森井教授のインターネット講座(神戸大学大学院工学研究科教授 森井昌克)

1996年から2009年3月まで朝日新聞に連載してました森井教授のインターネット講座のネット版(もどき)です。

凌霜会で講演: 身近なネット社会と楠公さん

2006年11月08日 22時01分10秒 | Weblog
季節の変わり目と言うよりは、不順な天候で体調も優れない日が続いていましたが(こういうときに限って、忙しい...ストレスが溜まります^^;)、やっと復調してきました(demodulateのほうでなく)。早朝から大学に行って、事務局への提出物を整え、それからすぐに湊川神社へ向かいました。湊川神社はご存知のように「楠公さん」とも呼ばれ、大楠公を奉る神社です。まあ、最近は「大楠公」といっても、わからない人がほとんどかもしれません。南北朝時代の楠正成このことです。私は、この「大楠公」と縁が深いのですが... といっても、単にお参りにいったのではなく、そこで講演を行うのが目的です。

縁が深いといっても子孫、あるいは血縁であるかは自信はありません。母方の家の祖母や大祖母が、それらしいことを言っていたような記憶もあるのですが... 母方の家は大楠公ゆかりの地の出身です。

で、湊川神社に行ったのは凌霜会という、神戸大学の経営、経済、法学部を中心とした社会科学系学部、大学院、そしてその前身である旧制学校の同窓会なのですが、その凌霜会が主催する午餐会(1388回)で講演をさせて頂きました。100名を超える方々が参加されていました。午餐会ですからメインは食事に合わせての同窓生の親睦なのですが、熱心に聴いていただきました。講演後の活発な討議というか質問を頂き、参加されている方々の大半が昭和30年代前半の卒業生とは思えないぐらい(失礼)、エネルギッシュで、神戸大の社会科学系学部の卒業生の底力を改めて思い知らされました。