今回の衆議院選挙は、ひどい。 政党の合従連衡で多くの新政党が作られた結果、公約としているものがさっぱり分からない。
特に、前回選挙で民主党のマニュフェストが守られていないことを批判されているので、今回の各党の公約には
長期的な目標だけが書かれていて、具体的に何をするのかが、さっぱり書かれていない。
どうにでもとれるし、違いも良く分からない。
衆議院は任期が4年だから、今回の選挙は、今後4年間に何をするのか、を具体的にコミットしてもらい、政党間で
論争してもらって、有権者としては投票する政党を決めたいものだ。。
今後4年間、経済立て直しに何をするのか、TPPに反対するなら、産業界が国際競争の中で背負ううハンデに、
どう対処するのか、、、、原発廃止したら、電気料金は上がるので、これも日本の産業界に大きなダメージになるが、
どうするのか? 各党の政策は、まるで日本の産業を壊滅させ、雇用を奪う政策ばかりが、羅列されている感じた。
こういう点を明確にしなくて、反対ばかりしている政党が、今回の選挙では多すぎる。
であれば、いっそ、選挙が無効になれば良いのだが、
そもそも、一票の格差が違憲状態と判断され、その状況よりも、更に悪化(格差拡大;最大2.43倍)しているのに、
どうして有効な選挙と言えるのだろうか?
前回、谷垣前自民党総裁は、87,000票の獲得で、小選挙区から当選してしまったが、千葉の選挙区では、1区の次点が93,000票、2区次点が、89,000票などなど、谷垣さんよりも多くの人に支持されながら、落選している人が沢山いる。
(谷垣前自民総裁に恨みがある訳ではありません。 念のため)
今回は、これ以上の格差が予想されるわけで、こんな状況で選挙した代表者が、本当に国民を代表しているなんて思えないでしょ。