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鳥取県人権条例可決

2005-10-14 17:50:27 | 人権擁護法案
人権擁護法案制定への露払いとして鳥取県議会で人権条例が可決されました。鳥取は人口の最も少ない県であり、人権擁護法案の次ぎに外国人参政権を認める法案が成立した暁に、支那朝鮮はこの県を乗っ取る積りなんではないかと勘繰りたくなります。

この条例の最大の問題点も人権擁護法案と同じく、表現の自由を侵害する可能性が非常に高い点です。特に個人の表現内容に着目して制裁を課することが出来る点が問題です。

外務省のHPによれば、「パリ原則」に基づき各国で制定された主要法令の中で表現行為を対象とするものは、アパルトヘイトの残滓一掃に取り組む南アフリカなどに限られ、欧米諸国では例を見ません。

表現の自由は民主政の過程を正常に機能させる基盤です。そして、人権は法律からも守られねばなりません。これは憲法上の要請であると同時に人類が現在到達しえた原理原則でもあります。法律による人権保障という観念は堕落の挙句、個人の自由を法律で制約する方向に容易に転嫁することを我々は歴史から学んだはずです。

石破茂(鳥取1区)はまともな議員だと思ってきたけど、やっぱりおかしいのでしょうか。こやつは人権擁護法案にも賛成のようですし。どの議員がまともなのか、ますます分からなくなっているというのが日本国の現在です。

≪関連エントリー≫
※ 国内人権機構:ハンドブック
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