時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

フェリーの汽笛を聞きながら

2015-11-18 00:53:17 | 釣り

おととい日曜の午後から島に渡り、夜釣りをした。

夜中の3時まで釣って、しばし車の中で仮眠をとる。

朝一のフェリーで帰る予定で携帯の目覚ましを5時に設定する。

明け方、娘の声で目が覚める。

「フェリーが来よる。今何時?」

娘が自分のアイフォンで時間を見る。

6時28分。

エェーーー!

フェリーの発着は6時35分。

頭も体もフラフラしながら車の外に出る。

防波堤にはまだ大量の釣り具が放置されたままだった。

リールの付いた竿が6本。

道具箱は大小5、6個。

椅子に大型クーラーに撒き餌バケツに水汲みバケツに掃除用バケツ。

広げたままの寝袋が二つに組み立て式ベットが二つ。

そのうちのひとつに娘の旦那がまだ寝ている。

その他、釣り場全体に散乱したもろもろの小道具類。

半端ない数、半端ない量。

すべて片づけて車に乗せるのに最低30分はかかる。

一目見て諦める。

こりゃだめだ。

防波堤からフェリー乗り場まで行くのに3分はかかる。

残り4分で片づけないといけない計算になる。

フェリーは目の前、汽笛を鳴らしながらすぐそこまで迫まっている。

無理とは分かっていてもドタバタしながら片づける。

片づけながらも諦める。

それでも片づける。

また諦める。

娘の旦那がひとこと。

「竿類は手に持ってフェリーに乗り込みます」

おーその手があった。

それなら間に合うかもしれない。

いや、それでも間に合わない。

開き直ってバタバタと車の中に道具を詰め込む。

フェリーはこの朝一の便を逃すと、次の便は5時間後。

娘たちは今日日中いろいろ用事があってこの便に乗らないと困ったことになる。

娘夫婦と私とオカンで死に物狂いの格闘の末、どうにかこうにかフェリー乗り場にたどり着く。

間一髪、ほぼリミット、いや10秒遅れで乗船に間に合う。

あとはフェリーの中で手荷物の片づけをせっせと行う。

今回の教訓。

気を付けろ、私の携帯はドライブモードにすると目覚まし音が聞こえない。


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