「スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート」




 最近はトランペット、テナーサックスといったジャズの主役よりも、ピアノ、ベース、ドラムスといったリズムセクションを楽しむようになりました。1950年代の黄金時代ではマイルズ・デイビスと共に演奏していたレッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズなどです。

 その中でも特に夢中になっているのが、ピアニストのウィントン・ケリー。音は控えめなのですが、粋にスイングします。音楽に乗れる、酔えます。
 数少ないリーダー作もいいですが、1959年から1961年頃のマイルズとの共演盤、1960年代のウェス・モンゴメリーとのライブなど最高です。
 持っていなかったモンゴメリーとのニューヨークのハーフ・ノートでのライブ盤を購入しました。これまで聴いてきたジャズ・ギターはなんだったのかという位にこれぞジャズというスイング、愉悦があります。魅力的な快作。

 ジャズには脇役、サポートメンバーの音楽に耳をすます楽しみがあります。少しずつですが、更にジャズの深みにハマっていきます。





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