韓国映画「操作された都市」あらすじと感想、
ドラマ「ヒーラー」「奇皇后」「THE K2」「あやしいパートナー」など数々の話題作に主演している人気俳優のチ・チャンウク主演映画。彼の初主演映画として韓国で公開されるやいなや、話題となった映画「操作された都市」。
わずか3分16秒のうちに殺人犯に仕立てられた主人公クォン(チ・チャンウク)。
次々に出てくる思いもよらない証拠。
全ては何者かに仕組まれたかのように彼を犯人として導いていく。
まったく身に覚えのない罪を着せられたクォンは、仲間のゲーマーたちから黒幕の存在を告げられる。
クォンの元に、この仕組まれた殺人の実態を暴くため、それぞれの特技を持ったゲーマー仲間5人が集結。
次々と明らかになる真実に伴い、ある男の存在が浮かび上がる。
しかし、その存在を知ったとき、男の恐るべき力を目の当たりにするのだった。
街全体を操作する巨大な力を持った男に、たった6人で立ち向かうゲーマーたち。
果たして彼らに勝機はあるのか!? (kstyle)より
クォン隊長と呼ばれ、オンラインゲームでは優れた完璧なリーダーですが、現実社会ではフリーターでうだつの上がらない母親思いの主人公クォンを演じているチ・チャンウク君。
撮影前にトレーニングを積んだというアクションは完璧で今までになくパワフルでカッコ良かったです。
また個性が強いゲーマー仲間たちが「濡れ衣を晴らすために脱走した無実のクォン隊長を俺たちが助ける」と皆が集合しますが、その中の一人の名前「ひげ面」がなんと女優のシム・ウギョンちゃんだったのが笑えます。彼女はハッカーですが対人恐怖症というユニークなキャラクターを魅力的に演じていました。
物語は財閥の不祥事を権力とお金でもみ消すというよくある話で、弁護士も警察も正義は通用しない韓国社会なんですが、この映画を観るとネット社会の恐ろしさを実感する怖さがあります。
劇中、黒幕が「自分が筋書を書いて自分が選んだ奴を刑務所に送るという、その達成感がたまらなかった・・・でも、何度も続くと変化がなくてつまらなくなってきたところ、クォン隊長が反撃してくれて、また楽しくなってきた・・・彼が悪あがきがして自分を刺激してくれることが最高なんだ・・・と、心の中を見せます・・・ 脅威を感じる悪が戦いを望む感情です・・・
でも、ラストはスカッと爽快な気分になれますよ!
チ・チャンウクファンは必見の映画です!