クワトロ郎

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NHKコズミックフロント:生命の起源

2012-10-06 00:52:41 | 真実

NHK-BS (木)午後10時00分~ 再放送(月)午後11時45分~ 今週から2週に渡って、「地球外生命を発見せよ!」と題してやっている。

その中で、何故地球には生命が発生したかの仮説を紹介してる。

そもそも、生命が発生するには次の3つがそろうことが必要。そして地球に関して言えば、それは億年で計る時間の単位と塵芥同志から惑星規模同志の動き・衝突という壮大な環境条件が必要であったのだ。

1.有機物
2.水
3.エネルギー(熱)

まず、有機物。これはこの宇宙が生まれた初期の段階にはもう出現していたらしい。ビッグバン後、細かい粒子に満ち溢れていた宇宙は、少しずつ場所によって淀んで、無数の固まりが生じた。これらは寄せ集まりを続け、少しずつ大きくなった。さらに大きくなっていったが、ある程度の大きさになると、集まるというよりも衝突をし出して、大きくなり重力で引き合い、さらに衝突を繰り返し、太陽や惑星、衛星となっていった。その衝突は大量の熱を発生し、有機物は失われた。ところが、太陽系のはるか遠いところ海王星の外側に昔の寄せ集まりを続けてそのまま致命的な衝突に至らずに、比較的小さいままの天体がベルト状に残った。これが彗星である。この彗星には有機物が含まれていることが、最近のNASAの探査機やはやぶさの持ち帰った物質から判明している。ひとまず、ここで置き、次に水にうつる。

水。これも岩石や石に含まれている。衝突を繰り返した灼熱の惑星も長い年月の間には冷めてくる。そこにさらに衝突をすると、生じた熱で、その水分が蒸発し大量の雲となり無限の雨となり降り注ぐ。これが水となり、海となった。

エネルギー。太陽に近いほど灼熱の世界である。遠いほど凍てつく世界である。地球は、この水が固体(氷)になったり、液体(水)になったり、気体(水蒸気)になったりできる稀有な気温のゾーンにあった。

さて、ある時点で、地球は水とエネルギーを得た。足りないのは有機物である。

太陽系で大きな惑星と言えば、木星と土星、海王星である。木星が太陽の周りを2周するあいだに土星は1周する。木星と土星が直列になるとき相互の重力の影響で、その外を回っている海王星を弾き飛ばそうとする。これが延々と続く間に、海王星は徐々にその軌道を外側に膨らませていく。すると、そこには彗星の巣窟があり、彗星はの海王星と衝突したり、海王星の重力によりその軌道を乱され、四方八方に飛ばされる。その多くは、太陽のほうに向かい、これらがいわゆる、ほうき星、彗星となり、惑星の円軌道を横切りながら、太陽をめぐる楕円形の軌道を描く。そして、そのいくつかは、惑星に衝突する。

そこに有機物がもたらされる。

有機物。水。エネルギー。あとはコネコネして、チンして、数分待てば、ハイ出来上がり。

簡単な有機物が、次第に複雑になり、ある日単細胞生物となった。その後、三葉虫、菌類、ウイルス、昆虫、魚、動物、鳥、植物、恐竜、猿人、人。

だいたい50億年ぐらいかな?ここまでくるのに。

偉大な物語の終わりには、何故だか、中国人、韓国人、日本人という三つの国のおとぎ話が待っていた。

それから、原子力発電とか、iPhone5とか、省エネとか、きゃりーぱみゅぱみゅとかいうおとぎ話も待っていた。

生命誕生という壮大稀有なドラマに、まさに見合う現代のドラマだよねぇ。

地球に降り立った最初の有機物もさぞ、子孫の繁栄を喜んでいることだろう。


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