森井教授のインターネット講座(神戸大学大学院工学研究科教授 森井昌克)

1996年から2009年3月まで朝日新聞に連載してました森井教授のインターネット講座のネット版(もどき)です。

第337回 ネット上の迷信

2006年05月17日 18時19分49秒 | Weblog
本来、このブログは、朝日新聞徳島版連載インターネット講座を補足する資料として開いたのですが、まったく関係ない話題も半分以上の割合になっています。とはいえ、インターネットとは何がしかの関係あるテーマばかりですが... たぶん、前回の 阪神タイガース の話題も?

朝日新聞徳島版のホームページではここに一覧が掲載されています。この時点での最新記事は、「第337回 ネット上の迷信」です。思わせぶりなタイトルですが、いろいろな示唆を含んでいます。記事のほうには直接的には書いていないのですが、「思わせぶりな記事」「明らかに論調を誘導していく記事」も多いと言うことです。ネットで書いているから正しいわけではないのは当たり前ですが、さも正しい記事のように書いている うまいなぁー と思わせる記事も増えています。

ところで、この第337回の内容ですが、「常識のウソ」をテーマにしています。現実社会でも、常識だと思われていることで、結構、正しくないことも多くあります。紙面の例に挙げた佐世保市医師会のページもそうです。ネットの世界でも幾つかあるのですが、それを取り上げています。 いろいろな意味(良い意味と悪い意味)で「常識」が通じない時代になろうとしているのでしょう。

阪神タイガースin新神戸

2006年05月14日 23時23分45秒 | Weblog
先週末は東京出張だったのですが,いつものように新幹線で新神戸から東京へ向かいました.朝,改札を入って,ロビー(待合室?)で寛いでいると,改札口で大騒ぎになっています.ふと見ると,なにやら大勢のカメラを手にした人たち(新聞,雑誌のの記者の様な方もおられましたが)に混じって,それ以上の 黄色い旗が... なびいています. セパ交流戦で,福岡へ向かう 阪神タイガースの選手の一団が新幹線に乗車するところでした.改札口まで走って人垣を乗り越えて見ればよかったのですが,大人しく?しておりました.それでも,
今岡選手久保田投手が目の前を通り過ぎましたが...

取材される側の仁義

2006年05月13日 23時26分31秒 | Weblog
最近,注目しているテレビドラマは,フジテレビの トップキャスター です.なかなか内容的に実があるテレビドラマとなっています.きっかけは...天海祐希のファンだからなのですが^^; 初回では,何げなく張ってあったスローガン: 「明日やろうはバカやろう」 は 良い言葉 です.

番組中でも取材する場面が多いのですが,取材する側ではなく,される側の 仁義もあるのです.もちろん,被害者,加害者といった取材ではなく,ある事件や事柄についてのコメントや意見を求められる取材です.

同じ事柄を何社からも取材,つまりコメントを求められるときがあります.それはほとんど同じコメントを繰り返すのですが,例えば,先に取材された内容に関する原稿を執筆して,それが他紙に掲載される予定の場合,その原稿と完全には重ならないようにコメントしなければならず,その必要はないのかも知れないのですが,仁義として守っています.

さらにシビアなのは,例えばテレビのVTR撮が終わっている場合,それが放映されるまで,その内容について話さないのは当然なのですが,その話題に関係するようなコメントは差し控えるということも守っています.なかなか,仁義を守るのは大変です.

第335回 ハードディスクの常識 朝日新聞徳島版インターネット講座

2006年05月10日 00時04分03秒 | Weblog
昨日,祝! HD誕生50年 ということで,記事を書いたわけですが,先週のインターネット講座は,ハードディスクの常識です.

i-Podが初期のコマーシャルで,それを首にかけて一心不乱にダンサーが踊っていましたよね.あれは,HDの常識を打ち破ったことの象徴なのです.少しオーバーに言うとですが.

HD生まれて50年、ウイルス生まれて20年

2006年05月08日 22時09分59秒 | Weblog
今年は、ハードディスクが生まれて50年の節目の年です。「遅い、うるさい、潰れやすい、その他諸々」と言われ続けて50年ですが、いまだデータ蓄積媒体の花形です。かなり半導体メモリにその地位を脅かされていますが、容量がそれにも増して贅沢に使われるようになったために安泰な地位を守っているのでしょう。2GBのSDメモリが安価で手に入る時代です。ほんの10年前だったら、HDとしても十分な容量ですから。20年数前の学生のときなどは、アルバイトを重ねて、やっと20MBのHDを買えたのですが、今では... 

ところで、コンピュータウイルスも、今年は生まれて20年の成人式です。ウイルスの成人式を過ぎてから、Antinnyのように、より悪事を働くようになって手が付けれません。世界初のコンピュータウイルスは、どこで生まれたかと言うと、これが「パキスタン」なのです。ウイルスの歴史だけで、一つ本がかけるわけですが、初期のウイルスは、 ブレインとかミケランジェロというなかなか カッコ良い名前だったのですが、最近は「山田ウイルス」だとか「ぬるぽウイルス」だとか、少々、カッコ悪いです。確か、日本発のウイルスも80年代末には誕生していたのではないかと思いますが、日本で最初に話題になったウイルスは1992年に出た「???(名前忘れました)ウイルス」で、感染すると、エディタで作った文書の最後に  「ふ~じこちゃ~ん」 と付けられてしまうものです...それだけです。日本らしいです。

ボイジャー計画

2006年05月06日 23時32分54秒 | Weblog
ちょっと思い立って,ボイジャー計画を調べてみました.やはり詳しいことはウィキペディアのここに任せるとして,急に改めて調べた理由は,講義に必ず ボイジャー1号を例に出すからです.「通信工学」での情報伝送の例として,深宇宙通信だとか100億キロ以上離れたところとの通信の難しさの例として取り上げます.

7億キロ離れた木星や40億キロ離れた海王星のきれいな映像を送ってくるわけですが,どのようにして送ってくるのかと言う例です.携帯電話でさえ,数Kmしか電波が届かない(ではどうして,離れた携帯電話でつながるのかと言うことは,また講義で話すのですが...)のに,どうやって40億キロ離れたところの電波で,きれいな映像を映すのかという疑問に答えます.

ボイジャー1号は今も航行しており,太陽系外に出て,はるかかなた約150億キロ離れたところを飛んでいるのですね.なんと電波が地球に届くのに13時間もかかります.星間探査機なんですよね.

インターネットが社会を変える..ビジネスを変える..

2006年05月04日 00時22分49秒 | Weblog
6月7日(水)13:30~15:00の予定で,川西南公民館(兵庫県川西市)にて 講演を行ないます.題目は,

 インターネットが社会を変える..ビジネスを変える..

です.いわゆるインターネットの入門や便利な使い方ではなくて,ビジネス寄りの話をしたいと考えています.奮ってご参加下さい.