でキム・チョルス(パク・ヒョックォン)を見つけだし、部屋に乗り込みますが、それをチョン室長の部下に見つかり、ジオが助けにきますが、すでに二人は移動していました。
グルムはチョン室長の部下に追いかけられ、子供を抱いて高い建物に逃げることになりました。
怪我をしているグルムは子供に泣かないで少しだけ待っていて、いい?しっかり隠れていて、あなたは怪物じゃないと切ない言葉をかけ子供を建物の上から手放しますが、子供はジオのように青い光を放って落下していきます。
そこにチョン室長の部下がやってきて、すぐにジオがやってきます。
ジオはグルムを助け、子供はどこだと聞きますが、分からない、遠くに送ったからと答えます。
ジオはもう大丈夫だ私たちの世界がつくれると話します。
グルムはあなたの目が本当に好きだった、クローン人間を作ること考え直してほしい、人は絶対に怒りから生まれてはいけないのよ、完璧じゃないあなたが好きだった、だからジオお願いだから戻ってきてと本心をぶつけます。
ジオはグルムに離れたのは君だから君が戻ってきれくれと言いますが、その瞬間、隣の建物から
キム・チョルス(パク・ヒョックォン)がジオに向かって銃を向けます。
それを見つけたグルムはジオの代わりに銃に撃たれ、ジオの胸の中であなたが戻ってくれたら嬉しいと言って息を引き取ります。
ジオの超能力を使っても生き返りませんでした・・・

その後、この建物の1階で、ある作業員が元気な赤ちゃんを見つけます。
また、リュ・ジュングォン(アン・ネサン)の実験室ではジオが作ったクローン人間の赤ちゃんたちが青い光を出しながら大勢並んでいます。
ジオは今日から一人で生きていくのは終わりのようだとつぶやき、新しい時代を切り開いたジオの堂々としている姿に恐ろしさを感じるラストでした。

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