昨日、打ち上げらた北朝鮮のミサイル問題で、メディアはもちきりだが、それどころじゃない。
今日、初めて、中国の航空機が尖閣諸島領空を侵犯し、海では、最新艦が2日連続で領海侵入している。
日本政府は、中国外務省に「遺憾」をつたえているが、中国政府は、「日本こそ、中国領土で違法な活動を中止しろ」と、世界に向けてPRしている。
"The Diaoyu Islands and affiliated islands have been part of China's territory since antiquity," said Hong. "China's surveillance plane flying in airspace over the Diaoyu Islands is completely normal. China calls on Japan to halt illegal activities in waters around Diaoyu islands and airspace."
(米誌Voice of Americaより、 転載)
この記事では、SingaporeのRajaratnan国際問題研究所の海洋安全問題専門家の「、Sam Bateman氏,が「中国の主張は正しい」というコメントを寄せている、と記載している、
どんどん、尖閣問題は東シナ海の白樺ガス田開発と状況が似てきている。
そもそも、日中の排他的経済水域の中間地点(白樺は日本側だが)に位置する、ガス田は、日中で共同開発をする合意がなされていた。
ところが、中国が突然、海洋調査船を送って、単独開発を進め始めた。 その動きに気が付いた、外務省や経産省は、中国外務省に確認、抗議を繰り返したが、中国側は「事態を確認中、そんな筈はないはずだが、、、」と回答を引き伸ばし、結局は、単独開発を強硬してしまった。
自民党政権の2004年のことだ。
中国政府は、日本は、「遺憾の表明」を繰り返すだけで、何もできないことを知っている。
だから、尖閣も同じ戦略で来ていると考えるのが妥当だ。
充分、調査をした上で、実力行使に踏み切る。
日本は、本当に、強制排除などの、実力行使を考えた方が良い。
少なくとも、’今なら’、それで、直ぐに全面戦争になることはない、のだから、