もし、あらゆる野菜と果物の中で
”何がいちばん好きか”と聞かれれば
文句なく
”カンカン照りの真夏に食べる、よ~く冷えたスイカ”
だと答えるだろう
カンカン照り スイカ食べたくなりましたか? (笑)
そんな大好きなスイカだから
6月中下旬から8月下旬まで長期間食べたいので
時期をずらして3作型栽培する
と言っても、6月中下旬に収穫となると
2月下旬ごろには、温床で種まきして
ハウス内で育苗をする必要があるのだが
いくら好きとはいえ、そこまでしたくないので
1作型は苗を購入して、4月中旬に植え付ける
だから今回蒔くのは7月中旬ごろから収穫する
2作目になる
スイカの発芽温度は、25℃~30℃と
野菜の中でも最も高く
この時期でも温床ヒーターを使って
発芽させる必要がある
品種はカメハメハという種をまく
カメハメハと言えば
ハワイの王様とか、ドラゴンボールを連想するが
ユニークな名前をつけて売り上げを
伸ばそうとする意図だろうが
そんな安易な根端にのるものか!
ハッハッハッハ・・・
え、すでに乗っからされている(笑)
ま、というよりも
このスイカの大きさが3~3.5kgというから
大玉と小玉という範疇しかないスイカも
トマトのようにミニ、中玉、大玉と3種類分けされるなら
これは中玉スイカの部類になるので
そこに惹かれてしまったからだ
10㎏もの大玉では
冷蔵庫がいっぱいいっぱいになってしまうし
2㎏程の小玉では少しもの足りない
種苗メーカーも名前で人目をひくのでなく
”中玉スイカ”を強調して売り出せば
売り上げを伸ばすかもしれないのに
次の3作目は4月下旬に蒔く予定
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スイートコーンはキャンベラ90という品種
スイカと同じく発芽温度が高いので
やはり温床ヒーターで発芽させる
スイートコーンの本当に甘い収穫期間は短かいので
こちらも蒔く時期をずらして、3作で50程栽培する
昨年も50程植えたのだが
収穫前にアナグマにすべて食べられてしまった
その後アナグマは捕獲機で一匹だけだが捕らえた
まだアナグマはこの辺に2~3匹いるのだが
今年はスイートコーンを植える畑の周囲を
1m以上のフェンスで囲ったのでたぶん大丈夫だろう
と思う。。。
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この畝は、2月15日にジャガイモを植えつけ
地温を上げて早く萌芽させるため
透明マルチで覆っておいた
すでにマルチの中で出た芽が
あっという間に成長し
葉がマルチで圧迫されている
もしこれが黒マルチだったら
ここまで成長せずに
もやしのようになっていただろう
マルチを破くと
圧迫されていたとは思えないほど
元気な葉が飛びだしてきたので
一安心
88個の種芋を植えて
すべて萌芽していた
品種はアンデス赤
名前にアンデスとついているが
南米のアンデスとは関係なく
隣県の岡山でずっと作られ続けられていた在来種
外観が赤く、中は黄色で
ホクホクで男爵よりもおいしく収量も多い
おいしいだけでなく一番の特徴は
休眠期間が短いので
春と秋の二期作ができること
もうかれこれ十数年
種芋は自家採種したものを使い続けているが
病気になったことがない
もちろん連作障害を出さないように
3年以上は同じ場所で連作しないようにしている
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そのジャガイモの奥にあるこの菜の花は
食べきれなくて残ったカブの花
ナバナの菜の花は
すでに散ってしまったが
こちらは今が満開
もし、いちばん好きな花は
何かと聞かれれば
畑に咲いた
早春の菜の花
と答えるだろう