活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

タバコがストレスを作っている?

2007年12月07日 | Weblog


あなたは普段、ストレスを感じていますか? あなたのストレス解消法は?

現代は「ストレス社会」と呼ばれるようにストレスに溢れています。厚生労働省の調査では、6 割以上の労働者がストレスを自覚しています。ある程度のストレスは体が吸収してくれますが、過剰なストレスはこころや体に悪影響を及ぼしかねません。


趣味に没頭したり、おいしいものを食べたりして気分転換することで、私たちはストレスをコントロールしています。では、タバコを吸うとストレスは解消されるのでしょうか?

    「タバコには4000種類もの有害物質が含まれ」ていて「ニコチンは代表的な有害物質」であることについては、ご存じの方も多いと思います。でも、「ニコチンの罠」については余り知られていません。今回は、ニコチンとストレスの関係をご紹介しましょう。


タバコを吸うと、体の中のニコチン濃度は一気に上昇します。その後、徐々に低下し30-40分後には離脱症状(イライラ・落ち着かない)が自覚されます。これは喫煙者にとっては、「日常生活のストレス」に「ニコチン切れによるストレス」が加わった状態です。ここでタバコを吸うと何が起こるでしょうか?そう、ニコチンが補充されて「ニコチン切れによるストレス」が解消されるのです。では、「日常生活のストレス」は?残念ながら何も変わりません。つまり、「日常生活のストレス」レベルに戻るだけなのです。


 このことを、脳波を使って説明しましょう。喫煙者の脳波は、タバコを吸っていない状態で非喫煙者より遅くなっています。(脳波が遅い、というのは脳の働きが低下し、ストレスが蓄積した状態です。)それが、タバコを吸うと一時的に速まって非喫煙者と同じレベルにまで回復するため「ストレスが解消された」「頭がスッキリした」と感じられるのです。


わかりやすく言うと、喫煙者はタバコが作った「ニコチン切れのストレス」をタバコで解消しているだけで、非喫煙者と同じストレスレベルに追いつくのがやっとなのです。なんだか空しいですね。

「食後の一服だけはやめられない」という喫煙者の声をよく聞きます。おいしい食事は、満腹感を伴うのでストレス解消効果が高いです。もちろん、食事は喫煙者のストレスも解消してくれますが、食事中にタバコを吸えない場合、「ニコチン切れのストレス」は貯まる一方です。食後にタバコを吸うと、ニコチン切れのストレスも解消されるので高い満足感を得られます。食後の一服をやめられないのはそのためです。

 では、喫煙者は一生「ニコチン切れのストレス」から抜けられないのでしょうか?

心配はいりません。

 禁煙経験のある方ならおわかりでしょうが、離脱症状が特に強くて辛いのは禁煙開始後3日間です。3日経てば脳波が非喫煙者と同じレベルに戻って「ニコチン切れのストレス」とお別れです。右のグラフを見てください。点線は「調査開始時」に禁煙を始めたグループの平均的ストレスですが、半年後と1年後には明らかにストレスが改善しています。


喫煙者の皆さん、タバコで解消できるのはタバコが作ったストレスだけですよ。次の一本を吸うときには、そのことをちょっとだけ思い出してみてください。


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固体マイナス水素イオン健康法:http://tinyurl.com/2056r2