
NEON BIBLE(2007)/The Arcade Fire
ジ・アーケイド・ファイヤーはカナダ、モントリオールで結成されたのクロスジャンル・オルタナ。「NEON BIBLE」は、グラミーでも「最優秀オルタナアルバム」にノミネートされるなど大絶賛されたファーストアルバム「Funeral」から約2年、2枚目のアルバム。今年3月に発売された「NEON BIBLE」カナダ、アイルランドでアルバムチャート1位、UK、アメリカでは2位。日本版の発売は調べたけど判らん!未定ってことか?メンバーは7人、Win Butler&Regine Chassagneの夫婦とWinの弟William Butlerがメインのメンバーです。

NEON BIBLE
パンクのもつ荒削りなビートにメロディーを変調しながら繰り返すミニマリズム、センチメンタルな旋律に津波のようなオーケストラサウンド。弦楽器、パイプオルガンやアコーディオンの明るい旋律に、ふにゃふにゃしたヴォーカル。ふにゃふにゃしているのですが、芯は一本通ってます。インディ・ロックの原始的なエネルギーを残しつつも、そこに知性(弦楽器やホーンといった交響曲的要素)を加えたユニークなサウンドは聞けば聞くほど個性的です。ヴォーカルスタイルやサウンドはトーキング・ヘッズ、中期のデヴィッド・ボウイを思い出させますね。実際にデヴィッド・ボウイ自身が彼らの熱狂的ファンなのは有名です。この2ndは、少々ソフトでインディ感溢れるファーストアルバムよりアグレッシウで、メロディはさらに明るく、全体に統一感がある感。また、メンバーの個人的な体験から「死」をテーマとしていた前作に対し、こちらは戦争や宗教、世の中の不条理のようなもう少し大きな範囲での「パーソナル・マター」をテーマにしている様に感じます。抽象的な歌詞なのに、寒気がするような怖さのある、独特な世界です。「NEON BIBLE」とは、歌詞やコンセプトサイトを見るとオンラインやTVで布教されるキリスト教系新興宗教のことかな?かなりキリスト教(というか教会ですね)に批判的です。
アートワークに非常に凝っていることもこのバンドの大きな特徴。アルバム中インナーはパラパラ写真になっていますし。オフィシャルサイトの完成度の高さは、類を見ないほど!クラシックなイラストとあちらこちらに隠されたアクション&遊び心が、このバンドのコンセプト(クラシックとインディ・ロックの融合)を見事に体現していますので、是非訪れてみてください。正直こんなサイトが作れたら、としみじみ思ったptdでございます。雰囲気はフランス語圏モントリール出身、という文化的背景からくる影響も感じられます。このアルバム「NEON BIBLE」のコンセプトサイトもマルチメディアに興味のある方は是非。

The Arcade Fireオフィシャルサイト
「NEON BIBLE」のコンセプトサイト
前作からのPVですが、新作PVが見つからない(上記コンセプトサイトは一種PVなんですね・・)ので、紹介します。
彼らの世界観を一目で理解できますので。オフィシャルサイトにもVIDEOを見るところがあるのですが、なぜか隠しサイトになってます。
(Jeremyのページで、全員の頭を沼に沈めると、一人沼から顔出すのでそいつをクリック!)

テリーギリアム的アニメが可愛い。
Neighborhood #1 (Tunnels)

アニメと曲が融合。この曲は一番好きな曲です。
Neighborhood #3 (Power Out)
ジ・アーケイド・ファイヤーはカナダ、モントリオールで結成されたのクロスジャンル・オルタナ。「NEON BIBLE」は、グラミーでも「最優秀オルタナアルバム」にノミネートされるなど大絶賛されたファーストアルバム「Funeral」から約2年、2枚目のアルバム。今年3月に発売された「NEON BIBLE」カナダ、アイルランドでアルバムチャート1位、UK、アメリカでは2位。日本版の発売は調べたけど判らん!未定ってことか?メンバーは7人、Win Butler&Regine Chassagneの夫婦とWinの弟William Butlerがメインのメンバーです。

NEON BIBLE
パンクのもつ荒削りなビートにメロディーを変調しながら繰り返すミニマリズム、センチメンタルな旋律に津波のようなオーケストラサウンド。弦楽器、パイプオルガンやアコーディオンの明るい旋律に、ふにゃふにゃしたヴォーカル。ふにゃふにゃしているのですが、芯は一本通ってます。インディ・ロックの原始的なエネルギーを残しつつも、そこに知性(弦楽器やホーンといった交響曲的要素)を加えたユニークなサウンドは聞けば聞くほど個性的です。ヴォーカルスタイルやサウンドはトーキング・ヘッズ、中期のデヴィッド・ボウイを思い出させますね。実際にデヴィッド・ボウイ自身が彼らの熱狂的ファンなのは有名です。この2ndは、少々ソフトでインディ感溢れるファーストアルバムよりアグレッシウで、メロディはさらに明るく、全体に統一感がある感。また、メンバーの個人的な体験から「死」をテーマとしていた前作に対し、こちらは戦争や宗教、世の中の不条理のようなもう少し大きな範囲での「パーソナル・マター」をテーマにしている様に感じます。抽象的な歌詞なのに、寒気がするような怖さのある、独特な世界です。「NEON BIBLE」とは、歌詞やコンセプトサイトを見るとオンラインやTVで布教されるキリスト教系新興宗教のことかな?かなりキリスト教(というか教会ですね)に批判的です。
アートワークに非常に凝っていることもこのバンドの大きな特徴。アルバム中インナーはパラパラ写真になっていますし。オフィシャルサイトの完成度の高さは、類を見ないほど!クラシックなイラストとあちらこちらに隠されたアクション&遊び心が、このバンドのコンセプト(クラシックとインディ・ロックの融合)を見事に体現していますので、是非訪れてみてください。正直こんなサイトが作れたら、としみじみ思ったptdでございます。雰囲気はフランス語圏モントリール出身、という文化的背景からくる影響も感じられます。このアルバム「NEON BIBLE」のコンセプトサイトもマルチメディアに興味のある方は是非。

The Arcade Fireオフィシャルサイト
「NEON BIBLE」のコンセプトサイト
前作からのPVですが、新作PVが見つからない(上記コンセプトサイトは一種PVなんですね・・)ので、紹介します。
彼らの世界観を一目で理解できますので。オフィシャルサイトにもVIDEOを見るところがあるのですが、なぜか隠しサイトになってます。
(Jeremyのページで、全員の頭を沼に沈めると、一人沼から顔出すのでそいつをクリック!)

テリーギリアム的アニメが可愛い。
Neighborhood #1 (Tunnels)

アニメと曲が融合。この曲は一番好きな曲です。
Neighborhood #3 (Power Out)
ご無沙汰しております、こんばんは。
記事を読んで、気になってオフィシャルサイトに行って来ました。
とても綺麗なサイトですね。
ただ、見れば見るほど怖い気分になるのは何でしょう。
特にアルバムのサイトは衝撃的でした。
音楽も結構好きそうです。でも月曜日の通勤電車で聞いたら酔いそうです(苦笑)
そんなダークさもありつつ、遊び心もあるサイトなのでちょっと遊んできます。
いえいえこちらこそご無沙汰しております!
そちらにはCROSSBEATとROCKIN'ON読んでからお邪魔するつもりです。
>とても綺麗なサイトですね。
>ただ、見れば見るほど怖い気分になるのは何でしょう。
>特にアルバムのサイトは衝撃的でした。
この凝り様は一体?
暗い水面で泳いでるこのヒトたちは何者?
ただならぬ気配を感じていただけましたか。
音や歌詞も含めてかなり不思議でユニークなバンドです。
ダークで一種呪術的なものも感じますが、絶望的ではないのです。
今回しっかり聞いてみて、
このバンドにミュージシャンのファンが多いのが判ったような気がします。
>月曜日の通勤電車で聞いたら酔いそうです(苦笑)
ああ判ります(爆)。朝は単純明快な音楽がよろしいかと。
ではでは~
5011さんやc.mamaさんの所にお邪魔してて、そちらからうかがいました。
「オフィーリア」!素敵ですよねぇ。
私は日本にやってきたときに観に行って口開けたまま見とれてました(笑)
このバンドのオフィシャル・サイトなど見てきました。
ほんとに凝ってて綺麗で素晴らしい!
人頭もぐら叩きとかで遊んできました。
PVもいいですね。
なかなか個性的なバンドで興味津々です。
ケルト方面のこととかイギリス映画とか
ツボにハマってしまい長居しちゃいましたよ。
すっかりファンです(笑)
ちょくちょく遊びに来させていただきまーす!
>「オフィーリア」!素敵ですよねぇ。
素敵ですよね~この蒸し暑さが和らぎます・・・ひんやりとした空気感があるんです。この絵、野鳥とか野の花とか、まるで図鑑なみに描き込んでありますよね!
>このバンドのオフィシャル・サイトなど見てきました。
ミュージシャンやブランドののサイトで凝ったflashサイトは沢山あるのですが、
このサイトは色やアートワークのセンスがいいのですよね。
半人半鳥、マシュマロ上げようとすると逃げるんです・・・
>ケルト方面のこととかイギリス映画とか
>ツボにハマってしまい長居しちゃいましたよ。
中途半端な知識と独断に満ちた内容で、お恥ずかしいです・・・!
>すっかりファンです(笑)
それはありがとうございます!ご期待に添うようがんばります~
これからも宜しくお願いいたします。
nbmさんの所へもお邪魔致しますね。