ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

園児の列に車突っ込む

2005-10-29 | Weblog
園児の列に自動車が突っ込むという事故が起きた。

ドライバーの運転ミスが原因だが、
私も車を運転する機会が多く「明日は我が身」だと感じる。

大事にならなかったのが「不幸中の幸い」だ。

この事故で、まず一番に思ったことは子どもたちの心のケア。
幼児期の精神的ショックは、後々「トラウマ」になりやすい。
そこは「本業」の「保育士」なので、十分なケアをお願いしたい。

それと、
「園外保育の安全性」について、もう一度考えてもらいたい。

園外保育で、保育士2人で園児36人を見るというのは、少し心細い。
せめて、あと一人はつけてもらいたかった。

また、
「右側通行を指導していた」為に
「若干広い、歩道がある左側」より「狭い、白線のある右側」を選択し、
尚且つ、横断歩道が無い所を渡ろうとした保育計画に無理は無かったのだろうか?

園外は園内に比べて危険度が高い。
たとえ100%安全を確保していても、車が突っ込んできたら防ぎようが無いが
「出来る限りの危険を回避する努力」をお願いしたい。

また、
ドライバー側も、運転には十分気をつけてもらいたい。
私も含めて、改めて「凶器を持っている」自覚を持って運転したい。


園児の列に車突っ込む、37人重軽傷

 27日午後1時10分ごろ、静岡市清水区の市道で、乗用車が道路脇にいた
保育園児の列に突っ込んだ。園児ら37人が市内の病院に搬送され、
女児3人が重傷を追った。静岡県警清水署は、乗用車を運転していた同区の船員
矢野彰容疑者(59)を、業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。
現場は片側1車線の緩いカーブで横断歩道はなかった。
同容疑者は「猫をよけようとして左にハンドルを切ったら突っ込んだ」
と供述している。

 キー、ドカンという大きな音に続いて子供たちの悲鳴が響いた。
小さな靴が散乱し、園児数人が白い乗用車の下敷きになって泣き叫んでいた。
運転していた男は「猫をよけようとしたらぶつかってしまった。ごめんなさい」
と頭を下げ、おろおろするばかりだった。

 病院に搬送されたのは、第二ふたば保育園の女性保育士(23)1人と
4、5歳児クラスの男児16人と女児20人の合計37人。
県警によると4歳と5歳の女児3人が足の骨を折るなど重傷。
残る34人は軽傷だという。
園児らは別の女性保育士(23)1人を含む計38人で、
静岡県立美術館で行われている展覧会を見るため、徒歩で向かう途中だった。

 現場は、住宅街を通る片側1車線の緩い上り坂で幅約6メートル。
保育園からは約150メートルで横断歩道はなく、道路の反対側に草薙神社がある。
周辺は信号が少なく、市内に向かう車の抜け道になっているため、交通量は多い。
道路の反対側には縁石のついた歩道があるが、園児たちが歩いていた側は
白線を引いた幅約80センチの路側帯しかなかった。

 市川忠義園長(62)は「神社の境内を通るために、車が途切れるのを待って
横断しようとしていた。(歩道を通らなかったのは)普段から右側通行を
指導していた」と説明した。車は進行方向左側の石垣にぶつかった後、
園児らをなぎ倒した。

 矢野容疑者は調べに対し「右から猫が飛び出してきたので、よけようとして
反射的に左にハンドルを切ったら突っ込んでしまった」と供述している。
外出先から帰宅する途中だったという。

 駆け付けた近くの住民や通行人4~5人が、車を持ち上げて後ろにずらし、
下に挟まれていた園児らを助け出して救急車を呼んだ。
近くに住む男性は「頭を切って血を流したり、車の下で泣き叫んだり、
意識を失っている子もいた。生きてもらいたいと必死だった」と話した。
近くの女性(62)は「車の下に園児の靴が6個ぐらい散らばっていた」
と恐ろしそうに話していた。
[2005/10/28/09:38 紙面から]

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