多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

「麻生総務相が靖国神社を参拝」

2005-04-23 00:39:45 | Weblog
http://www.asahi.com/politics/update/0422/009.html?t5

...という朝日新聞インターネット版の記事を見つけた。
Oh My God!という奴だ。

自民党の所属議員78人をはじめ、与野党の国会議員80人が22日午前、靖国神社を参拝した, という報を聞いたあとで、更に閣僚も靖国参拝である。
若干鎮静化しつつある中国の反日運動にまた火を点ける大暴挙である。
一体何を考えているのであろうか。あまりの反日運動に、政治家も何と党派超えて逆ギレ、ナショナリズムに火を点けられたのか? 仮に本人達にその意図はなくとも(いや、むしろ確信犯の可能性のほうが高いが)、これはかなり中国民に対しては挑発的に映ること間違いない。日本の新聞では、朝日が靖国参拝を書き立てている程度かもしれないが、米国のYahoo!あたりのサイトでは、ここ何日か、この日本人政治家の靖国参拝の可能性がトップ記事で連日掲載されていた。

それにしても冗談にしてはたちが悪い。何かの政治的深謀遠慮があってのことか。
日曜の補欠選への影響は?麻生の隣の福岡の選挙区では、山拓が政治生命賭けて戦っておるが、そこまで計算して脚を引っ張るタイミングも選んだのか? 少しは国益も考えよ。

小泉のオッサンが柄にもなくアジア・アフリカ首脳会議で、異例の過去の侵略行為に関する「お詫(わ)び」をしていたが、これも靖国参拝で吹っ飛ぶ勢いか。
経済界にとっては、事態収拾に向けてやっと小泉動いたか、中国ビジネス回復への手掛かり見つけ掛かったか、という矢先でこのデリカシー欠けた閣僚の靖国参拝では堪らんだろうな。同情。
今週末も中国人、また反日デモで大騒ぎ、ガス抜きできると喜んでいるか。 

これまでは、単に昔の日本人が帝国主義に酔い諸隣国に悪事働いてきただけ、教科書にも載らない歴史は知らないし、現代の我々は関係ない、みたいな立場の話も少なからずあったが、まあこうしてみると、歴史を顧みない愚劣なナショナリズムは現在も脈々と日本国民に生きているのことに気付く。
こんな政治家が平気で闊歩しているこの国、未熟で暴力的な隣国とは、どうも低レベルでのいい勝負やっている。どっちもどっち、という奴か。 こういう政治家選んだ国民も、また、同様に「そういうレベル」である、ということか。


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2 コメント

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驚愕 (シギー)
2005-04-23 18:56:58
いやあタイミングの悪さとセンスのなさに唖然とします。彼らの何かの信念があるのでしょうが。もう少しバランス感覚が欲しい。シギーのアドリブ雑談 http://blog.m.livedoor.jp/sjks1117/index.cgi
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不思議? (駄文オジサン)
2005-04-24 08:30:00
閣僚、国会議員の靖国参拝、思ったより新聞・TVの報道は少ないですね。政治的圧力が加わっているのでしょうか?中国側の騒ぎもあまり報道されてないようです。どうも日中両国で妙な管制が敷かれているような気がします。
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