韓国ドラマ「キルミー・ヒールミー」あらすじと感想、相関図。
本作は最終的にチソンさんのキャスティングで大成功を収めましたが
はじめはヒョンビンさんの除隊復帰作として大きな関心を集めました。
ところがヒョンビンさんの事務所側と制作会社との意見の違いで
ヒョンビンさん側が辞退。その後、イ・スンギさんとのキャスティングを
検討しましたがスケジュールが合わず、最終的にチソンさんと
ファン・ジョンウムさんの「秘密」カップルが再度出演することに
なりました。
そして多重人格障害を題材にしたドラマ「キルミーヒールミー」が
始まったあとすぐに、ヒョンビンさんのドラマ「ジキル・ハイド、私」が
放送になり、同じ水、木ドラマの同じ時間帯で放送が始まったわけですが
結果はチソンさんの「キルミーヒールミー」が2倍の視聴率差で
圧勝しました。
ヒョンビンさんのドラマ「ジキル・ハイド、私」も多重人格障害という
同じ題材のドラマなんですが、一度断っていた同じ題材のドラマを
同じ時間帯に放送するヒョンビンさんの気持ちも理解できませんが
結局、ヒョンビンさんは除隊後、映画もドラマも失敗に終わりましたねぇ!
トップスターという期待の高いヒョンビンさんが受けたバッシングは
大きかったと思いますが、ヒョンビンさんのこれからの可能性を信じて
次回作を待ちましょう! ファイティン!
多重人格障害を題材に、7つの人格を持つ財閥3世ドヒョン(チソン)と
彼の主治医になった精神科レジデントのリジン(ファン・ジョンウム)の
ロマンスが描かれたドラマです。
アメリカに留学していたドヒョン(チソン)は自分の中に暴力的な別人格
シン・セギがいることに気が付きます。
韓国に戻ることになったドヒョン(チソン)は帰国途中に推理小説家の
リオン(パク・ソジュン)と出会い、その後リオンの双子の妹で精神科
レジデント1年生のリジン(ファン・ジョンウム)と最悪な出会いを
します。
そして韓国ソウルでIDエンターテインメントの副社長になったドヒョンは、
初恋の女性チェヨン(キム・ユリ)と従兄でIDエンターテインメントの
社長ギジュン(オ・ミンソク)の婚約を知ります。
多重人格を治すために主治医になってほしいというドヒョン(チソン)と
まだ主治医は早いから友達になろうというリジン(ファン・ジョンウム)。
二人は徐々に惹かれていきますが、そんな二人の間に割り込んでくるのが
危険な別人格のセギ(チソン)。
そのもう一人の人格セギはリジン(ファン・ジョンウム)が俺を呼んだと
言いずっと昔からそうだったと言います。なぜかセギはリジンを昔から
知っているような様子です。
そしてセギの彼女に対する行動がセギらしくないと感じたドヒョンはセギの
初恋の相手がリジンだったことを知るのです。
奇妙でおかしな三角関係を演じることになったチソンさんとジョンウムさん
ですが、大ヒットドラマ「秘密」でも共演されて、息がピッタリ合った
お二人のピュアな愛は涙・・・涙・・・の切ない愛とラブコメと幾重にも
複雑に絡み合うミステリアスな愛がまた新鮮に映っていました。
そして人格が変わる前後にいつもリジンがいることが分かり、リジンは
人格交代のスイッチではないかと気が付き、ドヒョンの知らないところで
セギとリジンの接点があるのかもしれないと感じます。
そして・・・リジンにも過去に何か秘密がありそうです・・・??
またソク・ホピル教授はドヒョンとセギは共存意識の可能性が高く、主人格と
交代格の主導権争いが激しくなりそうだとリジンに告げます。
そして最近、危険なセギの人格が強くなったのを感じるドヒョンです・・・
「家族がいないドヒョンの力になりたい」とリジンは自分の両親と兄の
リオンに外国に行くと嘘をつき、ドヒョンの主治医になることを決め
ドヒョンの家に同居するこになり、ドヒョンの全ての人格たちの特徴を
覚え、突然人格が替わった時の対処法を考えるのです。
秘書まで引き受け、24時間ドヒョンのそばでサポートするリジンも本当は
嬉しいのかなぁ~??(笑)
なんて思っていたら、ある日ドヒョンがヨソプの双子の妹アン・ヨナ(17歳)
というアイドル追っかけの女子高生に人格が替わったときは吹きだして
しまうほど大爆笑で、チソンさんが鏡を見ながら
「やだ~!このおじさん顔、整形しちゃおうかな~!」なんてセリフを
言いながらアイドルのイケメンを追っかける姿も女子高生そのままで、
チソンさんの素晴らしい演技力に思わず拍手していました~(笑)
そしてリジンのそばで次々と人格が替わっていくドヒョンのことを
ソク・ホピル教授に相談するリジンは教授からリジンが人格交代のスイッチ
ではないかと聞かされ、昔会ったことはないか?以外にも人間は記憶を
隠したりするものだ! 二人が覚えていない過去に接点があったなら、
記憶を取り戻す起爆剤になるかもしれないと聞かされます。
また一方、兄のリオンはリジンが韓国にいることを知り、「親をだまし
男と同居するのは理解できるけど、ここの家にいることは危ない!
お兄ちゃんに従え!多重人格のことをバラすぞ!」と二人が喧嘩を
していると、セギが一言リオンに「本当に実の兄か?」・・・
「兄だからリジンを連れて帰る」というリオンに「何が兄だ?」という
セギは薄々リオンの気持ちが分かっているようです。
「資格がないのはお前だ!」と言われ悔しがるセギを残し、リオンは
リジンを家に連れて帰ります。
兄のリオンはオメガというペンネームで執筆している天才推理小説家。
正体をを明かさない覆面作家のリオン(パク・ソジュン)はドヒョンの
謎を追うシリアスな作家の顔も持っています。
リオンとリジンは双子の兄妹ですが、兄のリオンは自分たちに出生の
秘密があることに薄々気が付いている様子です・・・
はたして、兄の淡い想いは妹のリジンにとどくのでしょうか??
こちらのラブラインもとても気になります・・・
後半過ぎ、ドヒョンは7歳からの1年間の記憶がなく父から虐待を受けて
いたことをセギの言葉から知ることになり、またその虐待を母が見ていた
ことも知ります。会長のテイム(キム・ヨンエ)は21年前家事があり
火の中からドヒョンを救ったのは父だったと教えますが、ドヒョン(セギ)は
「オレの代わりにあの子を助けるべきだった」とそばにもう一人子供がいた
ことが分かり、その子供を捜すのですが、同じくチャ・ヨンピョ社長と
ドヒョンの母が捜していることが分かります。
会長のテイム(キム・ヨンエ)はドヒョンの行動がおかしいと感じ、
ソク・ホピル教授を訪ね多重人格のことを知りドヒョンにアメリカに
帰るように伝えます。多重人格のドヒョンには会社を任せられないという
ことでしょう。ドヒョンは副会長からは退きますがアメリカには行かない。
と伝え、「韓国に残ってやることがあります。どうして心が粉々になった
のか調べます。」と・・・ もう利用される自分が嫌なんですよね・・・
これからはセギに頼りたくないドヒョンになりたいってことでしょう。
またこの時、会長のテイム(キム・ヨンエ)の家の地下ワイン倉庫に
入ったリジンもその地下室を見て自分の記憶を少し思い出します。
ドヒョンがいつも見る地下室のもう一人の子供は「私も火と地下室が
恐いの」と言っていたリジンではないのかと?
これから二人の関係はどうなるのでしょうか?血の繋がりがあるのか
興味深いストーリー展開になっていきますね~?!
そして二人はどんなことも一緒に乗り越えて、過去の悪い記憶も
新しい思い出で消し去りたいと約束します。
その後、皆が地下室のもう一人の子供を捜しているとき、リジンが拉致
され、それを助けるために怪我を負ったドヒョンはその子供がリジン
だったことを思い出します。そしてリジンには忘れている記憶を
無理に取り戻さなくていい。やめてほしい。と伝えます。
自分のせいで地下室で虐待されていたのがリジンだと知ったら悲しむから。
そしてドヒョンはリジンに別れを告げます・・・
終盤、記憶が戻ったリジンは自分が虐待されていたことを思い出し、リジンの
本当の名前がチャ・ドヒョンだったことも分かってきました。
ドヒョンは自分がスンジングループに入る前に既に戸籍に入っていたことに
疑問を抱いていました。
それは戸籍の無かったドヒョン(チソン)にあげたもので、地下室にいた
女の子はこの世から痕跡を消されてしまったのです。
そして21年前の真実を知っているのは私だけだと言う会長のテイム
(キム・ヨンエ)はドヒョン(チソン)に「火をつけたのはあなたよ」と
衝撃的な事実を話します。もうすでに幼い少年の中にはセギの人格が
宿っていたのですね。
ドヒョン(チソン)とリジンは同じ過去と傷を共有しているので、これから
二人で記憶を少しづつ合わせていくようです。
結局、リオンは最後まで良い兄として生きていくことになりました~(笑)
最終回、また?なぜか? ドヒョンに新たな人格のⅩが登場します!
敵か味方か心配しましたが、Ⅹは救済者として現れすべての人格を消して
くれました。そのミスターⅩはリジンの父親でナナのお父さんでした。
そしてドヒョンとリジンは二人でペアリングをつけて静かな時間を過ごす
Happyendで幕を下ろしました。。。。。
私は本作で女子高生になったチソンさんとチョッピリ三枚目役の
パク・ソジュンさんとのひょうきんでおどけた絡みが大ウケでした。
特に13話で、リオン(パク・ソジュン)と二人だけでカフェにいたドヒョンが
突然人格がアン・ヨナに変わってしまいます。ヨナはすでにリジンの
家族写真を見てリオンに一目惚れしていたのでリオンを見て「オッパ!」
「オッパ」と嬉しそうに抱きついてきます~(爆笑)
どうしてもリオンとキスしたいヨナが積極的に近づいてくるので、リオン
はリジンに助けを求め電話で呼び出しますが、それも無駄なくらいヨナの
腕力が強くてとうとうリオンとのキスに成功します。。。
この時のパク・ソジュンさんの困惑した顔が面白すぎて笑いが
止まりませんでした!! このお二人のこっけいな姿は本作の
笑いのツボです!! 本当に楽しく、重すぎず、主演3人のバランスが
実に絶妙に描かれたドラマでした。
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本作は、ラブストーリーとミステリーと
コメディーもプラスされた本当に面白い
ドラマでした。
主演3人の巧みな演技力が素晴らしかったです!
「金よコンコン」のパクソジュンが
気になっていたので、このドラマが
楽しみでしたが、ヤッパリ、期待どおりの
演技で嬉しかったです。
チソンとパクソジュンの絡みが面白かったです。
私も「金よコンコン」からパク・ソジュン君が
気になっていました。
本作で女子高生になったチソンさんとの
絡みが大爆笑で今までになく思いっきり
弾けた演技は最高でした。(笑)
ファン・ジョンウムさんとの双子同志の
コミカルな掛け合いも楽しかったですが
妹に対する届かぬ愛が切なかったですね!