森井教授のインターネット講座(神戸大学大学院工学研究科教授 森井昌克)

1996年から2009年3月まで朝日新聞に連載してました森井教授のインターネット講座のネット版(もどき)です。

何処でもカメラ

2006年11月25日 01時00分46秒 | Weblog
エマーソン・レイク&パーマーと言えば、いろいろと思い出があり、中学生のときの音楽の授業で、誰かが(顔はしっかりと覚えているのだが名前を忘れた)、彼らの「展覧会の絵」というアルバムを持ってきて、聞かせたのですが、その強くてはまってしまいました。Keith Emerson もさることながら、Carl Palmerのスティックさばき、スティックを頭上に投げて受け止めると言うパフォーマンスが印象に残っているのですが、こちらはもっとスゴイです。

  Top Secret Drum Corps

近々、きっとテレビでも取り上げて、来日してそのパフォーマンスを見せてくれるでしょう。いまや情報はマスコミさんよりも、BlogやSNS、さらにyoutubeのようなネット媒体が一早くその芽を出しています。

話は変わって、株価でもGoogleの一人勝ち状態で、彼らのサービスが世の中を動かしてる、一頃のマスコミのようです。youtubeの一シーンが世界的な話題に結びつくことも多く、そのyoutubeもご存知のようにGoogleの傘下です。センサーネットワークという研究分野もあるのですが、今はまさに、携帯電話を使ったセンサーセットワーク社会にある意味で突入しています。いつでもどこでも何でも、携帯電話のカメラで動画として撮影し、すぐにネットに載るのですから。載ったと同時に勝手に編集作業が始まり、「あっ」という間にニュースが出来上がります。

  「 警官が学内でUCLAの学生をテーザー銃で打つ  」

という事件も「あっ」という間に広まり、今までの数多くのテーザー銃で市民が打たれる映像が再度注目を集めています。例えば

  「 WOMAN GETS TASERED 」

とか。UCLAの学生の事件も、誰かが映像を撮っています。

  「 UCLA Student Tasered by Police in Library 」

日本でも一億総カメラマンになって、いつでもどこでも事実上、監視されているのでしょうね。