アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

瓦を応急処置

2018年03月28日 | 施工現場
桜も満開になり、上着を羽織る事もなくなってきました。人の気持ちとは単純で、春が来ると毎年気持ちがワクワクしてしまいます。何か新しい事が始まるんではないかって(笑っ)

実際は、自分でアクションを起こさないと何も始まらないんですけれどね……

そして、毎年の事ですが、春になると外装の工事のご注文が増えてきます。ありがたい事に、今年も一月先までの予定が埋まるくらいのご注文をいただいております。本当にありがとうございます。




昨日は、屋根の葺き替えをご注文いただいたお宅の応急処置をしてきました。




築年数がだいぶ経っているセメント瓦です。割れている瓦が五枚あって、雨水が侵入、雨漏りとなっています。

割れている瓦の割れ口を見てみると、かなり古い割れ口でしたので、長い間このような状態になっていたものと推測されます。セメント瓦は経年劣化で割れる事もありますが、大抵は人為的なものが多いです。瓦の割れた部分を見てみると、ほとんどが瓦のまん中が横に割れているのがわかります。



おそらく踏み割れによるものではないかと思います。



瓦をよく見てみると、シーリングで瓦をくっつけてあります。これは、だいぶ前にいかがわしい訪問販売の業者が流行らした工事で、その当時はいろいろと問題があった工事です。定かではないですが、そのときの踏み割れではないかと思います。

今回は、屋根を軽いものに変えるだけでなく、下地もしっかりやり直して工事を進めたいと思います。少しの間、工事を待っていただくので、とりあえずの応急処置はさせていただきました。

お施主様のおばあちゃんがとても人のいい方なので、今度は安心の工事を提供したいと思いますね。

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