韓国ドラマ「私の心が聞こえる」あらすじと感想! 2011年 全30話
キム・ジェウォン、ナムグン・ミン、ファン・ジョンウム、コ・ジュニ
兵役を終えたキム・ジェウォンが5年ぶりにドラマ復帰した作品で、
元祖キラースマイルも爽やかな笑顔もさく裂です。
彼が演じる役は事故で後天的聴覚障害者になりながら聞こえるふりをして
前向きに生きていく財閥の御曹司。
周囲から理解されない悲しみや苦しみの表現など細かな演技を見事に演じ切り、
復帰作で難しい役に挑戦した彼の役割は大きかったと思います。
そんな彼と子供の頃に出会い、成長してから偶然再会するヒロインに
「ジャイアント」のファン・ジョンウムが扮し、彼女は実の母親を亡くし
知的障害を持つ義父ヨンギュ(チョン・ボソク)の面倒を見ながら明るい
ヒロインを完璧に演じています。
ファン・ジョンウムさんは、はじめから女優さんだと思っていましたが、
元人気グループ「シュガー」のメンバーなんですね~
どうりで「ジャイアント」やこのドラマでダンスを踊るシーンがありましたが、
上手に踊っていました~納得!!
そして「セレブの誕生」のナムグン・ミンが、過去を隠して別人となり
成長したドンジュ(キム・ジェウォン)の義兄役ジュナに扮し、知的障害の
父親と義妹ウリ(ファン・ジョンウム)家族を捨てたことに罪悪感を抱いて
生きている青年を演じています。
そのジュナ(ナムグン・ミン)が自分の出生の秘密を聞きに祖母に会いに行く
シーンは衝撃的でインパクトがあり、今まで自分の心を隠して生きてきたジュナ
(ナムグン・ミン)のセリフに、
「今まで贅沢に暮らしながら胸の中には、お前は家族を捨てたんだ、
だから獣以下のクズだ・・・」
「その罪悪感で幸せにはなれなかった・・・孤独で怖かった・・・ 」と
自分の本当の父親と母親の存在を知った彼が祖母に大声をあげて泣き叫ぶ姿は
怖いほど鋭い目をしていました。
こんなナムグン・ミンssiを見るのは珍しかったですが、また反対に養子に
なった義母に逆らうことが出来ないジュナが何度も義母にひざまずきながら
許しを請う姿は胸が痛くなるほど涙が出ました。
このドラマのナムグン・ミンssiのクールで哀愁漂う瞳は女性ファンを
釘づけにしますねぇ~
そして最後にこのドラマの一番の注目ポイントは知的障害者の父親ヨンギュを
演じたチョン・ボソクssiです。
前作、「ジャイアント」ではチュ・サンウクssiの父親役で最後の最後まで
徹底した悪役が記憶に新しいと思いますが、このドラマでは、純粋で心の
やさしい父親を演じ、面白い表情や歩き方まで役になりきっていて
あまりの変貌ぶりに驚きました!
「さすが演技派俳優」という言葉しか見つかりませんが、家族を一心に思う
温かい心をもつ父親のチョン・ボソクssiには1話から最終話のラストまで
泣かされ感動の連続でした。。。
ドロドロ系なのに何故か家族愛が素敵な感動のドラマで
父親役のチョン・ボソクssiに、「素敵なドラマをありがとう」と
伝えたい気持ちでいっぱいです~❤
本当に心が豊かになる素敵なドラマでした~~(*^。^*)
(あらすじ)
聴覚障害をもつ母ミスクの愛情を受け、明るく育った少女ウリ
(ファン・ジョンウム)。
ミスクに想いを寄せる知的障害者だが、やさしい心を持つヨンギュ
(チョン・ボソク)との結婚が決まりウリ(ファン・ジョンウム)は喜ぶ。
だが、ヨンギュの子供で秀才のマル(ナムグン・ミン)は障害を持つ家族を
疎ましく感じていた。
そんなある日、ウギョン財閥の孫ドンジュ(キム・ジェウォン)が両親と共に
マル(ナムグン・ミン)の学校にやってくる。
学校の音楽教室で、ピアノを弾いているドンジュ(キム・ジェウォン)と
出会い、仲良くなるウリ(ファン・ジョンウム)とドンジュ
(キム・ジェウォン)。
しかし、ある日ウギョンの工場で火事があり、そこで働いていたウリの
母親ミスクは亡くなってしまう。
火事を隠ぺいする為、ウギョンは火事の原因はミスクにあったと言って、
ヨンギュとマルを訴える。
他に誰も頼れないマルは、以前奨学金を貰ったさいに「困ったことがあれば
尋ねてくるように」といっていた
ウギョン財閥の娘でドンジュ(キム・ジェウォン)の母親テ・ヒョンスクの
元に行く、そしてヒョンスクに
「私の息子にならない?」と言われるのだった。
同じ頃、ドンジュ(キム・ジェウォン)はある事故により大怪我を負い、
聴覚を失っていた。
母親のヒョンスクはアメリカで、ドンジュ(キム・ジェウォン)とマル
(ナムグン・ミン)を兄弟として
育て、マルは医者として成長するのです。
そして15年後・・・。
ドンジュはアメリカで読唇術により障害を隠す術を身につけ、グループ後継者
となるべく韓国に戻ってきた。
また、マルはジュナと名乗り、ドンジュを弟として、すべてサポート
していた。
一方、継父ヨンギュとともにマルを捜し続けるウリは、街でマルと
似た話し方をするドンジュを見かけるのです・・・