パートやアルバイトなどの短時間労働者に対する社会保険の適用拡大に関する議論
が佳境を迎えています。
党内議論としては、各方面からのご意見を伺い、論点整理ができつつあります。
まずもって、賃金水準や企業規模等の条件をつけずに全員を加入対象者とすべきか
どうかという点。
続いて短時間労働の定義を、週２０時間以上と明記するか、また勤務期間を半年以
上と明記するかどうかという点。
さらには、属性として、将来就職を希望している学生、すでに年金を受給している
高齢者、第３号被保険者の主婦にも適用をするのかという点。
加えて、事業者への配慮、２つ以上の事業所で働く場合の扱いなどもあります。
来週には厚生労働省内の部会において、このテーマが議論され、一定の結論を提示
することになっています。党内では、今日、明日の会議において意思統一を図り、厚
生労働省の部会に意見を伝えることになっています。
いよいよ大詰めを迎えた短期労働者に対する社会保険の適用についての議論は、こ
の国の年金システムに大きく影響を及ぼす大改革です。
最後まで気を抜くことなく議論に参加して参ります。