かねてから栽培したかったブルーベリーを植える、植えて2年ほどから収穫でき、樹木も大きくならないし、なにより害虫の心配がなく手がかからないので家庭菜園にはもってこいの果樹だ。ただ他家受粉性であるため1本だけでは受粉せず、いろんな品種をたくさん植えるほど収穫が増える。

暖地なので、やはり育て安くて多収穫なラビットアイ系のみにしぼって10品種を植える。こちらは3年生もので左から、バルドウィン、ティフブルー、ブルーシャワー、ホームベル、ラヒ 、ウッダード。
バルドウィン、ティフブルーは露地植え育苗なので成長が良く樹高は120cm程、ブルーシャワー、ホームベルは樹高1m弱、すでに紅葉が始まっている、同じ3年生ものでも、ラヒ 、ウッダードは挿し木した時のままの小さなポット育苗なので生育が良くない。

こっちは2年生苗、左から、デライト、ノビリス、パウダーブルー、ブライトウェル、いずれも樹高40~50cm程。

ブルーベリー栽培で一番大切なのは土壌が酸性でないと生育しなことだ、また根が非常に細く繊細なので通気性が良くかつ保水性のある土壌も必要、それで普通はピートモスを使って土壌を酸性(PH4.5~5.3)に変えて栽培する。これはどこの園芸店でも売っている非常に細かい繊維のピートモス。

上記の細かいピートモスだけだと1年ほどで分解されてしまってその後通気性が悪くなるので、この北海道産の長繊維ピートモスを混ぜて使うといいらしい。

ブルーベリーは浅根性なので、ピートモスを一面にまいて浅く耕す。

さらに植え穴にもピートモスを投入して土と半々程に混ぜ合わせる、ピートモスだけだと通気性が悪くなり根腐れを起こしやすいらしい。

樹木の根とは思えないほど細く繊細なブルーベリーの根。

スペースが限られているので、少し狭いが60~70cm間隔で植えつける、3年生苗。

2年生苗。

水はけを良くするために畝高に植えつけたので、乾燥防止に草マルチを全面に施しておく。
