アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

三寒四温です。そして三冠と言えば…

2018年03月08日 | 野球
暖かかったり、寒かったり、まさに春の前の気候、三寒四温ですね。あちらこちらで梅の花が満開で、ポカポカ陽気の時にはのんびりボーっとベンチに座って眺めていたいなぁと思う今日この頃です。

今日は、三寒四温の三寒のパートですが、三冠といえばこの人、落合博満。



史上最年少三冠王、2年連続三冠王、そして三回の三冠王とまさにうちらの世代の最高の打者と言えば、この人ですね。



打者としての成績も凄いのですが、人間としても面白い人です。大学の野球部を先輩との関係に嫌気がさして中退したりとか、その後、地元秋田に戻ってプロボウラーを目指していたりとか、大分遠回りしてプロ野球に入った変わった経歴です。そのプロボウラーを目指してなれなかったのは、プロテストの時に、初心者マークのついていない車を運転して、罰金を取られたためお金がなかったという事みたいです。これも、運命のレールでそうなっていたのかも知れませんが。

その後に、社会人野球を経てロッテにドラフト3位で入団しますが、この時に巨人が2位で指名する予定だったのだとか。この年は、江川事件で巨人がドラフトを会議をボイコットしたので、それがかなわず、ロッテの入団となるわけです。その頃のロッテ本拠地、川崎球場は外野スタンドまでが狭い球場で有名で、自分はそれが理由で三冠王を三回も取れたのではないかとずっと思っていました。けれども今回いろいろ調べていて、そうではなく、落合はやっぱりすごいんだなと、改めて思いました。
大分遠回りしながら、プロ野球選手で一流の成績を残したのは、センスもそうでしょうが、ものすごい努力もしたそうです。新人の時には、指の先の感覚がなくなるほどバットをふったという話です。やはり、一流の選手はそれなりに影での努力もしっかりやっているものです。見習わなくてはいけないです。

そして、引退後中日の監督になって三回のリーグ優勝、日本一一回、この実績もすごいものです。それも、どこかの球団みたく、大幅な補強をしたわけでもなく、選手を練習でしごいて戦力をあげたわけですから、まさに指導力というしかありません。

まぁ落合というと、年俸闘争とか、はじめてのFAとか、プロ野球の壁を壊していった人のイメージが強いですが、今考えれば、普通の事もパイオニアでやる人は異端児としてみられてしまうのはしょうがないことなんだと思います。野茂しかり、時代を変える人は、どこまでも信念を持ち続けて曲がらない人でないとダメなんでしょう。これも、見習わなくてはいけないと思います。



こういう性格だと、得てして敵も多いのかも知れませんが、多分、人にどう見られているとか、そんなことは関係なく、自分がどう生きるか、ということが重要なんでしょう。そして、そのための努力、考えは、惜しみ無く全力投球をしているはずです。

そんな立ち振舞いができるようになりたい、と思っているうちは、凡人で終わってしまうんでしょうけど(笑っ)

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