プーです。
先日の元恋人同士のお別れ報告記事はいかがでしたでしょうか。
今後どうなるかはわかりませんが、1からやり直すつもりです。いなくなって初めてわかる、Nobiの存在の大きさ。思い知らされてます。仕事中も運転中も、いきなり泣き崩れそうになるよ。甘酸っぱいぞ俺、34歳。
自分の恋愛について書かれたブログなんて、他人様には全く面白くないという事はわかっているので、恋愛とは関係ないテントについて。「野営なんて興味無いし」っていう大多数の人々を突き放す内容です。Nobiさんも読み飛ばすでしょう。
今月、会社の研修で、岳沢に雪上訓練に行ってくる。テントで1泊するのだが、プーが持ってるのはジャックウルフスキンの3人用巨大テント。ものすごくレア。日本に何張りあるんだろう。あきらかに車やバイクで運ぶ事を前提にしている大きさと重さ。畳んでも、ロールマットと同じ大きさなのよ。ザックに入らないって。広くて快適でいいんだけど、背負って山歩くのは不可能。
つーことで、彼女と別れたし新しいテントでも買おうかと。いや、テントで生活するとかじゃなくて。
職場に売るほどテントがあり、実際に売っているわけなんだけど、選択肢が少ない。
売れ筋ナンバーワンは、やはりアライテントのエアライズシリーズ。
軽量で風に強い。設営も簡単。実績もあるテントなので、売りやすい。まさに鉄板テントなのです。
そして、プロモンテのVLシリーズ。
エアライズと重量・サイズ・価格があまり変わらない対抗モデル。出入り口がサイドの大きい面にあり、大きく開けるので出入りがラク。
普通に考えると、どっちかになるのよね。確かにどっちもいいテントよ。お客さんにも自信もってお勧めできる。
でもねー。とても良いモデルなだけあって、みーんなこれ使ってるのよ。天邪鬼なプーさんが、みんなと同じの買うわけないじゃないですか。
それにね、なんだかエアライズとかVLって、かっこよくないのよ。全く面白みがないのよ。長い時間をかけて熟成されたモデルなだけあって、信頼できるけど「これ欲しい」という物欲をくすぐらない。
というわけで、鉄板モデル2つはいきなり候補からはずします。
そして挙げてみた候補が、モンベル。
昔は「モンベラー」と呼ばれたモンベル好きのプーであります(現在はユニクラー)。うちの店に来る営業の女性もなかなか素敵なのです。クロノスドームが安いし水色が綺麗なんだけど、山岳用ではなくキャンプ用って位置づけな気がする。ちょい重いし。やっぱモンベルならステラリッジです。
アライやプロモンテと比べ、持っている人がグッと減るんだけどいいテント。モンベルの変に実用主義的なところ、でもなんとなく垢抜けているところが出てると思う。「山屋」の匂いがしないのがいいね。
「やっぱモンベルよねー、展示会ではカレー食べ放題だし。」と思いながら、ネットで色々検索してたら、出たよ!
やっぱ、ノースでしょ!
ブルフロッグ23。まず、フレームが3本ってとこに萌える。こういう普通じゃないフレームの構成っていいよね。古くは、モンベルのキーバテントとか格好よかった。
それに、ノースのテントって持ってる人見たことない。ノースっていうと、遠征隊とかにサッカーボールを半分に切ったようなテントを提供してる印象があって、「ノースのテントは硬派過ぎて普通の人は所有できない」と思ってたんだけど、普通の値段のもあるのね。
というわけで、急にノースのテントが欲しくなっています。職場の上司に「なんでノース?」と聞かれ、「格好いいからです!」と言ったら呆れられました。えー、でも格好いいって重要じゃない?
話を戻して。
今日、仕事中に面白い事があって、「帰ったらNobiに話してあげよう」ってぼんやり考えた自分。すぐに、「帰っても猫がいるだけ」という現実に打ちのめされ、頭の中に、2人の部屋でいろんな事話していっぱい笑った思い出が雪崩のように押し寄せてきて、嗚咽しそうになった。
何ヶ月か時間を戻してください。彼女を世界一幸せにしますので。