風力発電

2017-01-11 15:55:31 | 日記
風力で風車を回し、その回転運動を発電機に伝えて電気を起こすシステム。回転軸が水平のプロペラ型と垂直のダリウス型等がある。風力エネルギーは無尽蔵でクリーンだが、気象によって変化が大きいため、他の電力との併用が必要。
欧米では、風通しのいい場所に多数の風力発電装置を並べる「ウインド・ファーム」方式と呼ばれる大規模なものが多いが、日本では、山岳地の山小屋に設置された小規模なものから、1基単独のもの、大規模な発電システムとして設置されたものまで、態様は様々(2002年度末現在で、小規模なものを除いて576基、発電量46.3万kw)。地球温暖化対策推進大綱(1992年3月)では、2010年までに、300万kWの風力発電導入を見込んでいる。
国産のクリーンということで温暖化対策等には効果があるものの、一方で、景観や野鳥など野生生物への影響、また、騒音などの問題があるため、自然公園内での設置をめぐって議論が分かれたが、環境省は、国立・国定公園特別地域内での風力発電施設の設置審査基準を示す自然公園法施行規則の改正を行い(2004年4月)、次のようにその取り扱いを明らかにした。

最新の画像もっと見る