ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

造反議員を処分

2005-10-30 | Weblog
この決定に関しては、「遅い」「甘い」「不公平」と納得のいかないことが多い。

まずは「遅い」。

処分するのであれば、1回目の採決の直後。
それを選挙後の数合わせか、ピエロとしてか、ダラダラと先延ばしにしていた。
「確固たる信念」があるのなら、「サッ」とやって欲しかった。

次に「甘い」。

今回の処分で、除名処分は1人だけで、「離党届」を提出すれば除名は免れる党員も多い。
「離党」出来るということは「復党」もできるということだ。
過去にも、不祥事等で「離党」したハズが、
気がついたら「復党」していたという代議士も少なくない。

復党しても「窓際」に追いやられる可能性は高いが、
それでも、復党への含みを持たせている処分に納得がいかない。

そして「不公平」。

衆参で処分の内容に差があり過ぎるように感じる。
同じように「反対」して、この差は何だろうか?

最後に
今回の件で、まず思うことは、
「党の方針に従わなかった党員を責める前に
党内をまとめきれなかった執行部の責任はどこにいったのか?」
ということ。

自党の調整すら出来ていないのに、無理やり採決に持っていった
今回の手法に疑問を感じる。
「民営化」自体に反対する党員は少ない。
キチンと調整をすれば、こんなことにはならなかったように感じる。

もしも
「一連の騒動から総選挙への流れ・結果」が総理の想定内だとしたら
「小泉マジック」としか言いようが無いが...。


野呂田氏に除名処分、離党勧告は野田聖子氏ら27人

 自民党党紀委員会(委員長=森山真弓・元法相)は28日、
先の通常国会で党議拘束に反して郵政民営化関連法案に反対票を投じた59人のうち、
処分未決定だった50人について審査した。

 その結果、今特別国会の首相指名選挙で
小泉首相に投票せず、同法案の採決も欠席した野呂田芳成・元防衛長官を、
最も重い除名処分とすることを全会一致で決定した。

 先の衆院選で党公認を得られずに出馬した平沼赳夫・前経済産業相、
野田聖子・元郵政相ら26人と、衆院選で国民新党の亀井静香・元建設相を
応援した亀井郁夫参院議員の計27人が、除名処分の次に重い離党勧告となった。
10日以内に離党届を出さなければ除名処分となる。

 27人のうち14人は離党届を提出済みで、この日受理された。
残り13人も離党届を提出する見通しだ。

 郵政民営化問題をめぐる除名・離党勧告処分は、21日に除名が決まった
綿貫民輔・元衆院議長ら新党組9人と合わせ、計37人になった。
これほど大量の除名・離党勧告処分は初めてだ。

 平沼氏が特別国会でも同法案に反対したにもかかわらず、賛成に転じた
衆院議員と同じ離党勧告だったことについて、森山委員長は
「(首相指名選挙などで)党の方針にすべて反対かどうか考慮した」としている。

 亀井郁夫氏を除く参院議員19人は、衆院選で党公認候補以外を応援した
中川義雄、田中直紀両氏が党員資格停止1年(処分執行を2年間猶予)となった。
残る17人は、党の役職停止1年(同)という比較的軽い処分にとどまった。

 衆院選に立候補しなかった熊代昭彦・前衆院議員ら3人は戒告処分となった。

 一方、党紀委の審査対象ではない、通常国会で同法案に
棄権・欠席した20人については、武部幹事長の職権で28日、戒告処分とした。
(読売新聞) - 10月29日2時0分更新

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 野呂田氏に除名処分、離党勧告は野田聖子氏ら27人
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