バイオディーゼル

2018-06-17 10:08:58 | 日記
菜種油・ひまわり油・大豆油・コーン油などの廃てんぷら油を原油として燃料化プラントで精製して生まれる軽油代替燃料のことで、バイオマスエネルギーのひとつ。軽油車に改造なしで給油でき、排ガス放出量、即ち二酸化炭素の排出を大幅に削減することができるため、地球温暖化防止に役立つ。また、植物性の廃食油を使うので廃棄物リサイクルになり、地域循環型社会の構築に貢献できる。低コスト、保管しやすい利点がある。今、日本全国ではバイオディーゼル燃料とするバイオディーゼルバスが広がりつつある。

杉並病

2018-06-17 10:07:09 | 日記
1996年頃から東京都杉並区の都清掃局杉並中継所井草森周辺の住民が、視神経異常などの化学物質過敏症に類似した健康被害を訴え続けている問題。
杉並不燃ごみ中継所が原因物質の発生源ではないかという住民運動が起きている。「化学物質過敏症」の患者の大半はいわゆるシックハウス病症群と呼ばれる室内空気の汚染によるものだが、杉並の患者のように大気汚染が引き金となって集団発症したと疑われる事例は珍しい。大気分析では、アルデヒド類などが多く、クレゾールなどのような異臭が発生し、一般の都市の空気と異なり通常なら多くみられる石油系の成分が比較的少なく、杉並の空気の異様さを指摘している。
2000年になり、硫化水素が原因物質であるとの都の見解が出されたが、詳細は解明されていない。現在、国の公害等調整委員会に原因裁定の申し出をし審理中。

アイドリングストップ

2018-06-17 10:05:58 | 日記
信号待ち、荷物の上げ下ろし、短時間の買い物などの駐停車の時に、自動車のエンジンを停止させること。そうした行動を推奨する運動をさす概念としても用いられる。エネルギー使用の低減、大気汚染物質や温室効果ガスの排出抑制を主たる目的とし、アイドリングストップ運動という場合もある。
世界各地で行われており、スイス、ドイツ、スウェーデンなどの国、アメリカのニューヨーク市などにおいて、法令による規制が実施されている。日本では、1996年に環境省が提唱し、翌年4月に発足した「アイドリング・ストップ運動推進会議」により草の根の国民運動として進めてきた。
燃料費の節減にもつながることから、会社全体で取り組む例や、地方自治体で条例により不必要なアイドリングの禁止を謳う例(兵庫県)も見られる。
また、信号での停止時に、ギアをニュートラル位置に切り替えるなどメインスイッチを切らなくてもエンジンを停止できる装置も開発され、大都市の路線バスを中心に普及が進みつつある。
エコドライブ運動の主要項目であるが、夏季のカーエアコン使用時のアイドリングは停止しにくい。