多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

エンジン全開?

2005-01-06 01:21:31 | Weblog
本日は帰宅時間もほぼ12時。
まだ新年の勤務が初日で午前中で職場を引き揚げ、またお屠蘇気分で帰宅する人も多かった中、もうお仕事本番モードになってしまった。

いつも会社で仕事していると、いつも遅くまで残っている女性が居る。
営業担当の女性である。
日々自社のサービスを売るための営業活動に従事しているが、それを支える契約書の見直しや翻訳作業、顧客の要望に応える法務・税務などの問い合わせへの対応、海外拠点が担当するグローバルな大手金融機関の日本拠点に対するサービス条件の設定のためのコーディネーション、等等数え上げたら切りがないほどの仕事を抱えている。
どうも聞いてみると、この年末年始も1月1日以外は、12月31日も、1月2,3日も会社に来て仕事をしていたという。米国相手だと向こうは時差もあり、また新年も日本と比べて短いので、そうなった、と言っておるが、もうその根性・気力には脱帽。とても真似できません!

最近は、女性でも結婚・恋愛眼中になく、「仕事と結婚しているような」ワーカホリックな人が当たり前のように増えてきた。世間もそういった人達に対して偏見もなくなって来たのだろうが、自分の意思でキャリアを積み上げ、自活して行こうという考えは敬意の対象とせざるを得ない。

その彼女が本日新しいディールを獲得した。新年早々おめでたい話であり、祝福すべきことだ。
その顧客はかなり官僚的金融機関で、マンデートを出すまでには、相当数の難問・珍問を含めた質問を投げかけて来ており、その対応に彼女が苦慮してきたことを我輩も年末見てきた。色々とアドバイスを求められて、頼りにならぬ答えを返したこともあったが、特に廉価な価格で勝負に出てきた競合相手に勝てたことの意義は大きかったようだ。米国本社の営業のトップエグゼキュティブからは、この競争に勝て、と相当プレッシャーも掛けられていたようだが、良い答えが出て、良かったと同時に、我輩も大いに安堵した。

ひとつの商売を取ってもまた次の獲物を追う、という営業の哀しい性ゆえか、今晩も皆が帰ってからもひたすら仕事をしている彼女。
我輩も今日は少しまとめて片付けなければならぬ案件があり、やはり遅くなった。9時過ぎに朦朧としてきて、そろそろ帰ろうとしたが、今日取れたディールを祝してお祝い会でもやろうか、と彼女に声を掛けたら、途中で仕事をやめて応じてくれた。
ということで、2時間ほど近くのJazzがBGMに流れる蕎麦屋で一杯。
話題の殆どはやはり仕事の話であった、凄いなあ。
ちなみに、我輩が中生ビール2杯飲み干す間に、彼女は軽く5杯まで進んでおった。
マア取り敢えず、本日は良かったね、の一日であった。

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