こちらウ~ル~。”ダブルエリザベス?”でカユカユ防止。一見哀れでしょ? でもそうじゃないんですよ。
人にダッコされていると掻かないし、こうしてるとほとんど掻かない。本当に痒くて我慢できない状況でないってこと。ステロイド飲むより良いでしょ。
ステロイドを否定する別の病院へ・・・この病院4件目です。でも東京には出張診察なので、かかりつけってことにはならないわね。
医師の指導で初の手作り食ミックス! 犬にドライ以外をあげたのは30年以上ぶりだなあ。
左から界面活性剤のない保湿性を高める入浴剤、酸化した皮脂を除去するオイルクレンジング、良質油。だそうです。
こんどの先生は皮膚の状態をよく保つことが大切という方針のようです。
以下先生の意見。
・ステロイドは治す薬でなく症状を抑える薬で副作用が心配。世間一般的に医者は結局これだけ。(→ はい、百も承知です。)
・体質改善ってのは根強いアレルギーでなくちょっとした一時的な症状が改善されたことを言うことが多い。
・フレンチブルドッグは散歩はゆっくり。絶対走っちゃダメ。階段もダメ。立って喜んでもダメ。(ウ~ル~は立って喜ぶこと多いなあ)(→こりゃどの先生も言うわ)
さて、長い夏も終わりですが、ここで長~い治療暦を一度振り返ってみます。
1.近所の医者1 (~10月・2010)
・ステロイドを最小限で使わざるを得ない。ステロイドは便利に上手く投与すべきだという方針。
2.郊外の医者 (11月/2010年~12月/2011年)
・フレンチブルドッグ誌で記載され良さそうだったので行く。確かにフレンチブルドッグを多く診察しており医学的な部分以外のケアなど情報は豊富。
・最初に治療ステップを提示。ほとんど治ると言われる。途中からつじつまが合わなくなって、その後は場当たり治療で、結局最後は幼児期のニキビダニのせいにして治療終了。(ニキビダニが後に影響することは後の2つ病院では否定)
・結局、治っていたように見えたが 毛質の改善+少量のステロイドで隠れていただけだった。結局1年の遠回りだった。ウ~ル~にも申し訳ないし ついでに治療費・交通費・時間のロスも痛い。
3.近くの病院2 (3月/2012年~9月/2012年)
・最初の方針 ”ステロイドは一時的にどーん!と使って後は使用しない。”とのことで開始。
・説明は丁寧。因果関係の説明も科学的。
・つじつまは合えど、西洋医学だから対処療法(症状を抑えることを優先)で薬で対応。ステロイド以外の処置が成功せず、これがアトピーの所以っていわれる。代替薬トライ→失敗→ステロイドの繰り返し。
これだけいろいろやると 簡単にはいかないなあと思うし 獣医にもあんまり 期待しなくなりますけどね・・・
お医者さんで待っている間 段ボールにたくさんの薬を納入する薬の業者が出入りしたりするのをみると ああ、この業者さんも獣医も利害関係一致だもんなあ・・・とか思いますね・・・
お医者さんの横に先生の住まいがあってそこに有名私立学校に通ってる子女が帰ってくる姿を見ると ああ、先生も学費を一生懸命稼がんとなあ・・・ とかも思いますしね・・・・
いいんですよ、それはそれで。誰だってそうですから。
ただね、ひとこと言わせてもらうと・・・「お金取ってもいいんですよ。ただね、検査して診断して薬投与してお金とるんじゃなくて 治してお金取ってちょうだい!」
そう思いません?
沐浴するウ~ル~。気持ち良さそう。最近では お風呂!っていうと自分で服も脱がずに風呂場に行くんですョ。
ただ、こういうことで この子に対する愛情が増すんですよ。だからある意味 ありがたいことなんです。
長い道のりですけどね、まだまだがんばりますよ!
---- 9月22日 通院のメモ ---------
その後、前の病院は行かず 9月22日 ステロイドに頼らないアレルギー治療 というPRで気になっていたペットクリニック・ゴトフで診察。 病院は福岡なので東京では月に一回2日間診察(予約)。
問診、皮膚スタンプ、耳の検査、炎症具合、乾燥、細菌など 診察。
脂質で脂っぽいが 毛はパサついており、酸性肌アレルギーとアルカリ肌アレルギーの両方の症状がある。首と腰の両方をダブルでエリザベスカラーを装着していたせいもあるのか、病変は少ない。とはいえアレルギーであれば炎症がもっとあるはず。
腰を指で押してチェックすると痛がるようなそぶりもあり、椎間板ヘルニアの要素もありかもしれないとのこと。痛いときと痒いときの仕草が犬は同じで痛いときも掻いたり、あるいは掻いているウチに肌が過敏になって継続的に掻くこともあるとのこと。 真因を探る必要がある。
とりあえず これから1カ月、今の肌の症状を抑える処置をしていく。(以下)
・内服薬は飲まない。もし特定な箇所を掻いたら塗り薬塗布(外用のステロイド+抗生剤)
・シャンプー・拭き取り・沐浴・保湿など毎日のケア(別途指導を受けた)
・食事の変更 →肌のケア(良い皮脂膜を作る)のため 現在のドライフードのアミノペプチドフォーミュラでなくphコントロール+低分子プロテインに戻す。肌のケアのためドライと手作り食をミックス。
比率・・・・ ドライを50%の量に減らし、タンパク質(とりささみやサーモンなど) 80g 炭水化物(白米など)150g 野菜(犬に悪い野菜を除く) )50g これに2ml/1日の支給されたオイル(魚油・亜麻仁油・ポーラージ油(植物油)のブレンド)を添加。 (主旨→ドライフードに含まれる悪玉の油が酸化皮脂膜を作る。これを避け、良質の善玉の油を与える)
・洋服を着せておくことで保湿できるので着せておく。
・背中を懐炉などで1日30分程度あたためる。(椎間板ヘルニアの痛み緩和)
・次回診察(10月20日)の1週間前からエリザベスカラーを外して来院のこと。(たとえ掻いても)