アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

SING

2017年10月17日 | 映画
今年上映されたアニメーションです。



上映中に観たいなぁと思っていて行けなかった映画です。今回、コツコツ貯めていたヤマダ電器のポイントでBlu-rayを手に入れました。



Blu-rayなので、もちろん日本語版と吹替版が選べますが、ファーストコンタクトは、ゆるーく日本語版での視聴です。



おのおのトラブルを抱えた登場人物がそれを乗りこえて、ハッピーエンド。まさに正当なアメリカンドリームの映画でした。そして、意外と良かったのは、日本語での唄の部分でしたね。この手のものは、ここの部分がギクシャクしがちですが、すごく良く出来ていると思います。これは、本当の歌手がしっかり唄っているのと、スタッフの頑張りがみえますね。次回は、疲れてないときに字幕版を観てどっちが良いか比較したいと思います。



しかし、イカの水槽が水圧で壊れてしまうところなんかは、予想できたろうし、そのあと劇場が大破してしまうのは、設計上相当もろい建築物だったのではとテレビの前で突っ込んでました。

そんな風にみてしまうなんて、なんて心が汚ない大人になったんだと、思って反省した夜でした(笑っ)

疲れているときに少し元気をもらえる映画でした。子供も大人も楽しめると思います。

マトリックス

2017年08月07日 | 映画
1999年の映画ですから、かれこれ18年前の作品です。年をとるわけですね~。BSで再放送していたので、ごろごろしながら見ていました。



平凡な毎日を暮らしているこの世界が、実は仮想現実でできていて、本当の現実を知らずに人々は生きている、というか生かされている、という世界を描いた物語です。



後頭部からプラグを差して、仮想現実の世界に入り込む、何度見ても、あのプラグ長すぎだろ!と今日も一人で突っ込んでいました。




お決まりのシーンが満載で、久しぶりに楽しんで見ることが出来ました。
仮想現実を描く作品はよくありますが、まぁ最後は夢から覚めてチャンチャンというパターンが多いのも事実ですね。でも、このマトリックスやアバターなんかは、現実とリンクしていて、夢から覚めると厳しい世界が待っている、という設定にハラハラ感と現実味があるので、ドキドキしながら見ることが出来ます。

今日のニュースで次のような記事がありました。

人工知能が勝手に「独自の言語で話す」恐るべき時代の到来 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)


AIが勝手に独自の言語を使いはじめていたということですが、このマトリックスの世界も遠い話ではないのかも知れません。他のニュースでは、AIが人間の質問に嘘をいい始めた、という記事も見ました。
世の中便利になればなる程、世界中がネットでつながれ、個人情報も知られてしまっているこのご時世、少し足を止めてのんびりな社会でもいいんじゃないかと思う今日この頃です。

ひょっとしたら、もうすでにこんな風な世界で支配されているかも知れませんね(笑っ)もし、今が仮想現実の世界だとすると、もう少し仕事が順調でハーレムみたいな設定を希望します!(笑っ)

いづれにしても、未来の映画だと思ってみていた作品が、今の世の中で急に現実味を帯びてきていることに、今日は驚愕を覚えたのでありました。内容は忘れかけていましたが、カンフーアクションなんかは日本人受けするシーンですね。アクションだけでなく、ストーリー的にも楽しめる一本ですね。

評価 ★★★★☆


この世界の片隅に

2017年01月03日 | 映画
今日は、久しぶりに映画館で映画鑑賞してきました。



いいオヤジが一人でアニメを鑑賞するのも勇気が入りますが、ラジオとかテレビの評判をきいて気になっていたものですから、思いきって足を運びました。



戦前、戦中の軍港、呉の町の一般市民の日常生活が淡々と描かれています。知らない土地に嫁いできた主人公の素朴な日常がそれほど抑揚もなく流れていきます。戦争映画というと、戦闘シーンを思い浮かべますが、穏やかなテンポで半ばまで進んで行くので、心地よい感じで、途中、戦争映画ということを忘れかけてしまうような感じなんですね。それほど、日本の普通の市民の生活を普通に描いているのです。

でも、やはり時代は太平洋戦争中、映画の中でも少しずつ、その足音は近づいて来るのです。

戦争末期になり、本土への爆撃が激しくなり、主人公の生活にも戦争が紙一重のところまできて、そして……



後半からテイストが変わってきますが、それは、戦時下では普通の生活と死と紙一重のところにあるということをわからせてくれます。昔観た映画の、ジョニーは戦争に行った、火垂るの墓、くらいのインパクトがある映画でした。号泣はしないのですが、じわじわとなんだか涙ぐむようなそんな話です。

ひとつ救いなのは、嫁ぎ先の旦那がどんなときも主人公を愛し、守り通す、そして、主人公すずさんの、明るく生きる性格、最後は元気を分けてもらえることです。

アメリカの無人飛行機の爆撃がこの前ニュースになっていましたが、いつも被害者はなんの罪もない一般市民だったりするわけです。最近の戦争の映像をテレビでみるとゲーム感覚みたいにとらえがちですが、戦争の現場はもっと悲惨で、生々しいものなんだと思い知らされました。

まとまりのない文になりましたが、観て損はしない、おすすめの一本です。

評価 ★★★★★

超高速参勤交代

2016年09月18日 | 映画
ここのところ、忙しいにかまけて、人間らしい(?)生活がおくれていなかった(と思っているのですが…)ので、久々の自由時間が午前中にとれたので、ハードディスクに溜め込んだものを朝から視聴です。

超高速参勤交代、2014年の映画です。



疲れてグダーとした日曜の朝にはちょうどいい感じのお笑い映画です。

幕府の悪老中の企みによって、五日間で今の福島のいわき市から江戸まで参勤交代をしなくてはならないという話です。その距離、約220㌔メートル。それを五日ですから、24時間マラソン100㌔を連チャンでやるイメージです。かなりハードです。それだけでなく、お金もないので、途中の役人のいる宿場町では、参勤交代のカッコをつけなくてはならない。そんな危機的状況を知恵を出して乗り越えていく、テンポ良い笑いが楽しめる娯楽映画です。

話も面白いですが、登場する脇役陣がいい味を出していますも



知恵袋の家老を西村雅彦、絶妙です。何度ともなく知恵を出して危機を乗り越えます。意外と裸になったときのからだ作りが出来ていたのには、ビックリしました。



そしていい悪役を演じていたのが、陣内孝則。あぁ、まさに時代劇の悪人とはこういう風に演じるんだ、というくらいのはまり役でした。




深キョンはいい。いいですね~年を重ねての色気が出てます。深キョンはいい~(笑っ)




もちろん、主人公を演じる佐々木蔵之介も存在感抜群です。

最後のチャンバラは、ちょっといらないかな、とも思いつつも、時代背景、地理的なものも馴染みがある地名とかですので、非常にイメージしやすく、入り込んで観れる映画でした。

続編も見てみたいかな、と思うくらいの秀作だと思いますね。

評価 ★★★★☆
深キョン ★★★★★

といっても、決して深キョンのファンではありません(笑っ)

愛と誠

2016年03月21日 | 映画
2012年の邦画です。BSで何となくやっていたのでゆる~く観ました。

あぁやはり三池作品。見終わると、絶対損した気分になる。この監督の作品みんなそう。もう一回観たいと思うことはまずないですね……(笑っ)



それにしても、これは学園もの?ミュージカル?バイオレンス?どれも中途半端、なんなんだこれは‼こんな映画で興行収入とか大丈夫なのか?と思ってしまいます。というのも、キャスティングはそれなりにいい俳優を使っているからです。はい。



あぁ、良くも悪くも三池作品。くだらね~と言いながら最後まで見てしまったのは、負けてしまった感があります。チキショー‼

愛と誠 - Wikipedia


評価 ★☆☆☆☆