森井教授のインターネット講座(神戸大学大学院工学研究科教授 森井昌克)

1996年から2009年3月まで朝日新聞に連載してました森井教授のインターネット講座のネット版(もどき)です。

今度はTBSラジオ出演

2004年10月29日 17時27分08秒 | Weblog
27日はTBSの朝のTV番組に出演でしたが、今度は夜のTBSのラジオ番組に出演いたしました。こちらのほうは研究室から電話越しの生出演です。番組は午前0時から1時までの夜な夜なニュースいぢり X-Radio バツラジです。「大人の夜の時間の番組」だそうです^^; お題が「素数」というきわめて硬い話題だったので、どうしようか???研究の話をしても良いのだろうか???でしたが、そんな心配はまったくなく、お気楽な内容になってしまいました^^; 素数の話から、逸れて行って、ほとんど連想クイズのように、素数→味の素→素麺→素人→素人AV??? といった具合です。また、出させてください ==>プロデューサさん^^;

TBSはなまる出演

2004年10月27日 21時49分23秒 | Weblog
「20日にTBSの取材を受けました」と書きましたが、本日放送された「はなまるマーケット」でした。その中の「情報流出が招く新型詐欺」でコメントしています。取材は、厳密にはTBSではなく、港区三田の某所で行われ、台風23号が東京に近づく昼前から正午過ぎまでの1時間強行われました。今度はぜひスタジオで^^;

コンピュータセキュリティシンポジウム2004

2004年10月23日 13時08分35秒 | Weblog
昨日まで札幌に出張しておりました。表題のシンポジウムに参加のためです。情報セキュリティ関係のシンポジウムですが、年々、内容が面白くなってきています。理論的な内容に加えて、実践的な内容も多く、参考になります。そうそう、そこで発表させていただいた研究室関係のの論文で、2件、学生論文賞を頂きました。感謝申し上げます。

================================================================
イベント依存モデルによる不正アクセス被害予測とそのシステム構築
◎蓮井 亮二(徳島大学)、白石 善明(近畿大学)、森井 昌克(徳島大学)
================================================================

================================================================
サーバに秘密情報を保持しないP2P向けオフライン認証プロトコル
◎細谷 匠(近畿大学)、福田 洋治(徳島大学)、白石 善明(近畿大学)、
  森井 昌克(徳島大学)
================================================================

TV取材

2004年10月20日 22時38分45秒 | Weblog
台風の中、徳島から羽田へ向かい、都内で一仕事を行ってきました。今日はTBSの取材です。録画取りで、内容は秘密です。27日(水)に放送される予定だそうです^^; 結構、有名な番組です。見た方はぜひ、コメントなど頂ければ幸いです。

誕生日プレゼント

2004年10月18日 18時16分54秒 | Weblog
まもなく、誕生日なのですが...(なんと2E歳なってしまいます)、研究室の学生さん達から誕生日プレゼントを頂きました。一つは、「お札でできた貯金箱」、それに、「月の土地権利書」、そして「超音波メガネ洗浄器」と「スリッパ」です。後者2つは実用的で(学生さんはよく観察しています^^;)、前者2つは志向をくすぐります。

貴文さんと浩史さん(その2)

2004年10月15日 10時41分18秒 | Weblog
今、羽田のラウンジにいます。ちょっと時間調整です。そこの置かれてるスポーツ紙の見出しにも「アダルト問題視(正確には、アダルトサイト問題視、とかかれているのですが、常套手段でサイトという文字を極小さくしています)」と掲げられています。”堀江社長ピンチ”ということだそうです。

昨日のニュースでの、今日の新聞紙上でも見せていただきましたが、三木谷さんが賢いのに対して、堀江さんは「正直」です。お二人の会社は両者とも、インターネットの利用を核にした会社です。言わば、「新しいコミュニケーション手段」を武器に事業をなしえているわけですが、その中でコンテンツの内容を完全に制御することは不可能です。自動車会社が「私のところが販売する車では、絶対、どんな小さな犯罪に関わる人もものも載せません」と約束するようなものです。

三木谷さんは「青少年の育成に支障のあるコンテンツは排除する」と言っていることは正しいです。排除する努力をしているのであって、排除を保障はしていません。他方、堀江さんは、同じように排除すると言っているのですが、正直に「そんなことは保障できない」と正直に言っているわけです。

お二人の性格をあらかじめ考慮した質問で、想定どおりの答えが返ってきたということは誰かの思い通りになったのかもしれません:-)

シグネチャ(署名)の疑問

2004年10月15日 02時07分28秒 | Weblog
唐突ですが、私の署名(シグネチャ)は

%%% _/_/ _/_/ _/_/_/_/ _/_/_/_/ _/ _/森井昌克@徳島大学工学部知能情報
%% _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 工学科 TEL.088-656-9446, FAX 656-7487
% _/ _/ _/ _/ _/ _/_/_/ _/ _ http://www.netwave.or.jp/~m-morii/
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 〒770徳島市南常三島町2-1 *********
_/ _/ _/_/_/_/ _/ _/ _/ _/All good things must come to the end
I know what I like,and I like what I know;getting better in your wardrobe

です。古き良き^^;インターネット時代の名残りです。その署名で、よく、質問を受けます。まずは、"All good things must come to the end"というフレーズです。直訳すると、「どんな良いことも終わりがある」ということですが、ニュアンス的には、「名残惜しいが…」という意味です。まあ、TNGの最終回の題目ですが^^; 次の行は秘密です。

#スペースが詰められて、シグネチャが潰れるようです(;_;)

大阪 vs. 東京

2004年10月12日 23時50分09秒 | Weblog
埼玉で7人、神奈川で2人、今日は同時に集団自殺がありました。また、マスコミさんはインターネット等の関連性を問題にしています。インターネットを利用したのは間違いないでしょう。だからと言って、インターネットを否定的に報道するのは止めてほしいものです。さて、その話は辛辣になりますから、置いといて…

おれおれ詐欺が依然として問題になっています。その被害ですが、東京と大阪では10倍ぐらい被害件数が異なるそうです。東京のほうが大阪の10倍です。人口比を考慮しても、圧倒的な有意差です。いわゆる大阪のおばちゃんたちは、「そんなアホな…」で話を始めるので、引っかかりにくいという説がありますが、事実はどうなのでしょう? まあ、大阪のおばちゃんのほうがコミュニケーションに優れていて、「おれおれ詐欺」の情報を共有しているからでしょうね。

貴文さんと浩史さん

2004年10月11日 19時22分35秒 | Weblog
先週末は台風で、また東京に封じ込められてしまいました。台風のたびに、出張できなかったり、都内に取り残されたりしています。

巷では、台風のごとく、ライブドアと楽天が球界という文字通りグランドで戦っているようです。最近、TVでも言われだしたように、ライブドアと楽天が何もグランドで戦う必要はなくって、仙台と言う地域の争奪戦はあるにしても、どちらも参入させれば良いでしょう。一時、「インターネット企業ごときが...」みたいなことをいう人もいましたが、さすがになりを潜めました。でも、それほど「野球界」って大層なものなのでしょうか??? 「エイターテイメント」なのですから、もっと気軽に考えてよいでしょう。それとも、相撲界のような「伝統的国技」だと考えているのでしょうか?

よく思い出してみれば、昔は、「あんなものは....」と言われた映画会社が競って球団を持っていましたし、ゴルフ場経営者だって、球団を持ってました。いつから大層なものに変わってしまったのでしょう?

と、球界の話しは熱くなりますから、冷ますことにしまして、そのライブドアと楽天さんの話しです。両者ともそのトップが築き上げたベンチャー企業です。

堀江さんが考える人(社会人)とは、きっと「実力のある人」ということなのでしょう。その考えが「社長からのメッセージ」として書かれています。「新しいことをどんどんやらされるところ」というのは常に前進のみという姿勢がよくわかります。その反面、「猪突猛進」ではなく、「営業(経営)」的センスがその制御として必要と言っているところは、「儲かればよい」(一時的に、金さえ入れば良いと言うことでは決してないのでしょう)という裏打ちになっています。

三木谷さんですが、やはり同じような「社長からのメッセージ」で、淡々と、「こうして成功してきたのだ!!」、というようなことを書いています。教科書的なことを書いているわけですが、最後の部分で、「ビジネスは最高のエンターテイメント」と定義しています。ビジネスのプロを目指せ、というのは良くわかるのですが、何かストレートな理念的なものが欠けている気がします(もちろん、三木谷さんはそれを持っているから成功したのでしょうけど)。まあ、堀江さんのほうが「やんちゃ」な感じで、「インターネットだなぁ」という気がするのは私だけではないでしょう^^;