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か・た・こ・と

書くことうまくなりたいな・・
日々の出来事、趣味などを綴っています。

「プロの課題設定力」

2009-08-30 06:53:33 | 読書
最近はなんやかんやで忙しくて読書ができていませんが・・
久し振りに読みました。参考になります。

「またあなたに仕事をお願いしたい」といわれるようになるため、身に着けるべきスキル「課題設定力」について説明した本。

- 課題設定を身につけるために必要な「視方」
  ①視座: 誰がどんな目的を達成するための課題か?
  ②視点: どのように課題を切りだすか?
  ③視野: どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題をとらえるか?

- プロファイリングシート ・・視座を見る
  バックグラウンド  ポジション
      ↓         ↓
     期待       目的

 ・バックグラウンドの整理には「ニューロロジカルレベルの5段階」を活用すべし。
   Who   自己認識 
   Why   信念
   How   能力
   What  行動
   Where  環境

 ・ベルビン・ロール
  http://www.belbin.coom
  人は8種類のタイプに分けられる
   ①コーディネーター         調整者
   ②シェイパー             意思形成者
   ③プラント               創造者
   ④モニターエバリュエーター    監査役
   ⑤インプリメンター          実行係
   ⑥リソースインベスティゲーター  調達係
   ⑦チームワーカー          協調者
   ⑧コンプリーターフィニッシャー  完璧主義者

- よいアウトプットにはよいインプットが不可欠
  ●インプット           ●プロセス          ●アウトプット 
   (聞く)               (論理構造化)         (何を)
   ・質問のフレームワーク    ・ロジカルシンキング    ・現状とあるべき姿
   ・3×3マトリクス                         ・目的とゴール
   (ぶつける)            (発想転換)          (誰が)
   ・ディスカッションペーパー   ・ラテラルシンキング    ・体制、役割
   (計る)                               (どうやって)
   ・数値化、観察                          ・アプローチ、スケジュール

- 課題設定フォーマット
  ①現状とあるべき姿
  ②目的とゴール
  ③アプローチ(手順)
  ④スケジュール
  ⑤体制、役割
  ⑥リスク・前提条件

以上

「ポジショニング戦略」読みました。

2009-02-23 19:54:39 | 読書
先週末1冊読みました。「ポジショニング戦略」。
少し前の本ですが、復習したくなったので・・・

ポジショニング戦略は、企業やブランドが市場で真の独立性を確立し、その地位
を維持するための強力なツール。消費者の頭の中にあるイメージを操作し、それ
を商品に結びつけるもの。

ポイントを忘れないように記載します。キーワードだけだと忘れてしまうので、本文、たまに読んだ方がいいと思います。

●ポジショニングを実践する前の6つの自答
 ①自社の現在のポジションは?
  消費者の頭の中で自社がどんなポジションにあるか?
 ②どんなポジションを築きたいのか?
  万人に受けるものを目指すのはNG
  自分の専門にフォーカスを絞る。
  スペシャリストとして独自のポジションを確立する。
 ③ライバルは誰か?
  市場のリーダーに真っ向から挑戦せず迂回する。
  いったん後退し、まだ誰も手にしていないポジションをつかみ取る。
 ④資金は十分か?
  シェアの獲得にもポジション確立にもお金がかかる。維持にもかかる。
  資金が限られているなら地理的範囲を絞るのも1つの方法。
 ⑤同じことを続けられるか?
  ポジショニングは累積的なコンセプト。
  長期的視野を持つことが不可欠。
  わずかな例外を除き、企業は基本的ポジションを変えるべきではない。
  変えてもいいのは長期的な戦略実践のための短期的戦術だけ。
 ⑥自社にふさわしい広告をつくっているか?
  ポジショニングは創造性を制限するのに対し、創造性を重視する
  クリエイターが戦略を見えにくくする。
  創造性はポジショニング戦略の目的に沿って使われて初めて役に立つ。

●ポジショニングで勝利する12の決め手
 ①言葉の役割を理解する
  ・すでに浸透した言葉にこだわらない。
  ・自分がこれから確立したい意味を引き出せる言葉を選ぶ。
 ②言葉を有効活用する
  ・言葉の選び方によっては思考プロセスそのものを左右できる。
 ③変化に慎重になること 
  ・世の中の変化が激しくなるほど、変わらないものの価値は上がる。
 ④ビジョンを持つこと
  ・変化に対応するこためには長期的な視野が必要。
  ・自社の基本ビジネスを定めそこから離れないこと。
 ⑤勇気を持つこと
  ・リーディングカンパニーの共通点は、ライバルがポジションを
   固める前にチャンスをつかんでいること。
   →ライバルが静視しているうちに資金を投入する勇気を持つこと。
 ⑥客観性を持つこと
  ・商品を客観的に評価し、顧客や消費者の目で商品を見ること。
 ⑦シンプルなアイデアを持つ
  ・本当に役立つのはわかりきったアイデアだけ。
  ・広告は本来、それ自体が戦略だといえるくらいシンプルであるべき。
 ⑧巧妙であること
  ・バランスが大切。
 ⑨進んで犠牲を払うこと
  ・独自のポジション確立のため何かをあきらめなくてはならない。
 ⑩忍耐力を持つこと
  ・新商品を一斉に全米で発売できる余裕をもつ企業は少ない。
   →1市場で成功すれば、そこから拡大できる。
 ⑪世界的視野を持つこと
  ・社名は世界でも通用するものに。
 ⑫直接対決を避けること
  ・市場のリーダーとの直接対決を避ける。
   生き残れるのはポジショニングに優れたものだけ。

以上

「なんとか会社を変えてやろう」を読みました。

2009-02-14 13:30:32 | 読書
ストーリー風にまとめられていた「なぜ会社は変われないのか」の具体化につい
て、変革のためのポイントや進め方などを示した本。世話人、プロセスデザイ
ナーの地道な活動とともに、トップの感性が重要だそうです。

●風土改革を成功させるカギ
・トップ(スポンサーシップ)と参謀役の世話人の連携プレイ
・世話人の育成

●会社を変えていくプロセス
 Stage 1 相談し合える関係づくり   (土壌の耕し)
 Stage 2 理念、ビジョン、方針の明確化(太陽)
 Stage 3 戦略、制度改革、業務改革の策定、マネジメント改革(種まき)
 Stage 4 仕組みが行動様式に定着化  (水・肥料)
 Stage 5 成果            (果実)

●風土改革のアプローチポイント
 問題を見やすくする×感度をよくする(キーマン・人材育成)
  ⇒ 自立分散型、自浄作用醸成

 ①責任の明確な意思決定ルール
  ・衆知を集めて一人で決める★
   管理職の人事感性が重要、失敗を財産に、信頼関係が大事
  ・問題を顕在化する仕組み★
   お互い腹を割って話合える場、世話人、プロセスデザイナー
   的機能の人間を事業部を超えて作る
 ②人事制度を組織の変革(個性と適正を活かす)
  ・問題を顕在化する仕組み
  ・評価基準(公平な能力評価)
  ・感度を見分けるトップの人事感覚★
   感度が悪人をキーポジションにつけない
 ③気楽にまじめな話をする場づくり
 (場の種類)
   オフサイトミーティング
   コアミーティング
   ミニミーティング(1:1)
   三角パスミーティング
 ④キーマンと人材育成
  ・求められる能力
  ・世話人とプロセスデザイナー
 ⑤トップの役割が重要

●世話人の資質・・改革を左右する
 ①目先の成績、目先の課題達成にのみこだわるタイプでない
 ②変革の思い入れが人一倍強い
 ③制約条件を絶対視しない柔軟性 
 ④フットワークの良さ
 ⑤人と人との橋渡しをする力
 ⑥起承転結の組み合わせ
  ・問題提起、事を起こす
  ・シナリオを描き展開
  ・冷静な読み、客観性をもって問い返す
  ・判断を下し、まとめる
 ⑦違いを認める幅の広さ

以上
 
 

「ビジネス・ゲーム」ベティ・L・ハラガン著を読みました。

2009-02-12 23:10:22 | 読書
1977年にアメリカで出版されたベストセラー本。
サイコセラピストである著者が、男性社会であった仕事場でのルールを解き明か
している。少し古いかなと思う部分もありますが、グローバル企業で働く女性が
キャリアアップを目指す際に注意すべき点が具体的に書かれていて参考になります。

たとえば・・
- ビジネスとはゲームである。
- 会社とは軍隊である。
- 「より多くの仕事をこなすことが昇進につながる」とは限らない。
- 仕事というものは常に妥協が必要。
- ピラミッドの中に生きている人間は、自分の属する階級の仕事を
  きちんとこなしてこそ評価される。
- 「組織の中で働く」ということは「常に周囲と競争する」こと。
  自分の仕事に没頭することは大事だが、周囲を観察することも大事。
等。

奥深い。-m-)

「戦略的な人の超速★仕事術」を読みました。

2009-01-24 22:33:11 | 読書
同じ仕事をしても、いつも余裕でこなす人と、ペースが遅くて手いっぱいの人が
いる。この本では、余裕でこなす人になるため、以下の7つの能力を高めるテク
ニックを紹介している。
 ①タイムマネジメント、②ムダ取り、③情報収集力、④整理整頓、
 ⑤コミュニケーション力、⑥企画力、⑦戦略力

【1】仕事が早い人は「タイムマネジメント」がうまい
  - 明日の準備のために今日の時間を使う
  - 納期に追われるより、納期を追っかける
  - 新しいことにチャレンジする時間を作る 

【2】「ムダ取り」でスピードアップ
  - 「ダラリ」の法則:ムリ、ムラ、ムダで問題点を見つける
  - その場で即断・即決・即実行する
  - 先読み力をみにつける

【3】いつも余裕がある人の「情報収集術」
  - 手帳、付箋を活用する 

【4】「整理の技術」が仕事の密度を上げる
  - 「捨てる→集める→置き場を決める→維持する」を繰り返す

【5】「コミュニケーション力」を高めて、仕事を円滑に進める
  - Win-Winの関係が仕事関係を良好にする。
  - 自分がいやなことは相手にも押し付けない 
  - 短時間のミーティングでこまめに情報交換する

【6】スムーズに説得するための「企画作成法」
  - 企画力はテーマ設定とコンセプトで決まる
   ・背景(問題提起)
   ・テーマ名
   ・目的:PJが目指すべきゴール
    (例)将来の事業の柱をになう新商品を開発する 
   ・達成目標:目標を数値化して定義
   ・対象範囲:PJの対象範囲、周辺業務との境界線を明確に
   ・解決の方針(コンセプト)
    (例)ネット家電を使った「ホーム・オートメーション」の実現
       留守宅の「ホーム・セキュリティー」の実現  

  - 問題解決のショートコースSEP「分析→総合→評価→文書化」
    SEP:システム・エンジニアリング・プロセス。NASAが開発。
 
  - 企画書の目次のひな形を理解しておく
   ①イントロ:表紙、はじめに、目次
   ②問題提起:背景、現状の認識
   ③テーマ選定:目的、達成目標、対象範囲、前提条件、
         制約条件、現状分析
   ④企画案の提示:企画の基本方針、全体像、詳細内容
   ⑤企画案の評価:期待効果、予算、投資対効果
   ⑥実行計画:スケジュール・計画、推進体制、役割分担、推進上の留意点
   ⑦付加情報:参考資料

【7】「戦略的に」仕事を進めよう
  - 人にはない魅力ある特徴を伸ばす⇒差別化でオンリーワンを目指す
  - 成長戦略が大切、自己啓発で仕事の幅を広げる
   ・メリハリでリズム感を出す

記載の中には既に実践していることが多かったようで・・・ちょっと安心。
やっていなかったことを試してみようと思っています。
 

「イノベーション創発論」を読みました。

2008-12-29 19:40:26 | 読書
イノベーションを実現しようとするセイコー・エプソンの姿を
「機器デザインセンター」の活動を中心に記した本。

●イノベーションを誘発する3条件
  ①ルールづくり
  ②天才の存在
  ③人づくり・能力開発

●イノベーション創発のための重要課題
 - イノベーションの種となるアイデアを生み出す環境整備
  (組織構造や制度上の工夫)
 - 一度成功した企業の二度目のイノベーション促進

●ひとりひとりの意識改革
 セイコーエプソンは、自社の製品デザインをインハウスで行っており
 その中心となるのが、機器デザインセンター。デザイナーも、製品
 コンセプトを作る段階から、ユーザーの始点で、段階的かつ主体的に
 製品開発プロセスに参加する。→デザイナーは作り手の視点で作り上 
 げた技術をユーザーの始点から作りこんでいく際の中核を担う。
 
#この機器デザインセンターの組織設計の変革・意識改革を「組織開発PJ」
 として著者が企画・運営した。

 -「組織開発PJ」の進め方
  ・2005年アイスブレークとなるインタビュー実施
  ・2006年マネジメントツール開発をテーマにグループワーク実施 
   その検討結果を試行、評価

●EMP-TWD1の誕生物語
 デザイナーが社外の研修に参加したことをきっかけにホームプロジェクタ
 製品が誕生。アイデア→モック展示→製品化までいろいろな人々の
 ディスカッションを経て製品化。アイデアが浮かんできただけでは、
 製品までつながらない。人と人との組み合わせが必須。

 - アイデア
  ①日々現場で ・・ 仲間同士のデザイン議論、ジョブローテーション
  ②他部署との会話の中で ・・ 社内を歩き回る業務のなかで
  ③会社の外で ・・ 外部の講師を呼んで研修、社外セミナー参加

●マネジメントのイノベーションが重要
 デザインセンターについては、全社的な整合性をもたせながら、デザイン
 業務に関する概念を拡大させ、自律的に行動できる人間を育てる(環境
 整備、評価など)が課題。

 - 「見取り図」を描く
  ・仕事の見取り図を作るのは本人
  ・自律性を身につけさせる
  ・行動に自信を持たせる
  ・マネージャーが自分の行動から学ぶ

 - 自律性を育む要因
  ①新しいものが好き
  ②常識・経験にとらわれない
  ③成果が出るまで時間と労力を傾ける精神力

PJを発足して行った活動や、組織改革、人事評価の項目などは割と具体的に示されていて参考になります。

前半でイノベーション研究に関する記載がありますあg、体系的な分類などは以前に読んだ「イノベーションへの解」など他の本の方がよくまとまっていると思います。

「パナソニック 底力の秘密」を読みました。

2008-12-27 22:54:41 | 読書
少し前に読んだ本ですが・・・

著者はパナソニックのトップ、現場最前線の経営・経営企画・商品企画・
技術・マーケティング・サービス・デザイン・人事・社内教育・技能職の
人々、社内起業家・小売業経営者など、多岐にわたる旬の人たちへの取材
を行い、パナソニックの「強さ」「らしさ」を追求。本書で、リーダー
の行動、社員のビジネスの仕方、働き方に焦点を当てて紹介しています。

●「大坪流」リーダーシップのカギ
 ①現場に通じ、衆知を集めることで可能になる「確かで壮大なビジョン」
 ②「打って出る」人ばかりとなる人使い
 ③入り交じりコミュニケーション
 ④どのようにして風土が変わったのか
 ⑤山をも動かす「素直力」「人間力」

●パナソニックの「らしさ」「強み」とは?
 ①理念:「らしさ」 の全てが帰り着く経営理念
 ②戦略:多様化を相乗化する
 ③(会社の)行動様式:愚直に地道に徹底的に
 ④風土:入り交じる- 学びあう- 溶け合わない
 ⑤マネジメント:大きな自由裁量と厳しい目標管理
 ⑥技術:こだわりが集団を熱くし、顧客を感動させる
 ⑦商品、マーケティング:生活密着のままで独創的
 ⑧人材:「働きやすい会社」を追い求めてやまず

だそうです。参考になります。

「ウエブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか」を読みました。

2008-10-30 23:12:41 | 読書
現代は後世から見たときの「時代の大きな変わり目」である。
ここ数年間におきたチープ革命(ITインフラの低コスト化、検索エンジン整備など)
により、各専門分野である程度まで高い技術レベルへ到達する高速道路が整備
されてきたが、高速道路の出口では渋滞が起きている・・・

高速道路に入るとき、高速道路を走っているとき、高速道路を抜けたとき、
どのように考え、行動すべきかの指標を示してくれる本です。

キーワードは以下の通り。

●あたらしいリーダーシップ
 - 人は雇用や金銭契約による強制で働くものであるという考えに対し、
   最近の若者の憧れは、
   オープンソースPJリーダーやコミュニティの実力者・ハッカー

●「高速道路」と「けものみち」 
 - これから高速道路に入る人への3つの言葉
  ①Only the Paranoid Survive
  ②Enterpreneurship
  ③Vantage Point(見晴らしのいい場所)
 
 - 高速道路を抜けた先の2つの分かれ道
  ①高くて険しい道(専門志向) 
  ②けものみち  (総合志向)・・傷つきやすい人には向かない

 - in the right place at the right time
   誰かの心に印象を残し、大切なときにその誰かから誘われる力

●ロールモデル思考法 
 - けものみちでの灯台を見つける
  ①自分と波長の合うモデルを選び続ける⇒引き出しにしまう
  ②自分の嗜好性をより細かく定義する
  ③行動する
 - パーソナルカミオカンデ

●手ぶらの知的生産
 - ネットは知恵を預けると利子をつけて返す銀行
 - 群集の叡智を味方につける

●大組織 vs 小組織 
 - 情報共有と信頼 
  ・オープンソース・・すべての情報が関係者に共有される(信頼が基本)
  ・情報が見えることでやりたいことに自発的に取り組むようになる
  ・日本の大企業も有事は共有する。googleは平時も。
 - 自らの内部にカサンドラを持て!
  ※カサンドラはトロイ陥落を予告した女司祭、凶事の預言者
 - 「30-45歳」をどうすごすかを考えよう
  ・大企業のプロを目指すか?、吸収できること全てを吸収してやめるか?

この著者は、私がこれまでに選んだこと、実行してきたことを明文化してくれたか・・と思うくらい考え方が似ていて驚きました。

Web進化論 梅田望夫著 よみました。

2008-10-20 19:39:34 | 読書
2005年初出の本ですが、Web2.0って何かを知りたくて読みました。

「チープ革命」IT関連のコストの劇的な低下により、今後は「知の世界の秩序が
再編される」と著者は予測しており、今後10年間にじわじわとおこる大変化の
予兆を以下のような代表的なキーワードや事例を示して説明されています。

●グーグル ・・ 知の世界を再編成する存在
 
●Web2.0 ・・ グーグルやAmazonが牽引。
  ネット上の不特定多数の人々を能動的な表現者と認めて積極的に
  巻き込んでいくための開発姿勢。

●ブログ ・・ 信用創造装置
  知的生産の道具、自己の成長のためのツール、ためるより無料放出

●オープンソース現象 ・・ Linux、発展途上国向けコレラ対策など
 - ウィキペディア ・・目指すのは、コストゼロでそこそこの信頼
 - 「Wisdom of Crowds」 ジェームズ・スロウィッキー氏 
   個が十分に分散し、多様性・独立性が担保されるとき
   個の意見を集約するシステムがうまくできれば、
   集団としての価値判断のほうが正しくなる可能性がある。
  
●マス・コラボレーション
  見知らぬ同士がネットで協力して新しい価値を創出

●ウェブ進化は世代交代によって
 - 羽生善治さんの高速道路論
   ITとネットの進化で将棋の世界に起きた最大の変化は
   将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたこと。
   でも、その先では大渋滞が起きている。
   
   → 一気に高速道路の終点にたどりついた後、
      どのような生き方をするべきか? が重要なのですね・・

経営の未来 ゲイリー・ハメル著

2008-06-05 09:33:47 | 読書
空いた時間を利用して本を読んでます。#いつも大きなかばんを持ってます・・・

この本は、最近読んだ本の中では一番面白かったです。
企業の中ではいろいろなイノベーションがあり、階層的に

・経営管理イノベーション
・戦略イノベーション
・製品/サービスイノベーション
・業務イノベーション

のように分類できるそうですが、
競争優位を築くためは経営管理イノベーションに取り組むのが
効果的なのだそうです。

GoogleやIBMなど先進的な企業の事例が
細かく書かれているのでとても参考なります。

6月の検定試験が終わったらもう一度読み返してみようと思ってます。