水晶髑髏祭り：インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(2008)

いまさらインディ・ジョーンズはないだろう！１８年も経って！しかも初日に見に行くなんて・・・気がついたらいつの間にか映画館に居たんですよね～？？スピルバーグ＆ルーカスそしてハリソン・フォードの黄金トリオで放つ元祖秘宝探しハリウッド大作。

大学で歴史を教える冒険家のジョーンズ教授（ハリソン・フォード）は、親友のオックス（ジョン・ハート爺）が誘拐されたと聞き、オックスの知り合いと言う生意気な青年（シャイア・ラプーフ）とともにメキシコへ。そこで彼らは「クリスタル・スカル」が秘密を握ることを知ります。オックスを誘拐したのは、スカルの秘密を狙う超能力研究者スパルコ同士（ケイト・ブランシェット）率いるソビエトの秘密組織。力を授けてくれるというクリスタル・スカルの秘密とは？


まだまだ現役？！

映画の内容に関しては書きません。典型的で、ストーリーをうんぬんする映画ではないと思うから。家族連れでもカップルでも、誰もが２時間楽しく過ごせればいい、というコンセプトで作られた映画ですから。そう、かつてハリウッド黄金期のご家族で見れる冒険ものといえばこのインディ・ジョーンズでした。１８年経って、今までのファンを満足させつつ、現代の目の肥えた観客をも満足させるって並大抵の事じゃないでしょう。ロッキーしかり、ダイ・ハードしかり。で、出来はどうだったかって？月並みでしょうか。あなたが初デートで、相手の趣味がまだ分らず、そこそこ面白くて当たり障りの無い映画を見たいのならおすすめします。


バイクのカーチェイスが見所の一つですね。シャイア爆走！！

レイ・ウィンストン様が出てた・・・悪役よもちろん。

しかーし！私の目当てはあろうことかお笑い担当シャイア・ラプーフ。はい、分ってます、ヤツ目当ては映画館広しといえど私くらいだったでしょう。シャイア演じるマットが出てくるととたんに映画は面白くなります。目が離せないというか、何するか分からないやんちゃ坊主的キャラクタで、やたら髪型を気にするところとかかなり笑わせてくれます。しかも剣でケイト・ブランシェットと決闘シーンなんてびっくりするほどかっこいいです。そしてあの猿のシーン！どれがシャイアなの？猿顔が同化して分りません！
そしてジョン・ハートが頭がおかしくなった教授役。この人お得意の、ボケ爺キャラ・・・元気に踊ったりして、私は安心しました。この人見ただけで満足です。それからやたら英国訛のキツいおっさんが出て来て、誰だっけこれ・・・レイ・ウィンストン様じゃあありませんの？！いやあびっくりした。しかしこの人、あまりに典型的な浅いキャラでがっかりしました。


シャイア・ラプーフ。はい、分ってます、ヤツ目当ては映画館広しといえど私くらいでしょう。

私は同じハリウッドアクション大作なら、トランスフォーマーやダイ・ハードのほうが好きです。でもシャイアを見たいのなら大おすすめです。次回はシャイア主役でお願いします。