ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

野田聖子代議士 賛成へ

2005-10-10 | 政治・行政
先の郵政民営化関連法案に反対票を投じて
衆議院選挙には無所属で出馬・当選した野田聖子代議士。

9日岐阜市で会見を開き
11日に再び行われる採決に「賛成」すると発表。

「...。」

先の選挙では、自民・民主・共産各党公認者と
「無所属・野田聖子」は
郵政関連法案反対を前面に押し出し戦ったハズだ。
結果
「個人・野田聖子」は
岐阜1区の民意を反映して当選した。

しかし、選挙は自民党の圧勝で終わり
造反議員の存在価値自体がなくなってしまった。

賛成の理由として自民党圧勝の結果を受けて
「法案が完璧なものでなくても、
民営化のスピードを上げろという国民の声として理解した」
と説明している。
確かに、国会議員は国民の代表だが、
彼女は小選挙区から立候補・当選したハズだ。
・岐阜1区の民意は何処へ行った?
・「野田聖子」に投じた1票は何処へ行くんだ?
と感じる。

国民をバカにするにも程があるが、
9日の会見で説明責任を果たしたと思っているのか
自身のHPの更新も一時停止したままだ。
最低でも、
岐阜1区の人たちを納得させてからにして欲しい。

また、会見の中で、
法案可決が確実で反対する意味が無いと言うような事も発言していた。
だからこそ、反対票を投じる意味があると思う。

賛成しようが反対しようが大勢に影響が無いのなら
今後のことを考えて「賛成」しようという
保身の為の政策転換と考えてしまう。

これも、
・中途半端な飼い殺しで選挙後の数合わせに利用しようとした政党
・自らは離党・新党結成もせず、所属政党の顔色を伺う政治家
との腹黒い探りあいの副産物かも知れない。

確かに、国会議員1人を当選・活動させるためには
多くの人々(殆どがボランティア)の努力が必要だ。

議員1人の判断によって、周囲の人たちは一喜一憂する。
秘書は場合によっては職を失うこともある。
相当なプレッシャーがかかっていることは承知している。

しかし、
政治家としての信念・責任・志はどこへいった!!!