ミネラル

2016-08-25 16:28:57 | 日記
ミネラルとはカルシウム、マグネシウムをはじめナトリウム、カリウム、塩素、リン、カルシウム、マグネシウム、硫黄(以上を生体必須ミネラルという)の他、亜鉛、鉄、銅、マンガン、コバルト、クロム、ヨウ素、モリブデン、セレン(以上を生体必須微量元素という)等の総称である。
おいしい水にはこれらが適度に含まれている(水質項目にある硬度とはカルシウムとマグネシウムのことを指す)。
地下水は土壌や地層を浸透あるいは通過しているうちに自然に浄化され、さらに炭酸ガスや土壌中の多くのミネラルが溶け込こんでいる。
また、ミネラルは水の味を左右するだけではなく、ビタミンなどと同様に栄養素としても重要な働きを持っている。例えばカルシウムを摂取しないと骨の発育に影響が現れる。亜鉛やヨウ素が欠乏すると味覚障害や甲状腺の機能低下が起こる。従って、健康を維持するためにはミネラルや微量元素を食物や水から必ず摂取しなければならない。

燃料電池自動車

2016-08-25 16:27:00 | 日記
 燃料電池を搭載し、燃料電池により発電した電力で走行する自動車。自動車用燃料電池では、燃料として水素が用いられ、水素と酸素を触媒により結合する過程で電気を発生させる。電気自動車の蓄電池部分が燃料電池に置き換えられ、圧縮水素タンクを搭載したものと考えればよい。エネルギー利用効率が高く、排出ガスがクリーン、圧縮水素はエネルギ-貯蔵効率が高いため、一回充填当たりの走行距離は、化石燃料使用の従来車と同等。既に、一部自動車メ-カ-から市販されているが、まだ、価格が高いという問題点がある。
 日本においては、将来の自動車技術の主流の一つとして有望視されており、研究開発、商品化が積極的に行われている。今後の課題としては、車両のコストダウンの他に、水素の全国供給体系の構築、水素の低コスト化、非化石燃料由来の水素の大量製造技術の確立がある。

三元触媒

2016-08-25 16:24:56 | 日記
自動車排ガス中の炭化水素(HC)と一酸化炭素(CO)と窒素酸化物(NOx)の3物質を酸化・還元反応によって同時に除去するための触媒である。ガソリンエンジン車の排ガスを処理するために開発されたもので、今日ほとんどのガソリン自動車に装備されている。
触媒の活性金属は、白金、パラジウム、ロジウムなどを主成分としている。この方式では空燃比(空気と燃料の質量比)が14.7の近傍で効率よくHC、CO、NOを除去するが、空燃比がこれより低くなると急激にCO、HCの除去率が落ちる。このように、ごく狭い範囲の空燃比でしか機能しないため、この技術が実用化され主流を占めるに至った背景には、触媒技術の進歩のほか、酸素センサ-と電子制御燃料噴射装置の開発によるところが大きいとも言われている。