~イトナンリルゥ~ 層雲峡山便り

2006年限りのはずが何故か続いてしまっています。2024は?
大雪山の開花や紅葉情報・登山道の様子等をお届けします。

開花状況(赤岳)

2006-08-18 14:48:34 | 開花情報
8/17の赤岳の開花状況です。
登山口:ウメバチソウ、ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ、コバノイチヤクソウ↓(種になりかけ)など。
樹林帯:ウメバチソウ、ミヤマホツツジ○↓、モミジカラマツ残花、ミヤマセンキュウ、ウサギギク↓、ミヤマアキノキリンソウ、アザミ、沢筋にタカネトウウチソウ蕾、アラシグサなど。

第一花園手前:ヨツバシオガマ↓、ハクサンボウフウ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、ウサギギク、ハイオトギリ、ミヤマリンドウ↓種なりかけ、チングルマ綿毛など。
第一花園:チングルマ綿毛、ハイオトギリ↑、ウサギギク、ミヤマアキノキリンソウ、アザミ、ハクサンボウフウ、シラネニンジン、ウメバチソウ、マルバシモツケ↓、タカネトウウチソウ(雨でクタクタだけど↑)、アラシグサ↓↓など。

第二花園入口:ヨツバシオガマ種になりかけ、ミヤマリンドウ種になりかけ、チングルマ綿毛、エゾコザクラ、ミヤマキンバイ、ミヤマイなど。
第二花園上:エゾコザクラ、ミヤマキンバイ、チングルマ花も綿毛も、ハクサンボウフウ、アオノツガザクラ蕾も↓も、ヨツバシオガマなど。

奥ノ平:チングルマ綿毛+花も少し、アオノツガザクラ↓、ウサギギク、アザミ、ヨツバシオガマ、エゾヒメクワガタ↓、ミヤマリンドウ↓、ハクサンボウフウ、エゾコザクラ、ウメバチソウ↑、ミヤマホツツジなど。

コマクサ平:クモイリンドウ、シラネニンジン↓、ムカゴトラノオ、コマクサが割と花が残る以外、残花も少なく、イワブクロ、チシマツガザクラ、チシマキンレイカなど、ほぼ種になりかけ。

第三雪渓下:ミヤマアキノキリンソウ、アザミ、ウサギギク、ハイオトギリ、ウメバチソウ、ヨツバシオガマ↓、ミヤマリンドウ↓、タカネトウウチソウ↑。
中間:ハクサンボウフウ、アオノツガザクラ↓、エゾヒメクワガタ↓、タカネトウウチソウ、イワギキョウ、チシマクモマグサ、チングルマ綿毛など。
上:チングルマ綿毛、イワギキョウなど。

第四雪渓手前:ミヤマアキノキリンソウ、アザミ、ウサギギク、ウメバチソウ、ミヤマリンドウ↓、ヨツバシオガマ残花、イワギキョウなど。
第四雪渓:チングルマ綿毛、ハクサンボウフウ、エゾヒメクワガタ↓、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラ↓、ミヤマリンドウ↓、ウサギギク見頃、アザミ↑など。

赤岳まで:エゾイワツメクサ残花、チシマツガザクラ↓、ウスユキトウヒレン↓、ヒメイワタデ穂(種子なりかけ)、エゾノマルバシモツケ残花、イワブクロ残花わずか、コマクサ残花など。
赤岳の先のクモイリンドウは、よく見ると小さい株がポツポツ広がっているのがわかるけれど、まだパッと見て目立つ程ではない。

この日、印象的だったのは、第三雪渓、第四雪渓手前の、ミヤマアキノキリンソウ+アザミ+ウサギギク+ウメバチソウの秋の花の群落と、第四雪渓脇の、ハクサンボウフウ+エゾヒメクワガタ+ヨツバシオガマ。エゾヒメクワガタは雨のせいで花も少し落ちてしまっているし、ヨツバシオガマはいつもの年よりあまり目立たない気もするけれど、広がる白いハクサンボウフウの中の一部だけれど、白、紫、ピンク小さな群落は、清楚な風情。

全体に常に目につくのは、チングルマの綿毛と、イワギキョウの花と、草地ではハクサンボウフウが、いい感じになって来ました。
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