YZW店長のSpecialStage

日々の出来事や思った事など書いてます。

レプリカのはじまり?その1(セリカ・デルタ)

2006-05-05 03:53:12 | Weblog
今ではレプリカカーが一般道を走る光景は普通に感じてしまって
いるのは私だけ?
ショップを始めたきっかけを書きたいと思います。

旅行代理店に勤め営業周りをしていた時に立ち寄ったF1ショップ
(当時はベネトンショップ)のオーナーさんの人柄に魅力を感じ、
誘われるまま旅行会社を辞めF1ショップの店長として新たなスタート
をきったのがもう14年前。
F1ブーム全盛の時期で、F1グッズは何を出しても売れていた時代
でした。

当時私はセリカST162に乗っていましたが(最初に購入したST165
は1年で廃車)、F1の他にWRCにもすごく興味を持ち、
当時のGr.Aのセリカやデルタに感銘を受け、いつかはこんなカラーリング
の車を街で乗る事を夢見ていました。

WRCショップが誕生したきっかけですが、ベネトンチームがF1に参戦して
いた時代、A.ナニー二というイタリア人ドライバーがヘリの事故で片腕を切断
するという事故に遭いF1界を引退したのですが、なんと翌年にDTM選手権
にてアルファー「MARTINI」でレース界に復帰。
「MARTINI」(ワインで有名)の日本代理店に出向きMARTINIに関するグッズ
やウェア、販促品等の販売契約を結びF1雑誌にナニーニ選手の復帰を祝って
MARTINI商品を紹介したところ、F1ファンに発信したつもりでしたが殺到した
問合せのほとんどがランチャデルタオーナーの方々で、
(当時、WRCはMARTINIカラーのランチャデルタが常にトップに君臨
していました。)
その時出合ったのがデルタオーナー、現在のカラーリング施工職人桑○氏でした。

桑○氏のデルタを初めて見た時にカッコイイステッカーが貼ってあり、
私はスグに「このステッカーどこで買ったの?」と聞いたところ、ウチが看板屋
だから自分で作ったと聞き、とっさにステッカーを頼んでいました。
試しにステッカーも販売したところスゴイ反響・・・。

その時に思ったことは、F1に限らずWRCのグッズやウェア、ステッカー等
探している人が世の中には沢山いるのではないかという事です。

その後とった行動は、TTE・RALLYART・PRODRIVEなどへ営業!
とてもやりがいのある仕事で、
特にTTEではウェアデザインの依頼も受けデザインもしました。
又、D・オリオールがTTE(ST185)にてチャンピオンを獲得し、
日本人初のTTEワークスドライバー岩瀬選手がサファリで4位入賞した年
に日本で記者会見が行なわれましたが、関係者として控え室でドライバーの
方達と一緒にいれた時は夢のようでした。

その時、初めて本物のST185セリカ(ワークスカー)も間近で見る事が
出来、ますますレプリカを作ることの夢が膨らんだ瞬間を思い出します。

こうしてF1ショップだった店も徐々にWRCショップへと変わっていきました。

つづく・・・



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