ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

Twitter論:その2「Twitter=人間もbotも共存する理想世界」

2010-05-11 22:18:32 | 雑記:odds & bits
前回は少々小難しいTwitter論だったかも。今回はもう少し簡単に。

<情報の細分化が生む、Twitterの平等な世界>
余分な枝葉がそぎ落とされ、140字で発信されるがゆえに、ツイートは発信者の有名、無名に関わらず極めてシンプルな、差の無いものとなる。つまり情報は細かくすればするほど、クオリティが等しくなる。そこで差の出るのはツイート自体の面白さや情報の重要さ。もちろん、そこに個人的な発信者への思い入れという付加価値は付いてくるが。
そこで極めて特殊なのがbotの存在。Twitterで言うbotとは通常自動処理を行うプログラムのこと。リプライで占いを返すプログラムやアニメのキャラクタのせりふを配信するプログラムなど、いろいろなタイプが存在する。限られた文字数で配信されることで、それがbotであろうとリアルの人間であろうと気にならず、全て等しく扱われる。高度なリプライ機能を持つbotであってもそれは実在の人間では無いのだが、それが違和感無く受け入れられる世界がTwitterなのである。Botも人間も等しく扱われる理想の世界、それがTwitter。そしてそれはセカンドライフやRPGの様にオタク以外の人に敷居が高いものではなく、あくまでアナログの延長上に位置する、お手軽な仮装世界なんだ。

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