小学校5年生の8月最初の課題は「痛かった思い出」。
みなそれぞれに痛かった思い出について書いてくれています。お父さん、お母さんにも痛かった思い出について取材をし、まさに痛々しい作文を仕上げてくれます。
私は痛みに弱いので、毎回、心の中で「ああ、痛そう。」と悲鳴を上げながら読んでいます(笑)。
そんな中で、ふと心が温まったのは、身体の痛みだけではなく、心の痛みにも触れられている作文でした。
お母さんが大学生のころ、自転車でバイト先へと急いでいたとき、車にはねられてしまったという話なのですが、「お母さんは体が痛かったと思うけれど、車の運転手さんは心が痛かったと思う。」と書いていました。
スピードを出していたとは言え、お母さんは被害者、車の運転手さんは加害者になるわけですが、そんな相手の気持ちを想像することができるというのはすばらしいと思います。
また、痛みについてもマイナスにとらえるのではなく、注意した方がよいと知らせてくれるものとまとめていました。
できれば痛い思いなどしたくはありませんが、痛みは自分を守ってくれているとも言えるわけです。痛みにも感謝しなければいけませんね。
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