☆エル&犬馬鹿日誌☆改め★アウトランダーPHEV&犬馬鹿日誌★

エルグランド馬鹿、犬馬鹿のおやぢがこの度アウトランダーPHEVに乗り換えをいたしました。

ちょっと複雑・・・新型の個人的インプレッション

2015-07-14 06:36:28 | アウトランダーPHEV
新型アウトランダーPHEVに試乗してきました(長文)

いつもお世話になっているディーラーに新しいPHEVの試乗車が入ったとの事で、早速怖い物見たさで試乗してきました。

試乗車に乗るまでは相方さんと「私たちが新型に乗って違いがわかるのかな?」って話をしていたのですが、試乗した結果は・・・

※比較対象の私のPHEVは2013年型セーフティパッケージで、タイヤを225/60R17にインチダウン。走行距離約31000kmですので、厳密な比較はできていませんので、ご了解下さいませ。

■パワーシート

まず、ドアの音。

これはセールストークでは最初に触れるようですが、私たちは興味がなかったのでスルー・・・

運転席に着席し、最初に気づく大きな違い。それはやっぱりステアリング。



太くなり、質感が向上していました。ハンドルヒーターはいらないですが、感触は新型の方が好みですね。

それと、ドア部分のパネルカラーの違い、センターコンソールの違い、シートのデザイン、材質の変更もすぐわかりました。



便利なサングラスホルダーの復活?と天井材質も変わってました。



純正ナビの画面



さて、いよいよ試乗にスタート。

と、その前に、シートポジションを変更しようとすると、パワーシート・・・。



帰ってからカタログを確認すると、全車標準装備になってました・・・(汗)

うちは、相方さんと私では、シートポジションがかなり違うので、シートリフターをいつもがちゃがちゃやってますが、新型ならパワーシートなので、ちょっと労力が省けるかと。ただ、パワーシートは好き嫌いがあるかと思いますが・・・

でも、ポジションのメモリーはなかったかと思いますが・・・(要確認)

シート自体もアルカンターラ風の素材を使い、デザインも変わってましたが、これでベージュ内装があれば自分としてはベストなんですが・・・



■ブレーキと加速感、そして音・・・

それでは、いよいよテストドライブ開始。

ディーラーから道路へ出るまでに、いきなり、ブレーキの感触の違いに気づきました(汗)

新型のブレーキ



2013型のブレーキ



新型は、微調整が容易です。これは残念ながら、少し車を動かしただけでわかってしまいます。

そして、幹線道路へ進み、加速をしてみると・・・

まず、最初の出だしから加速が軽く感じます。

もたつきなく、本当にスムーズかつ軽快にスピードが上昇します。

少し車が軽くなったような感じでしょうか。

それから、加減速時の「クゥオォ~ン」というモーターの音が、運転席ではほとんど聞こえなくなっていました。助手席に乗ると、少しはモーター音が聞こえていましたが・・・

また、後席に乗っていたセールス氏によると、後席のモーター音は激減しているとの事。

加速後、信号にひっかかり停車しましたが、やっぱりブレーキの感覚は大きく変わっています。これは正直うらやましい。

次に、アクセルを大きく開けて、エンジンを始動させてみると、スムーズに車速が伸びます。

エンジンの遮音が良くなったのか、エンジンまでの距離が少し遠くなったように感じました。

新型のエンジンルーム



フェンダー側に防音材が・・・

2013型のエンジンルーム



新型のエンジンルーム



2013型のエンジンルーム



ちょっと写真をしくじりましたが、エンジンバルクヘッド側の防音材が追加されているような・・・

新型のドア付近

シール材が追加されています。



2013型のドア付近



またエンジン始動直後からの車速の伸びについて、私の2013年モデルでは、エンジンがかかってから本格的に加速するまでに、少し「ひっかかり」といいますか、「もたつき」を感じ、スピードが乗り始めてから、一気に加速するような、なにか、ターボエンジンのような、段つき感、盛り上がり感があると思うのですが、新型では、エンジン始動直後から加速感が一定で、スムーズかつリニアにスピードが上昇するように感じました。

マイナーチェンジ前の方が力強く感じますが、データ上では、きっと新型のほうが良いのでしょうね・・・

余談ですが、高速道路料金所からのフル加速が大好きだと言う相方さんは、新型の加速感より旧型の加速感の方が、迫力があって好きって言ってました。きっとエンジン音がうるさく、がさつな音が大きいだけだとおもいますが・・・(爆)

とにかく新型は、エンジン音が小さくなり、エンジンのかかり始め、加速中の音からも「がさつさ」がだいぶ消え、スムーズに感じました。

■滑らかな乗り心地

それから、走り味についても、短時間の試乗でしたが、車がかなりどっしりとし、乗り心地が滑らかになったように感じました。

車重が増えている事も関係しているとは思いますが、単なる車重の増加という事であれば私の愛車はジェットバッグやドッグネット搭載により、新型と同じくらいか、それ以上の重量増になっていると思いますので、やはり、色々なところの改善の成果なのだろうと思います。

ただ、人間の感覚とは不思議なもので、自車の細かな振動をひろう乗り味になれているせいか、静かで、道路上の段差や路面の荒れを吸収する新型の助手席にのると、細かな振動は感じないためか、なんだか船に乗ったような微妙な、大きなサイクルの「揺れ」のようなものを感じたような・・・

運転席では感じませんでしたが、助手席に乗ると、なんだか不思議な感覚を感じてしまいました・・・(汗)

このあたりは個人的な感覚なので、ちょっと余計な情報かもしれませんが、一応、書いておきます。

■試乗を終えて・・・

10分ちょっとの短い時間の新型PHEVの試乗でしたが、予想以上に色々な変化を確実に感じました。

外観デザインは好き嫌いもあるかと思いますので、触れませんが、私はやっぱりブレーキの違いはショックでした。

こればかりは、新型に変更する事はかなり投資が必要でしょうし、パーツを交換しても電子制御部分との関連まで手を入れることはできないと思いますので、こればかりは非常に残念です。

それから、リアサスの改善については、今後、耐久性をみてみないとなんとも言えませんが・・・

新型になると、色々と進化するのは当たりまえなので、変更があるたび、新型に乗り換える事はできませんので、新型の変更箇所は「なるほど、色々と変わったんだ」と考えるしかないですが、ブレーキの変更だけは、安全にも関わる事ですし、輸出モデルには発売当初から設定されており、国内モデルは今回のマイナーチェンジで投入されたということは、私たちが乗っているモデルのブレーキについてメーカーの認識が甘く、設定が間違っていたということを認めたという事になるのではないかと個人的には非常に残念に思います。

きっともっと年月が経ってから中古車選びの際の会話とかで、

「初期型のPHEVの弱点はブレーキなんですよね。微妙なコントロールがやりにくい、扱いにくいブレーキで、ビッグマイナーチェンジ後は改善されたんですよね~。初期型のデザインが好きな方でも、ブレーキのフィーリングを比較されてからモデルを選ばれる事をおすすめします!」

という話が定着するのではないかと思ったりします(笑)

まぁ、なんだかんだと言っても、気になっていた新型に実際に乗ってみて、この新型が少しでも多くの方に認められ、販売が伸びる事を願います。

そうなれば、三菱自動車がさらに元気になると思いますので。

私は今の愛車をとことん使い倒し、改造し、楽しみたいと考えています。

新型の内装は高級感が増したというか、自分でDIYで手を入れるには、ちょっとやりにくそうに感じましたので、そういったところからもマイナーチェンジ前のモデルで良かったかと思いました。

マイナーチェンジ前のモデルのユーザの方も一度新型に乗ってみられると、色々と違いを発見でき、面白いかと思います。

ちょっと複雑な心境になるかもですが・・・(滝汗)


追伸

試乗後、自分のPHEVに乗ってみると、ブレーキの違いは歴然でした。

新型と比較すると、旧型のブレーキのスポンジーな事。
ここはもう少しきっちり確認したいですね・・・

走りは、自分のPHEVは、ガタピシと騒がしいですが、良く言えば、軽快な感じ。

新型はしっとりと、滑らかで重厚感がある乗り心地ですが、加速はスムーズで、加速時に限っては、少し車を軽く感じ、ブレーキはピシッと止まるように感じました。

微妙なコントロールが容易になってます(涙)

残念ながら、私のPHEVはタイヤサイズを225/60R17にインチダウンしておりますので、走り味、ロードノイズについて、厳密な比較ができないのが残念です。

上記インプレについては、その点をご配慮下さい。

以上、旧型オーナーが新型を試乗した感想でした。

私の感覚はあまり当てにならないと思いますので、興味のある方は、ご自身でご確認くださいね~

もっとじっくり試乗がしたいです・・・(笑)



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