ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

サイキック・バイオレンス:・ストリッパー殺人事件(1998)

2006-06-22 20:36:23 | 映画:カール・アーバン
HEAVEN(1998)

 ちょっと変わったバイオレンス映画、というのが最初の印象。主人公は建築設計しているロバート(マーティン・ドノバン)が、ストリップバーのオーナー(リチャード・シフ)とギャンブルをし、ひどい目にあう話。そこにサイキックのストリッパーや、別れた奥さん、奥さんの恋人の精神科医など癖のある連中がからみ・・・準主人公として映画のタイトルでもあるヘブンというおかまちゃんが重要ポイント。このおかまちゃんが、美しくないし、大柄だし、うわっなんだ?と思わせておいて、けなげで可愛いのです、これが・・・はっきり言ってこのヘブンが主人公。彼女はサイキックで、未来が見えてしまうのですが、見たくないものも見えてしまいます。その能力を悪用しようとするオーナー。最後は酷い結末を迎えます。(かなり映像的に厳しい・・・グロい・・・)

←ヘブン。絶対おかまです。でも可愛くてけなげ。

 お目当てのカール・アーバンは、まだ幼さを残したお顔にぴかぴかの金髪で、ま、眩しい!ヘブンの幼ななじみ、ストリップバーのボディーガードのSWEEPER(スィーパー)役です。ヘブンに好意を寄せているのですわ。端役ですが、とっても印象に残る役で、やたら強い。片手で客の手をひねってタクシーに放り込むところなんか、「うそだろー」のシチュエーションですね・・・ちょっと格好つけ過ぎだって。あの口元をひねる妙な笑顔も見られます。彼がなぜSWEEPERと呼ばれるかは、最後に種明かし。こういう意味のSWEEPかよ・・・怖いって、この男!(SWEEPには掃く、あとかたつけ、モップをかける、拭くなどいろいろニュアンスがあります)ちなみに私の属するハッシュ・ハウス・ハリアーズでは、SWEEPERとは一番後ろを走って、脱落者を拾う(おそうじ役)ランナーのことを言います。

←この人血まみれのシーン多いですね・・・
←うへー。ノーコメント。

 カール君目当てでなければ絶対買わなかったDVD。カール目当てなら買う価値はあります。しかしあまり期待して見てはいけないかも知れません。最後にいろいろな謎が解け、ジグゾーパズルが適所にはまるような感じですね。グロいシーンが何度も見るにはちとキビシイ・・・

←おまけ。ここまで見に来たあなたは間違い無くアーバンファン。欲しい人リンクをクリック。
珍しく写真映りのいいカール壁紙

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画:カール・アーバン」カテゴリの最新記事