微生物

2017-02-08 14:38:02 | 日記
肉眼では見えないような微少な生物の総称だが、大きさについて厳密な定義があるわけではない。藻類や原生動物など、単細胞・多細胞生物で細胞の機能や組織分化がほとんどみられない生物が代表的だが、細菌類や菌類、ウイルスを含む場合もある。
微生物は動植物の死骸などを分解するため、自然界の物質循環における重要な構成員となっている。病原体もあるなど、人間生活との関わりは深い。大腸菌をはじめとするいくつかの微生物は、成長が速い、代謝活性が高い、定量的な操作がしやすいなどの特徴から、医学や遺伝学などの実験材料として広く利用されている。

耐空証明

2017-02-08 14:36:42 | 日記
航空法に基づき、航空機の安全性について国土交通大臣が証明する制度で、航空機はこの証明を受けないと飛行できないことになっている。
国土交通大臣は、航空機の設計、製造過程及び現状について検査して、当該航空機が、安全性を確保するための強度・構造・性能に係る基準、騒音の基準及び発動機からの排出物の基準に適合しているかどうかを判断することになる。
なお、従来実施されていた「騒音基準適合証明」は、1997年の航空法の改正により廃止され、耐空証明制度に統合一元化された。

砂漠化

2017-02-08 14:35:40 | 日記
サバンナなどの草原によっておおわれていた年降水量が100~200ミリの半乾燥地域で、砂漠的な景観が拡大していく現象に限って用いるのが最も狭い意味での砂漠化である。一方、UNCOD(国連砂漠化防止会議)では、砂漠化を「土地に備わった生物生産力の減退ないし破壊であり、終局的には砂漠のような状態をもたらす現象」と定義した。また、国連砂漠化対処条約の第1条では、「乾燥、半乾燥、乾燥半湿潤地域における種々の要因(気候変動及び人間の活動を含む。)に起因する土地の劣化」であると定義されている。たとえ、当該地域への直接的なインパクトがなくても、地球温暖化に伴う大気循環の変動によって乾燥化が進むなどの要因ででも砂漠化は進行するから、将来の砂漠化の程度は生態系に関わる今後の多様な人間活動の如何で異なってくるだろう。最近は砂漠化を植生の退行現象あるいはそれをもたらす土地の劣化と同義語として使う場合もある。