「矢上台遺跡」(慶応大学矢上キャンパス)

          

 新聞で慶応大学の矢上キャンパス内建設予定地で60軒近い竪穴住居跡が見つかったと報道されていました。日吉一帯は高台なので、この手の遺跡はいくつかあるのですが、弥生時代の遺跡としては全国的に見ても大規模な密集地域とのことです。

 3月5日(土)の10時から現地見学会があるというので娘と見に行ってきました。

 矢上キャンパスといえば秋の「矢上祭」の最終日に花火が打ち上げられるので家族で見に行っているのですが、打ち上げ会場のグラウンドの周辺です。ご高齢の方を中心に100名を超えるファンが集まっていました。


          

 1~3世紀の弥生時代の後期のもので、この後は分散して小集団で住居を構えるようになったので、千軒を超える密集地域となっているのは珍しいとのことでした。



          

 一角にひときわ大きな住居跡があるのが特徴で、集団の中から有力者が生まれ始めたことが伺えるそうです。


 現地でいろいろと解説してもらえると全くの素人でも当時の様子、大きな流れが理解できてとても勉強になります。とりあえず現場に出掛けてみるもんですね。




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